最近、「電子書籍リーダーってどれを選べばいいの?」「KindleとKoboの違いがわからない」と迷う人が増えています。
漫画や小説、ビジネス書など読むジャンルも人それぞれで、モノクロかカラー、安さを取るか高機能を選ぶか
――判断基準が多すぎて、なかなか決めきれないのが現実です。
しかも「電子書籍リーダー=Kindle」というイメージが強い一方で、最近は楽天KoboやAndroid搭載のBOOXなど、多様な選択肢が登場。
PDFや自炊ファイルを読みたい人、目に優しい読書環境を求める人など、用途に応じた“最適解”が存在します。
この記事では、最新の電子書籍リーダーを徹底比較しながら、「初めての1台におすすめのモデル」「漫画や雑誌を快適に読めるカラー対応機」「コスパ重視で選ぶ軽量モデル」まで、わかりやすく解説します。
✅ 結論: 迷ったらまずは「Kindle Paperwhite」または「Kobo Clara BW」がおすすめ。
カラー表示や書き込みを楽しみたい人は「Kobo Libra Colour」や「BOOX Palma」も要チェックです。
目次
電子書籍リーダーとは?仕組みとスマホ・タブレットとの違い

電子書籍リーダーの基本構造と「電子ペーパー(E-Ink)」の特徴
電子書籍リーダーとは、電子書籍を読むことに特化した専用端末です。
最大の特徴は、「E-Ink(電子ペーパー)」という特殊なディスプレイを採用していること。
このE-Inkは、紙のように光を反射して表示を行うため、バックライトの強い光を直接目に浴びることがなく、長時間読んでも目が疲れにくいのがポイントです。
また、文字や画像が表示されたままほとんど電力を消費しない構造になっており、1回の充電で数週間使えるほどの省エネ性能を実現しています。
タブレットのようにアプリや動画機能は限られますが、そのぶん読書に集中できる環境が整っているのが魅力です。
スマホ・タブレットとの違い|目に優しい・バッテリー長持ちの理由

スマホやタブレットは液晶や有機ELディスプレイを採用しており、発光する光を直接目で見る構造です。
そのため、長時間の読書では目が乾きやすく、疲労を感じやすい傾向があります。
一方、電子書籍リーダーは外光を利用して反射的に文字を表示するため、紙の本に近い読み心地。日差しの下でも画面が見やすく、ブルーライトの影響も少ない設計です。
さらに、E-Inkは「ページをめくる瞬間」だけに電力を使うため、1回の充電で数週間持つバッテリーの持続性も大きなメリット。
SNSや通知に気を取られることもないため、「読むことに集中したい人」に最適なデバイスといえます。
電子書籍リーダーが「必要な人」「不要な人」
電子書籍リーダーが必要なのは、“本をゆっくり集中して読みたい人”です。
通勤中に小説を読みたい、寝る前に紙の本のような感覚で読書したい、目の疲れを軽減したい――こうした人には最適な選択肢になります。
また、防水モデルを選べばお風呂やプールサイドでも読書できるため、読書習慣がより自由になります。
一方で、「カラーで雑誌を読みたい」「アプリを使いたい」「SNSもチェックしたい」という人には、タブレットやスマホの方が向いている場合も。
つまり、電子書籍リーダーは“読書に特化した環境を手に入れたい人”にとってのベストデバイスです。
電子書籍リーダーの選び方|失敗しないポイント5つ

電子書籍リーダー選びで失敗しないためには、以下の5つの軸を押さえることが重要です。
- 画面サイズ
- カラー対応
- ストレージ
- 操作性
- 対応ストア
ここを理解しておくと、自分の読書スタイルにぴったりの1台を無理なく選べます。
① 画面サイズ(6〜10インチ)と用途の関係
電子書籍リーダーは一般的に6〜10インチ前後のサイズ展開があります。
6インチ前後は文庫本サイズで、小説やビジネス書などを片手で読むのに最適。持ち運びやすく、通勤・通学時の読書に向いています。
一方、7〜8インチ以上のモデルは漫画や雑誌など“見開き表示”に対応しやすく、1ページあたりの情報量も多くなります。
さらに、10インチクラスのモデル(Kindle Scribe・Kobo Elipsa 2Eなど)はPDF閲覧やノート書き込みにも対応し、資料や学習用途に向くのが特徴です。
つまり、どんな本をどこで読むか――その「読書スタイル」がサイズ選びの決め手になります。
② カラー対応 or モノクロ|漫画・雑誌・実用書で選ぶ

電子書籍リーダーは、従来のモノクロE-Inkに加えて、カラー対応モデルも増えています。
モノクロは文字主体の小説やビジネス書に最適で、画面のコントラストが高く、バッテリー持ちも優秀。
一方、カラー対応の「Kobo Libra Colour」「BOOX Tab Mini C」などは、漫画・雑誌・実用書・学習参考書など“色で構成される本”を快適に読めます。
ただし、カラーE-Inkはやや発色が淡く、白黒よりもバッテリー消費が増える点も把握しておくと安心です。
白黒で文字を楽しむか、カラーで情報量を取るか――用途に合わせて選びましょう。
③ ストレージ容量・SDカード対応の確認
電子書籍は1冊あたりの容量こそ軽いですが、漫画や雑誌を多く保存するとすぐに容量が圧迫されます。
そのため、最低でも8GB以上、できれば16〜32GBのモデルを選ぶと安心。
特にKoboシリーズやBOOXシリーズには、microSDカードスロットを備えたモデルもあり、外部ストレージで容量を拡張できます。
Kindleはストレージ固定型(8GB/16GB/32GBなど)なので、事前に「どれくらい本を保存したいか」を考えて選ぶのがポイント。
頻繁にクラウドからダウンロードするよりも、端末内にまとめて保存できるモデルの方が快適に読書できます。
④ 防水・軽量・ページめくりボタンなど快適性の違い

電子書籍リーダーを長く使ううえで欠かせないのが快適性。
最近のモデルでは、防水(IPX8対応)や軽量設計、ページめくりボタンなど、読書体験を向上させる工夫が詰まっています。
特に防水機能は、お風呂読書やキッチンでの使用にも便利。
ページめくりボタンがあると、寝転びながらでも片手で操作しやすく、「紙の本をめくる感覚」に近い快適さを味わえます。
また、軽量モデル(160g前後)は持ち運びや長時間読書でも腕が疲れにくく、読書習慣を続けやすいのも大きな魅力です。
⑤ 電子書籍ストア(Kindle/Kobo/honto/BOOX)の互換性に注意
電子書籍リーダーを選ぶうえで最も見落とされやすいのが、「どのストアの本が読めるか」という互換性です。
Kindle端末ではAmazonの電子書籍しか読めず、楽天Koboでは楽天ブックスのコンテンツのみ対応。
一方、BOOXシリーズのようにAndroidを搭載した端末は、Kindle・Kobo・BookLive・ebookjapanなど複数ストアのアプリを入れて利用可能です。
ただし、動作の安定性やライセンス上の制限もあるため、ストアをまたぐ使い方をする場合は注意が必要です。
複数ストア対応・Android搭載モデルの利点も紹介
Android搭載のBOOXシリーズやBigmeなどは、Google Playから各種電子書籍アプリをインストールできるのが最大の利点です。
これにより、「Kindle Unlimited」「楽天Kobo」「honto」「BookLive」「U-NEXT」などを1台で横断的に利用できます。
また、PDF・EPUB・自炊データ(ZIP)など幅広いファイル形式に対応しているため、自分でスキャンした書籍を読む“自炊派”にも最適。
「1台で完結したい」「仕事と読書を両立したい」という人は、Android対応モデルを選ぶことで利便性が大幅にアップします。
このように、電子書籍リーダーを選ぶ際は「読書スタイル」「用途」「対応ストア」の3点を軸に考えるのが鉄則です。
次は、実際に人気モデルを比較しながら、2025年最新のおすすめランキングを紹介していきます。
2025年最新|電子書籍リーダーおすすめランキング

電子書籍リーダー市場は、Kindle・Kobo・BOOXといった主要ブランドが次々と新モデルを投入し、用途や価格帯の幅が広がっています。
2025年はついにカラー対応モデルや書き込み対応モデルが主流になりつつあり、「読む」だけでなく「書く・整理する・楽しむ」時代へと進化しました。
ここでは、最新トレンドを踏まえて2025年におすすめできる電子書籍リーダーTOP5を厳選。
それぞれの強み・向いているユーザー層を詳しく紹介します。
第1位:Kindle Paperwhite(防水・高コスパの定番)

電子書籍リーダーといえば、まず名前が挙がるのがAmazon Kindle Paperwhite。
6.8インチの高解像度E-Inkディスプレイ(300ppi)を搭載し、紙の本のように読みやすい自然な表示が魅力です。
IPX8防水対応で、お風呂やプールサイドなどでも安心して使用可能。
さらに1回の充電で最大10週間持続するバッテリーを備え、通勤・旅行・出張などでも充電切れを心配せずに使えます。
フロントライトは24段階調整+暖色ライトに対応しており、夜間の読書でも目が疲れにくい設計。
容量は8GB/16GBモデルがあり、数千冊の書籍や数百冊の漫画を保存できます。
価格は約19,800円前後(セール時は14,980円程度)で、性能に対して非常にコスパが高い点が最大の魅力。
「初めて電子書籍リーダーを買う人」「モノクロ中心で快適に使いたい人」にとって、いまも“最も安定した選択肢”です。
関連記事: Kindle Paperwhite 第12世代レビュー|使って分かったメリット・デメリットとおすすめモデル比較
第2位:Kobo Libra Colour(カラー対応で書き込みも可能)

楽天Koboの最新ハイエンドモデル「Kobo Libra Colour」は、2025年に登場した注目のカラー電子書籍リーダー。
Kaleido™ 3 カラー電子ペーパーを採用し、漫画や雑誌、実用書などをフルカラーで表示できます。
色味は自然で目に優しく、反射光ベースのE-Ink方式なので長時間読んでも疲れにくいのが特徴。
さらに「Kobo Stylus 2」ペンに対応しており、PDFへの書き込みや手書きノートも可能。
勉強・資料閲覧・ビジネス用途にも活用できます。
防水(IPX8)・ページめくりボタン搭載・7インチの広い画面など、読書体験の快適さにも徹底的にこだわった設計です。
Koboストアと連携しており、楽天ポイント還元で実質価格を下げられる点も大きな強み。
価格は約36,800円前後と高めですが、カラー対応+書き込み対応を両立したバランスの良い1台です。
✅ こんな人におすすめ
- 漫画・雑誌をフルカラーで読みたい
- ノートやメモを取りながら使いたい
- 防水+ページボタンで快適に読書したい
関連記事:楽天Kobo Libra ColourとClara Colourを徹底比較!どっちが買い?カラー表示対応リーダーの違いとおすすめポイント
第3位:BOOX Palma(Android搭載の多機能モデル)
「BOOX Palma」は、スマートフォンのような形状をしたAndroid搭載電子書籍リーダー。
OSはAndroid 11を採用しており、Google Playストア対応で、Kindle・Kobo・BookLive・コミックシーモア・U-NEXTなどのアプリを自由にインストールできます。
6.13インチのE-Ink Carta 1200ディスプレイは高コントラスト仕様で、文字が非常にシャープ。
またスピーカー・マイク内蔵により、読み上げ・音声メモ・オーディオブック再生にも対応。
Wi-Fi/Bluetooth接続も安定しており、ワイヤレスイヤホンでの読書も快適です。
重量は約170gと軽量ながら、Snapdragonプロセッサを搭載しており、動作はサクサク。
ポケットサイズで片手操作もしやすく、**「スマホ感覚で電子書籍を読む」**という新スタイルを実現しています。
価格は約45,000円前後とやや高価ですが、Androidの自由度を考えれば納得の性能。
「複数ストアを横断したい」「自炊PDFも読みたい」「オーディオブックも使いたい」という上級読書派におすすめです。
第4位:Kindle Scribe(メモ・ノート対応の大型モデル)

読書だけでなく、メモ・ノート・資料管理もこなしたい人に最適なのが「Kindle Scribe」。
10.2インチの大画面E-Inkディスプレイを搭載し、付属のペンを使ってノートやPDFに自由に書き込めます。
300ppiの高解像度表示で、細かな文字や図も鮮明。
さらに「自動画面明るさ調整」「ウォームライト」「反射防止設計」により、紙に近い読書体験+高い視認性を両立。
書いたノートやメモはKindleクラウドと自動同期され、PC・スマホでも確認可能。
ビジネス書への注釈、講義ノート、資料レビューなどにぴったりの1台です。
価格は約47,980円(ペン付き)〜と高価ですが、「読む」「書く」「整理する」を一台で完結できる唯一のKindle。
文書管理や学習用途を重視するユーザーから高い評価を受けています。
✅ おすすめポイント
- ペン書きメモ・PDF注釈対応
- 自動バックアップ機能で安心
- Kindleストアとの連携がスムーズ
関連記事:Kindle Scribeは書き心地が最高。ただ欠点・デメリットも多いので注意
第5位:Kobo Clara BW(軽量&安価で初めての1台に)

「Kobo Clara BW」は、2025年に登場した新世代のモノクロ電子書籍リーダー。
Kobo史上最軽量の174gで、片手で長時間読んでも疲れにくいのが魅力です。
6インチの最新E-Ink Carta 1300ディスプレイを搭載し、従来よりコントラストが20%向上。
フォントがくっきり表示され、文庫・小説・ビジネス書を読むのに最適です。
「ComfortLight PRO」機能によってブルーライトを自動調整し、夜間読書でも目に優しい仕様。
また、IPX8等級の防水にも対応しており、お風呂読書デビューにも最適です。
価格は17,800円前後とリーズナブル。電子書籍初心者や、2台目の“持ち運び専用機”としても人気です。
✅ こんな人におすすめ
- 軽くて安いモデルを探している
- 小説・実用書メインで使いたい
- 初めて電子書籍を始めてみたい
関連記事:Kobo Clara BWレビュー|軽量・防水で“初めての電子書籍リーダー”に最適!Clara Colourとの違いも解説
📘 まとめ:2025年は“用途で選ぶ時代”へ
- コスパ重視・安定性 → Kindle Paperwhite
- カラー+書き込み → Kobo Libra Colour
- 自由度・マルチストア → BOOX Palma
- ノート・学習活用 → Kindle Scribe
- 軽量・低価格 → Kobo Clara BW
用途が明確なら、どのブランドでも後悔しない選び方ができます。
そして2025年は、Kindle・Kobo・BOOXがいずれも成熟期に入り、**“紙の代替”ではなく“新しい読書体験”**を提供する時代に突入しました。
上位モデルと同じComfortLight PROライトを搭載しており、目に優しく、夜間のブルーライトを抑制。
価格も1万円台後半〜2万円台と手ごろで、「初めての電子書籍リーダー」デビューに最適なエントリーモデルです。
電子書籍リーダー用途別おすすめモデル早見表

電子書籍リーダーは「何を読みたいか」によって最適なモデルが変わります。
ここでは、漫画・小説・学習・コスパ重視といった用途別におすすめモデルを紹介。
読書スタイルに合った1台を選ぶことで、使い勝手も満足度もぐっと上がります。
漫画・雑誌向け|大画面&カラー対応モデル
漫画や雑誌を快適に読みたいなら、大画面&カラー対応モデルがおすすめです。
従来のモノクロE-Inkでは再現できなかった色彩表現や表紙デザインも、カラーE-Inkならしっかり楽しめます。
特に注目なのが、Kobo Libra Colour/BOOX Tab Mini C/Kindle Colorsoftの3機種。
どれも最新世代の電子ペーパーを採用しており、カラー雑誌・漫画・実用書などを自然な色味で表示できます。
- Kobo Libra Colour は「Kaleido 3」ディスプレイを採用し、7インチの広い画面でフルカラー表示に対応。
ページめくりボタンや防水性能も備え、“紙の雑誌感覚”で楽しめる快適な操作性が魅力です。
ペン対応でPDFへの書き込みもでき、漫画の注釈やメモ機能を重視する人にもおすすめ。 - BOOX Tab Mini C はAndroid搭載で、Kindle・BookLive・コミックシーモア・LINEマンガなど複数アプリを横断的に利用可能。
7.8インチのKaleido 3ディスプレイで、自炊漫画やPDF、見開き表示にも強い万能機です。
学習・趣味・業務すべてを1台にまとめたい人に向いています。 - Kindle Colorsoft はAmazon初のカラーE-Inkモデルとして2025年に登場。
新世代のE-Ink Gallery 4パネルを採用し、Kaleidoよりも高発色・高解像度で雑誌や漫画の色をより鮮明に再現します。
6.8インチの画面ながら300ppiの高精細表示、そしてKindle UnlimitedやPrime Readingにも対応。
「カラーで漫画を楽しみたいが、Kindle環境を維持したい」という読者にぴったりの1台です。
白黒モデルでは得られなかったカラーページの迫力・作品の世界観の再現性を重視するなら、これらのカラーE-Inkモデルが断然おすすめ。
特にKindle Colorsoftの登場により、Amazonユーザーでも**“目に優しいカラー読書”**が楽しめるようになりました。
小説・ビジネス書中心|軽量・目に優しいモデル
小説やビジネス書など、文字中心の読書派には軽量で目に優しいモノクロモデルが最適です。
定番はKindle PaperwhiteとKobo Clara BW。
どちらもE-Inkディスプレイによる高コントラスト表示で、紙のような読み心地を実現しています。
ブルーライトを抑えるライト機能付きで、寝る前の読書にも最適。
特にKobo Clara BWは174gと超軽量で、長時間読んでも腕が疲れません。
価格も手頃なので、「電子書籍リーダーを試してみたい」「小説を毎日読む」という人におすすめです。
目の疲れにくさと携帯性を重視するならこの2機種がベストチョイスです。
勉強・ノート取り用途|ペン対応モデル
参考書やPDF資料にメモを書き込みたいなら、ペン対応モデルを選びましょう。
おすすめはKindle ScribeとKobo Elipsa 2E。
どちらも10インチ前後の大型ディスプレイで、ノート機能やPDF書き込みに対応しています。
Kindle Scribeは書き味が滑らかで、手書きメモをクラウド同期できるのが便利。
一方、Kobo Elipsa 2Eはスタイラスの反応が速く、勉強ノートや会議メモとしても活躍します。
また、BOOXシリーズ(Note Air 3など)はAndroid対応でGoogleドライブ連携も可能。
学習・ビジネス・資料管理を1台でこなしたい人に最適なジャンルです。
コスパ重視派|1万円台で買える格安モデル
「まずは安く試したい」「サブ機が欲しい」という人には、1万円台の格安モデルがおすすめ。
特にKobo Clara BW(約18,000円)やKindle(無印・第11世代)は、価格と性能のバランスが抜群です。
E-Inkディスプレイで目に優しく、読書専用機として必要十分な性能を備えています。
機能を絞っているぶん、動作が軽くバッテリー持ちも良好。
また、セール時期(プライムデー・ブラックフライデー・楽天スーパーSALE)を狙えば1万円前後で購入できるチャンスもあります。
「電子書籍を試したいけど高価な端末は迷う」という初心者にぴったりです。
中古・型落ちモデルを安く買うコツ
電子書籍リーダーは寿命が長いため、中古や型落ちモデルでも十分実用的です。
Amazon整備済み品や楽天リユースでは、旧型Kindle PaperwhiteやKobo Libra 2が2〜3割安く購入可能。
さらに、eBayやヤフオクではBOOXシリーズの旧モデル(Nova Airなど)も手頃な価格で入手できます。
購入時は、バッテリー状態・保証期間・初期化済みかどうかを必ず確認しましょう。
読書専用機として使うなら最新機能にこだわらなくてもOK。
型落ちモデルを賢く選ぶことで、コスパの高い読書環境を手に入れられます。
電子書籍リーダー主要ブランド比較|Kindle vs Kobo vs BOOX

電子書籍リーダーを選ぶうえで避けて通れないのが、「どのブランドを選ぶか」という問題です。
現在、日本で購入しやすいのは主に「Amazon Kindle」「楽天Kobo」「ONYX BOOX」の3ブランド。
それぞれ対応ストアや機能が異なるため、特徴を把握しておくことで後悔のない選択ができます。
Amazon Kindleシリーズの特徴とおすすめ機種
Kindleシリーズは、Amazonが展開する世界シェアNo.1の電子書籍リーダー。
Kindleストアで購入した本をすぐにダウンロードして読める手軽さと、安定した操作性が強みです。
E-Inkディスプレイによる高い可読性と、Amazon独自の「Whispersync」機能でスマホ・タブレットとの読書位置同期もスムーズ。
また、広告付きモデルを選べば価格を抑えられ、コスパも優秀です。
おすすめは、防水・明るさ自動調整付きの「Kindle Paperwhite」。
さらに手書き対応の「Kindle Scribe」は、PDFへの注釈やノート作成も可能で、学習・ビジネス用途にも適しています。
Kindle Unlimited(読み放題)やPrime ReadingなどAmazonの読書サービスとの親和性も高く、万人に向けた安定の一台といえます。
関連記事:Kindle全8機種を徹底比較|あなたに最適なモデルはこれ!【2025年最新おすすめ】
楽天Koboシリーズの特徴とおすすめ機種
楽天Koboシリーズは、楽天ブックスが展開する電子書籍リーダーで、日本語書籍との相性が非常に良いのが特徴です。
電子ペーパーの美しさに定評があり、防水・軽量・SDカード対応など日本人ユーザーに配慮した設計も魅力。
さらに、楽天ポイントが貯まる・使える点は他ブランドにはない強みです。
おすすめは、**カラー対応&手書き対応の「Kobo Libra Colour」**と、コスパ重視の「Kobo Clara BW」。
また、10インチの「Kobo Elipsa 2E」はPDF閲覧・書き込みに最適で、ビジネスユーザーにも人気です。
Kindleに比べて自由度が高く、漫画や実用書をカラーで楽しみたい人、楽天ユーザーにぴったりのシリーズです。
関連記事:電子書籍リーダーKobo 5モデルを徹底比較|Elipsa 2E・Sage・Libra Colour・Clara Colour・Clara BWの違いとおすすめは?
ONYX BOOXシリーズの特徴とおすすめ機種
ONYX BOOX(オニキス ブックス)シリーズは、Android OSを搭載した高機能モデルで、複数の電子書籍ストアやアプリを横断して使えるのが最大の特徴。
Google Play対応により、「Kindle」「Kobo」「honto」「BookLive」「U-NEXT」などを1台で利用できます。
また、E-Inkディスプレイながらタッチ感度やレスポンスが高く、PDF閲覧・自炊データ管理・手書きノートなど幅広い用途に対応。
おすすめモデルは、**スマホサイズの「BOOX Palma」と、手書き対応の「BOOX Note Air 3」。
特にPalmaはポケットに入る6インチサイズながら、アプリ操作も快適で「電子書籍とスマホの中間」を実現しています。
価格はやや高めですが、「KindleやKoboに縛られたくない」「すべての電子書籍を1台で読みたい」**という上級ユーザーに最適です。
Sony・富士通(クアデルノ)など国産モデルの現状も解説
かつて電子書籍リーダー市場をリードしていたSonyのReaderシリーズは、すでに日本市場から撤退しています。
一方、富士通の「クアデルノ」シリーズは今も継続販売されており、主にビジネス文書やPDF注釈向けの“電子ノート寄り”の製品として位置づけられています。
ただし、一般的な電子書籍ストアとの連携は限定的で、読書よりも文書管理・メモ用途に特化しています。
そのため、純粋に電子書籍を読む目的ならKindle・Kobo・BOOXの3ブランドから選ぶのが現実的です。
カラー電子書籍リーダーの注目モデル

近年、電子ペーパー技術の進化により、カラー対応の電子書籍リーダーが次々と登場しています。
従来のモノクロE-Inkでは再現できなかった雑誌・漫画・実用書などの表現が可能になり、読書体験が大きく変化しました。
ここでは、代表的なカラー対応モデルと、その仕組み・表示品質を詳しく解説します。
Kindle Colorsoft(キンドル・カラーソフト)の登場|Amazon初のカラーE-Inkモデル

2025年秋、Amazonからも待望のカラー対応電子書籍リーダー「Kindle Colorsoft」が登場しました。
新開発のE-Ink Gallery 4パネルを採用し、Kaleido系よりも高精細な色再現と高速描画を実現。
これにより、漫画・雑誌・児童書・実用書などをより自然な色味で表示できるようになりました。
ディスプレイは6.8インチ、300ppiの高解像度仕様。
明るさ自動調整や暖色ライト、防水(IPX8)にも対応し、Kindle Paperwhiteの上位互換的存在といえる完成度です。
また、Amazonのクラウド書庫やKindle Unlimitedとの連携もそのまま利用できるため、既存ユーザーが乗り換えやすいカラーKindleとして注目を集めています。
価格は4万円前後とやや高めながら、「目に優しいカラー読書」「シンプル操作」「Kindleストアの豊富な蔵書」を兼ね備えた、Amazon初の本格カラー電子ペーパー機です。
KoboやBOOXと比較しても、動作安定性・ストア連携の強さでは群を抜いています。
関連記事:Kindle Colorsoftの評判は?他モデルとの違いや購入前の注意点を比較解説
Kobo Libra ColourとClara Colourの違い

2025年に登場したKobo Libra ColourとKobo Clara Colourは、どちらも「Kaleido™ 3」ディスプレイを採用したカラー電子ペーパー端末です。
違いは、画面サイズ・書き込み対応・価格帯にあります。
Libra Colourは7インチの大画面に加え、「Kobo Stylus 2」対応でPDFやノートへの手書きが可能。防水仕様やページめくりボタンも備え、読書体験の快適さを追求しています。
一方、Clara Colourは6インチ・軽量モデルで、よりカジュアルにカラー読書を楽しめる設計。
書き込み機能は省かれていますが、小説と漫画をバランスよく楽しみたいライトユーザーに最適です。
価格もLibraより手頃で、「初めてのカラー電子書籍リーダー」として人気を集めています。
関連記事:【実機レビュー】Kobo Clara Colourの評判・違いを徹底解説|カラー対応で進化した最強エントリーモデル
BOOX Tab Mini C・BigmeなどAndroid系カラー機
Android搭載のカラー電子書籍リーダーは、自由度の高さが魅力です。
代表的なのが「BOOX Tab Mini C」や「Bigme InkNote Color+」。
どちらもKaleido 3電子ペーパーを採用し、Kindle・Kobo・BookLive・hontoなど複数のアプリを1台で利用可能です。
特にBOOX Tab Mini Cは7.8インチサイズで、PDF閲覧・自炊書籍・漫画アプリなどマルチに使える万能モデル。
また、ペン入力や音声読み上げにも対応しており、学習・業務・読書を統合した使い方ができます。
Bigmeシリーズはやや高価ですが、カメラ搭載やAI機能などハード面の強化が進んでおり、高性能タブレットと電子ペーパーのハイブリッド機として注目されています。
カラー電子ペーパーの仕組みと表示品質
カラー対応の電子書籍リーダーには、**「E-Ink Kaleido™ 3」**という最新技術が使われています。
これは、従来のモノクロ電子ペーパーの上にカラーフィルターを重ねることで、最大4,096色の表示を実現する仕組みです。
液晶や有機ELのような発光ではなく、反射型ディスプレイのため目に優しく、屋外でも見やすいのが特徴。
ただし、カラーは淡めの発色で、動画再生や写真観賞には不向きです。
それでも、漫画の表紙・雑誌のグラフ・図解付き実用書などがフルカラーで表示できるため、読書体験の幅が大きく広がりました。
最新のKaleido 3ではドット密度も向上しており、「文字はモノクロ並みにくっきり、カラーはより自然な色味」へと進化しています。
電子書籍リーダーの対応アプリ・フォーマットまとめ

電子書籍リーダーを選ぶうえで意外と重要なのが、どのアプリ・ファイル形式に対応しているかという点です。
ブランドごとに利用できるストアやフォーマットが異なるため、事前に確認しておくことで「買った本が読めない」というトラブルを防げます。
ここでは、主要アプリ・ファイル形式・端末連携方法をまとめて紹介します。
Kindle・Kobo・BookLive・ebookjapanなど主要アプリ比較
電子書籍アプリは主に「専用ストア型」と「マルチストア型」に分かれます。
KindleはAmazon専用の閉じた環境で、Kindle端末以外ではスマホ・PCアプリで利用可能。
Koboも同様に楽天ブックス専用で、Kobo端末またはスマホアプリで読むスタイルです。
一方、BookLiveやebookjapanなどはAndroid搭載端末(例:BOOXシリーズ)ならアプリを直接インストールして利用できます。
ストア/アプリ | 対応端末 | 特徴 |
---|---|---|
Kindle | Kindle端末・スマホ・PC | 世界最大規模の書籍数。Kindle Unlimited対応 |
Kobo | Kobo端末・スマホ・PC | 楽天ポイント対応。日本語書籍に強い |
BookLive | Android/iOS/BOOX | クーポン豊富。漫画・ラノベが充実 |
ebookjapan | Android/iOS/BOOX | Yahoo!連携でPayPay還元あり |
honto | Android/iOS/BOOX | 丸善・ジュンク堂など実店舗連携あり |
BOOXやBigmeなどのAndroidモデルは、これらのアプリをすべて1台で利用可能。
「ストアをまたいで使いたい」人には、Android搭載の電子書籍リーダーが最も柔軟です。
EPUB・PDF・自炊データ(ZIP)対応状況
電子書籍のファイル形式には、**EPUB・PDF・MOBI・AZW・ZIP(自炊データ)**などがあります。
対応状況はブランドによって異なります。
ファイル形式 | 対応端末 | 備考 |
---|---|---|
EPUB | Kobo/BOOX/honto | 業界標準形式。KoboはEPUB3対応 |
Kindle Scribe/Kobo Elipsa/BOOX | 書き込みや注釈対応モデルあり | |
MOBI/AZW | Kindle専用 | Amazon独自形式。他端末では非対応 |
ZIP(自炊) | BOOX/一部PCビューア | スキャン書籍用。BOOXはComicScreenなどで閲覧可 |
特にBOOXシリーズは、EPUB・PDF・ZIPなどほぼすべての主要形式に対応しており、汎用性が高いのが特徴です。
自分でスキャンした“自炊書籍”を読みたい人や技術書・論文を扱う人には、BOOXが圧倒的に便利です。
PC・スマホと連携して読む方法(Windows/iPhone/Android)
電子書籍リーダーは、PCやスマホと連携させることでより快適に使えます。
たとえばKindleやKoboは、アカウント連携により読書位置やブックマークを自動同期。
自宅ではPCで、外出時はスマホやリーダーで続きを読むといったシームレスな利用が可能です。
- Kindle端末 ↔ PC/スマホ:Amazonアカウント同期で自動更新
- Kobo端末 ↔ 楽天Koboアプリ:クラウド同期に対応
- BOOX ↔ Google Drive/Dropbox:クラウド経由でPDF・EPUBを共有可能
さらに、BOOXやBigmeなどのAndroidモデルはGoogle DriveやOneDriveなどのクラウド連携にも対応しており、PCで作成した資料や学習ノートを即座に転送できます。
「電子書籍を読むだけでなく、作業・学習・資料整理まで行いたい」人には、クラウド連携が使えるモデルが断然おすすめです。
電子書籍リーダーのメリット・デメリット

電子書籍リーダーには、紙の本やタブレットにはない独自の魅力がある一方で、制約も存在します。
ここでは、実際の使用者の声や機能面を踏まえて、「電子書籍リーダーの利点と弱点」、そして「どんな人に向いているか」を整理して紹介します。
目に優しい・軽量・集中できる【メリット】
電子書籍リーダー最大のメリットは、**「目に優しく集中できる読書環境」**を実現できることです。
E-Ink(電子ペーパー)は光を反射して表示する仕組みのため、液晶のような強いバックライトがなく、紙の本に近い自然な読み心地を再現します。
さらに、反射を抑えたマットな画面構造により、屋外や日差しの下でも文字がはっきり見えるのが魅力。
また、多くのモデルは200g以下の軽量設計で、片手でも長時間読めます。
通知やSNSアプリもないため、**読書に集中できる“静かなデバイス”**としても人気。
バッテリー持ちも長く、1回の充電で数週間使えるため、旅行や出張でも快適です。
「スマホの誘惑から離れたい」「純粋に本を楽しみたい」という人には理想的な環境を提供してくれます。
カラーやアプリ制限がある【デメリット】
一方で、電子書籍リーダーにはいくつかの制約もあります。
まず、ほとんどのモデルはモノクロ表示で、カラーの雑誌やグラフ、写真集などは本来の色味を再現できません。
カラー対応モデル(Kobo Libra Colourなど)も登場していますが、液晶のような鮮やかさはなく、やや淡い表示です。
また、アプリの自由度が低いのもデメリット。
Kindle端末はKindleストア専用、Kobo端末も楽天ブックス限定と、購入できる本の範囲が制限されます。
BOOXなどAndroid搭載モデルなら複数アプリが使えますが、その分価格が上がる傾向にあります。
さらに、動画再生・カラー表示・高速動作といった“タブレット的な使い方”は苦手。
つまり、**「読書に特化しているが、万能ではない」**のが電子書籍リーダーの特徴です。
結局どんな人におすすめ?
電子書籍リーダーは、**「本をじっくり読む時間を大切にしたい人」**にこそおすすめです。
特に、小説・ビジネス書・実用書を中心に読む人や、寝る前や移動中に読書したい人には最適。
E-Inkの目に優しい表示と静かな操作性で、集中力が途切れにくく、読書習慣が自然に身につきます。
一方、雑誌・漫画・学習書を中心に読む人は、**カラー対応モデル(Kobo Libra Colour/BOOX Tab Mini C)**がおすすめ。
また、複数ストアで本を買いたい・アプリを自由に使いたい人は、**Android搭載モデル(BOOXシリーズ)**が向いています。
まとめると──
- 集中読書派/軽量重視派 → Kindle Paperwhite
- 漫画・雑誌派/カラー重視派 → Kobo Libra Colour
- 自由度・多機能派 → BOOX Palma/Note Air
自分の読書スタイルに合わせて選べば、電子書籍リーダーは“人生を豊かにする1台”になります。
電子書籍リーダーを安く買う方法・販売店情報

電子書籍リーダーは頻繁に価格変動があり、購入のタイミングと販売店選びで数千円〜1万円以上の差が出ることもあります。
ここでは、主要販売チャネルの特徴と、お得に買うためのセール・中古活用のコツを紹介します。
Amazon・楽天・家電量販店(ヨドバシ・ビックカメラ)比較
電子書籍リーダーの販売チャネルは主にAmazon・楽天市場・家電量販店の3系統に分かれます。
- Amazon.co.jp
Kindleシリーズを購入するなら最も安定かつ確実。セール時には公式価格が直接割引され、Prime会員限定の特別価格になることもあります。
整備済み品や旧世代モデルも販売されており、ポイント還元率よりも“実売価格重視”の人に向いています。 - 楽天市場/楽天ブックス
Koboシリーズの購入に最適。楽天ポイントが貯まる・使えるため、実質的な割引率は高め。
楽天スーパーSALEやお買い物マラソンのタイミングでは、10倍〜15倍のポイントが付与されるケースも。
ポイント還元で実質価格を下げたい人は楽天が断然おすすめです。 - ヨドバシカメラ/ビックカメラなど家電量販店
店舗展示で実機を試せるのが大きな強み。画面の見やすさや軽さ、防水性能を直接確認できます。
また、ポイント還元10%前後+長期保証が魅力で、安心感を重視する人に人気。
KindleやKoboの一部モデル、またBOOXシリーズも取り扱う店舗があります。
セール時期(プライムデー・ブラックフライデー・楽天スーパーSALE)
電子書籍リーダーをお得に買うなら、年に数回の大型セールを狙うのが鉄則です。
セール名 | 開催時期(目安) | 割引の特徴 |
---|---|---|
Amazonプライムデー | 7月中旬 | Kindleシリーズが最大40%OFF。Paperwhiteが1万円台になることも |
Amazonブラックフライデー | 11月下旬 | Kindle・Fire・EchoなどAmazonデバイス全般が最安級に |
楽天スーパーSALE | 3月/6月/9月/12月 | Koboシリーズが割引+ポイント倍率UP。実質15〜20%引き相当 |
プライム感謝祭/初売りセール | 10月・1月 | Kindle/BOOXなどがセット割・旧型処分価格で登場することも |
特にAmazonデバイス(Kindle)は、通常価格からの直接割引+ポイント付与が重なるため、年末セールで買うと最もお得。
一方Koboは、楽天のキャンペーン期間中にポイントアップ+クーポン併用で実質最安値を狙えます。
価格追跡サイト(例:価格.com)や公式ストアのセール告知をチェックしておくと、買い時を逃しません。
関連記事:Kindle paperwhiteのセールはいつ?価格・安く買う方法は?
中古や整備済み品を狙うのもあり

最新モデルにこだわらないなら、中古やAmazon整備済み品を活用するのも賢い選択です。
Kindle Paperwhite(第10世代など)は1万円前後で、状態が良いものが多数出回っています。
楽天リユースやヤフオクでもKobo Libra 2・Elipsa 2Eなどが2〜3割引で入手可能です。
購入時は、以下の3点を必ずチェックしましょう:
- バッテリー劣化が少ないか(目安:連続使用2週間以上)
- 初期化済み・アカウント解除済みか
- 保証または返品対応があるか
また、Amazonの「整備済み品(Renewed)」は新品同様の検査済みで、90日保証付きと安心。
電子書籍リーダーは耐用年数が長いため、中古でも性能的に十分実用的です。
「試しに使ってみたい」「サブ機がほしい」という人にもおすすめです。
電子書籍リーダーに関するよくある質問(FAQ)

電子書籍リーダーを初めて購入する人から寄せられる質問は、「タブレットとの違い」や「防水性能」「PDF対応」など実用的なものが中心です。
ここでは、購入前によくある疑問をQ&A形式で解説します。初めての方も、これを読めば安心して選べます。
電子書籍リーダーとタブレットの違いは?
最大の違いは、「ディスプレイの仕組み」と「目的」にあります。
電子書籍リーダーはE-Ink(電子ペーパー)を採用しており、紙のように反射光で文字を表示するため目に優しく、消費電力も少ないのが特徴。
一方、タブレットは液晶や有機ELによる発光ディスプレイで、動画・アプリ・ゲームなど多機能に使えますが、長時間の読書では目の疲れを感じやすくなります。
また、電子書籍リーダーは軽量でバッテリー持続時間が数週間と圧倒的に長く、「読む」ことに特化した端末です。
つまり、エンタメや作業ならタブレット、読書専用なら電子書籍リーダーが最適です。
カラー対応モデルは目が疲れる?
カラー対応モデル(Kobo Libra Colour・BOOX Tab Mini Cなど)は、E-Ink Kaleido 3と呼ばれる最新の電子ペーパー技術を採用しています。
この技術は、モノクロE-Inkの上にカラーフィルターを重ねて表示するため、液晶のように光を直接発しない反射型ディスプレイです。
そのため、カラー表示であっても基本的には目に優しく、長時間の読書に向いています。
ただし、モノクロモデルに比べてコントラストがやや淡くなるため、細かい文字を長時間読む場合はモノクロ機のほうが快適なケースも。
「漫画や雑誌を中心に読みたい」ならカラー機を、「小説や文庫をじっくり読みたい」ならモノクロ機を選ぶとよいでしょう。
防水モデルはお風呂でも使える?
はい、主要モデルの多くは防水規格(IPX8)に対応しており、お風呂やプールサイドでも使用可能です。
たとえばKindle PaperwhiteやKobo Libra Colourなどは、深さ2メートルの真水に最大60分沈めても問題ないとされています。
ただし、石鹸水・温泉・塩水などでは防水効果が低下するため、長時間の使用は避けましょう。
お風呂で使う場合は、湿度が高い環境下でも操作しやすいページめくりボタン付きモデルがおすすめです。
また、使用後は軽く拭き取り、充電前にしっかり乾かすことを忘れずに。
正しい扱いをすれば、リラックスタイムでも安心して読書を楽しめます。
PDFや技術書・論文も読める?
はい、ほとんどの電子書籍リーダーはPDFファイルに対応しています。
特にKobo Elipsa 2EやKindle Scribeなどの大型モデルは、A5〜B5サイズのPDFを快適に表示でき、注釈や手書きメモも可能です。
また、BOOXシリーズはAndroidベースでGoogle DriveやDropboxからPDFを直接開けるため、論文・資料・技術書の閲覧に最も適した機種といえます。
ただし、6インチクラスの小型モデルでは文字が小さくなりやすいので、8〜10インチ前後の画面サイズを選ぶのが理想。
専門書や学習用途で使う場合は、ストレージ容量にも余裕のあるモデルをおすすめします。
紙の本より読みやすい?
これは好みの分かれるところですが、環境や目的次第で電子書籍リーダーの方が“読みやすい”と感じる人も多いです。
まず、E-Inkディスプレイは紙に近い見た目で反射光を利用しているため、明るい場所でも見やすく、長時間読んでも疲れにくいのが特徴。
また、フォントサイズ・行間・明るさなどを自由に調整できるため、老眼や視力に不安がある人でも快適に読書できる点は紙よりも優れています。
一方、ページをパラパラとめくる感覚や本棚に並べる喜びは紙の本ならでは。
つまり、「読書を効率的に楽しみたい」なら電子書籍リーダー、「本そのものを味わいたい」なら紙の本が向いています。
【まとめ】自分に合った電子書籍リーダーを選んで快適な読書生活を

電子書籍リーダーは「どれが一番良いか」ではなく、自分の読書スタイルに合った1台を選ぶことが大切です。
ここまで見てきたように、カラー対応・軽量・多機能などモデルによって特徴はさまざま。
最後に、タイプ別のおすすめ早見表とブランドごとの選び方を整理して、あなたにぴったりの1台を見つけましょう。
タイプ別おすすめ早見表(カラー派/軽量派/多機能派)
タイプ | 特徴・向いている人 | おすすめモデル |
---|---|---|
🎨 カラー派 | 漫画・雑誌・図解書などをカラーで読みたい | Kobo Libra Colour / BOOX Tab Mini C |
📘 軽量派 | 小説やビジネス書を中心に、どこでも手軽に読みたい | Kindle Paperwhite / Kobo Clara BW |
✍️ 多機能派 | 複数ストア利用・PDF閲覧・手書きメモも使いたい | BOOX Palma / Kindle Scribe / Kobo Elipsa 2E |
💰 コスパ重視派 | 価格を抑えて電子書籍デビューしたい | Kindle(無印) / 中古Kobo Libra 2 |
💼 ビジネス・学習派 | 論文・資料・ノート活用をしたい | BOOX Note Air 3 / Kobo Elipsa 2E |
このように、読むジャンル・使う場所・予算で最適モデルは変わります。
たとえば、寝る前にリラックスして小説を読みたい人と、仕事でPDFを扱いたい人とでは、選ぶべき端末がまったく違います。
「何をどこで読むのか」を基準に選ぶことが、後悔しないポイントです。
Kindle・Kobo・BOOXの違いを理解して後悔しない選び方を
- Kindleシリーズ(Amazon)
シンプルで操作が分かりやすく、安定性とコスパのバランスが最強。
初心者・小説派・Prime会員には最も使いやすい選択肢です。 - Koboシリーズ(楽天)
日本語書籍とポイント還元に強く、カラー対応モデルや書き込み対応機も登場。
楽天経済圏で買い物する人には、長期的にお得な選択になります。 - BOOXシリーズ(Android搭載)
自由度と多機能性が圧倒的。Kindle/Kobo/BookLive/hontoなど複数ストアを横断できる唯一の存在です。
価格はやや高めですが、「1台で完結したい」「自炊書籍やPDFを使いたい」人には最適。
電子書籍リーダーを手に入れることで、読書のスタイルは大きく変わります。
本棚の場所を取らず、いつでもどこでも読書できる“自由”を手に入れることができるからです。
あなたの目的に合った1台を選び、目に優しく、集中できる快適な読書生活をはじめましょう。
Kobo Libra H2OはSDカード使えませんよ
>匿名さん
ご指摘ありがとうございます。修正しました。