電子書籍リーダーを選ぶとき、
「紙のように読めるけど、もう少し“見やすく”なってほしい」
「カラーで雑誌や実用書を楽しめるモデルはないの?」
──そんな声に応えるのが、楽天Koboの最新モデル 「Kobo Clara Colour」 です。
2025年登場のClara Colourは、シリーズ初のカラー対応エントリーモデル。
6インチの軽量ボディに、E Ink Kaleido™ 3ディスプレイを採用し、図解や挿絵、カラーページも自然な色合いで再現します。
さらに、防水(IPX8)・ComfortLight PRO・16GB大容量など、上位機種と同等の快適さをこの価格で実現。
小説派にもコミック派にも“ちょうどいい”一台として注目を集めています。
この記事では、Kobo Clara Colourの実機レビューを中心に、従来モデル「Kobo Clara BW」や上位機「Kobo Libra Colour」との違いを徹底比較。
購入前に知っておきたいメリット・デメリット、最安値情報まで詳しく解説します。
💡記事の結論|こんな人に「Kobo Clara Colour」はおすすめ!
ユーザータイプ | おすすめ理由 |
---|---|
📚 小説・ビジネス書を中心に読む人 | 軽量・防水・長時間バッテリーで日常読書に最適 |
🎨 雑誌・図解・実用書をカラーで楽しみたい人 | Kaleido™ 3の柔らかな色味で自然なカラー読書が可能 |
🛁 お風呂やベッドでリラックス読書したい人 | IPX8防水対応で、環境を選ばず安心して使える |
💰 初めての電子書籍リーダーを探している人 | 26,800円の低価格でKoboの最新機能を体験できる |
👉 一言で言えば、
「Kobo Clara Colour」は“軽さ・防水・カラー”をすべて備えた、初めての電子書籍リーダーに最適な一台。
白黒では物足りないけれど、上位機種ほどの書き込み機能は不要──
そんな読書スタイルの人にこそ、「Kobo Clara Colour」はベストバランスの選択肢です。
関連記事:電子書籍リーダーKobo 5モデルを徹底比較|Elipsa 2E・Sage・Libra Colour・Clara Colour・Clara BWの違いとおすすめは?
目次
- Kobo Clara Colourとは?基本スペックと特徴まとめ
- Kobo Clara Colourの魅力と進化ポイント【レビュー】
- Kobo Clara BWとの違いを徹底比較
- 上位モデルとの比較|Kobo Libra Colour・Sageとの違い
- Kobo Clara Colour 実際の使い心地レビュー|画質・操作感・読書体験
- Kobo Clara Colour デメリット・注意点|購入前に知っておきたいポイント
- kobo clara colour 口コミ・評判まとめ|ユーザー満足度と評価傾向
- kobo clara colour 価格・購入方法まとめ|最安値で手に入れるには
- kobo clara colourに関するよくある質問(FAQ)
- 【まとめ】Kobo Clara Colourは“初めての電子書籍リーダー”に最適
Kobo Clara Colourとは?基本スペックと特徴まとめ

楽天Kobo初の「カラー対応エントリーモデル」
「Kobo Clara Colour(クララカラー)」は、楽天Koboシリーズで初めてエントリーモデルとしてカラー表示に対応した電子書籍リーダーです。
従来の白黒E Inkディスプレイでは再現できなかった、雑誌・実用書・図解入りのビジネス書・児童書などのカラーページも、E Ink Kaleido™ 3 技術により、自然で優しい発色で楽しめます。
液晶タブレットのようなギラつきがなく、長時間読んでも目が疲れにくいのが大きな魅力です。
さらに、シリーズおなじみのComfortLight PRO(ナチュラルライト機能)を搭載。
昼間は明るく、夜はオレンジ寄りの温かな光に自動調整し、寝る前の読書でも快適。
防水(IPX8)仕様でお風呂読書も安心です。
軽量なボディと長時間バッテリーで、「いつでもどこでもカラー読書」を実現する、Koboシリーズの新しい定番といえます。
価格・発売日・ラインナップ情報
Kobo Clara Colourは、2025年に登場した楽天Kobo最新世代の6インチ電子書籍リーダーです。
販売価格は26,800円(税込)で、上位機「Kobo Libra Colour(36,800円)」より1万円安く設定されており、コスパ重視のユーザーにも手が届きやすいモデルです。
カラーバリエーションはホワイト/ブラックの2色展開。どちらもシンプルで飽きのこないデザインに仕上がっています。
販売は楽天Kobo公式ストアのほか、Amazon・ビックカメラ・ヨドバシカメラなど主要家電量販店でも順次取り扱い予定。
楽天ポイントでの購入やキャンペーン割引が狙える点も魅力です。
発売直後から「軽くて使いやすい」「カラー表示が想像以上に自然」と話題を集めており、電子書籍リーダーデビューにも最適なモデルとして注目されています。
主要スペック一覧(Clara Colour/Clara BW比較)
項目 | Kobo Clara Colour | Kobo Clara BW |
---|---|---|
発売年 | 2025年 | 2025年 |
価格(税込) | 26,800円 | 22,800円 |
ディスプレイ | 6.0インチ E Ink Kaleido™ 3 | 6.0インチ Carta E Ink HD 1300 |
表示 | カラー対応(150ppi)/白黒300ppi | 白黒(300ppi) |
内蔵メモリ | 16GB | 16GB |
防水性能 | IPX8対応(水深2m・最大60分) | IPX8対応(水深2m・最大60分) |
バッテリー持続 | 数週間 | 数週間 |
重さ | 174g | 174g |
ページめくり | タップ/スワイプ | タップ/スワイプ |
スタイラス対応 | ✕(非対応) | ✕(非対応) |
カラー展開 | ホワイト/ブラック | ブラックのみ |
Clara BWと比べると、Clara Colourは「カラー表示が可能になった」唯一の大きな進化点が特徴です。
一方で、画面サイズ・メモリ容量・防水仕様などは共通しており、「シンプルに読むことに特化したスタンダード機」として位置づけられています。
つまり、「カラー表示が必要かどうか」が、この2モデルを選ぶ際の最大の分かれ道です。
Kobo Clara Colourの魅力と進化ポイント【レビュー】

カラー表示対応で“読む楽しみ”が広がる

Kobo Clara Colour最大の魅力は、なんといってもカラー表示対応になった点です。
従来の電子書籍リーダーでは白黒表示が主流で、図解やイラスト、雑誌のグラフなどが見づらいという課題がありました。
しかしClara Colourは、最新のE Ink Kaleido™ 3ディスプレイを採用。
落ち着いた電子ペーパー特有の質感を保ちながら、イラストや表、写真などを自然な色味で再現します。
液晶タブレットのように鮮やかすぎず、目に優しい“紙っぽい色味”が特徴で、長時間読んでも疲れにくいのもポイント。
特に、カラーコミック・図解付き実用書・児童書・雑誌を読む人にとっては、読書体験そのものが大きく変わります。
電子書籍でも“色で伝わる感動”を味わいたい人に、まさにぴったりの1台です。
6インチ・軽量ボディで持ち運びやすい

Kobo Clara Colourは、シリーズ最軽量級の約174g。
スマートフォンよりも軽く、片手で持っても疲れにくいため、通勤・通学時の読書や、寝る前のベッド読書にも最適です。
6インチサイズのコンパクト設計ながら、電子ペーパーならではの高コントラストな表示と広い読書領域を両立しています。
本体デザインは無駄のないシンプルさで、男女問わず使いやすい印象。さらに背面は手になじむマット仕上げで滑りにくく、長時間読んでいても安定感があります。
外出先や旅行など、どこにでも気軽に持っていける“マイ読書端末”としての完成度が非常に高いモデルです。
ComfortLight PROで昼夜問わず快適に読書
Kobo Clara Colourには、上位機種でも採用されているComfortLight PRO(コンフォートライトプロ)を搭載。
時間帯や環境光に応じてフロントライトの明るさ・色温度を自動調整し、昼は自然光のように明るく、夜は温かみのあるオレンジ色の光で目に優しく読書が楽しめます。
ブルーライトの放出量を抑えているため、寝る前の読書でも睡眠リズムを乱しにくいのが特徴。
「夜に読書をすると目が疲れる」「暗い部屋でも文字が読みづらい」といった悩みをしっかり解消してくれます。
紙の本に近い自然な読み心地と、電子リーダーならではの快適なライト調整が両立された設計です。
防水対応(IPX8)でお風呂読書も安心

Kobo Clara Colourは、IPX8防水規格に準拠しており、水深2mで最大60分の耐久性能を備えています。
そのため、お風呂読書やキッチンでのレシピ閲覧など、水回りでも安心して使用可能。
湯船に浸かりながらゆっくり読書を楽しむことができます。
電子機器ながら“丸洗い可能なレベルの防水性能”を持つのは、電子書籍リーダーとして大きな安心感です。
万が一、飲み物をこぼしたり雨に濡れたりしても壊れにくく、「読書の場所を選ばない自由さ」を実現しています。
防水機能は、価格帯を超えた高コスパポイントといえるでしょう。
大容量16GBメモリで本棚を丸ごと持ち歩ける
内蔵メモリは16GBを搭載。小説なら約12,400冊、コミックなら約248冊分もの電子書籍を保存できます。
Koboストアで購入した書籍をダウンロードしておけば、オフラインでも読書が可能。
Wi-Fi環境がなくても、外出先で続きを楽しめるのは電子リーダーならではの利点です。
また、電子ペーパー方式のためバッテリー消費が非常に少なく、1回の充電で数週間持続します。
「旅先でもスマホの充電を気にせず読書したい」「通勤中に気軽に本を読みたい」――そんな人にとって、Kobo Clara Colourは“本棚をポケットに入れて持ち歩ける”理想の読書デバイスです。
Kobo Clara BWとの違いを徹底比較

カラー表示 vs 白黒表示の差
最大の違いは、やはりディスプレイの表示方式です。
Kobo Clara Colourは最新のE Ink Kaleido™ 3を採用し、従来の白黒表示だけでなく、図解・挿絵・グラフなどをフルカラーで表示可能になりました。
色の再現は液晶タブレットのように強くはないものの、電子ペーパー特有の落ち着いたトーンで、目に優しく自然な発色です。
一方のKobo Clara BWは、従来のE Ink Carta 1300を採用。コントラストが高く、白黒表示では非常に読みやすいのが特徴です。
文字中心の読書に最適で、カラー表示を必要としないユーザーに向いています。
つまり──
- 文章メインの小説・エッセイ派 → Kobo Clara BWが最適
- 図解・雑誌・カラー挿絵を読む人 → Kobo Clara Colourが最適
と使い分けるのが賢い選択です。
どちらもブルーライトを抑えたComfortLight PRO搭載で、目に優しい読書体験は共通しています。
価格・スペック・防水性能の違い
比較項目 | Kobo Clara Colour | Kobo Clara BW |
---|---|---|
発売年 | 2025年 | 2025年 |
価格(税込) | 26,800円 | 22,800円 |
表示方式 | E Ink Kaleido™ 3(カラー) | E Ink Carta 1300(白黒) |
解像度 | カラー150ppi/白黒300ppi | 白黒300ppi |
メモリ容量 | 16GB | 16GB |
防水性能 | IPX8(水深2m・最大60分) | IPX8(水深2m・最大60分) |
バッテリー | 数週間持続 | 数週間持続 |
重さ | 174g | 174g |
スタイラス対応 | × | × |
カラー展開 | ホワイト/ブラック | ブラックのみ |
Kobo Clara Colourは、価格が約4,000円高い代わりに「カラー表示」機能を搭載。
それ以外のサイズ・防水性能・重量・ストレージ容量などはほぼ同等です。
そのため、“カラー表示を使うかどうか”が唯一の選択基準といえます。
防水性能(IPX8)はどちらも共通で、お風呂やキッチンでも安心して使用可能。
また、ComfortLight PROや長時間バッテリーといった基本性能も同じため、カラー表示を重視しない人にはKobo Clara BWの方がコスパが良い選択です。
どちらを選ぶべき?おすすめユーザー像
どちらも6インチ・軽量設計で、日常の読書にぴったりなモデルです。
ただし、「何を読むか」によって最適な選択は異なります。
- 📖 Kobo Clara Colourがおすすめな人
→ 雑誌・実用書・図解入りビジネス書・児童書などをカラーで読みたい
→ 白黒だけでは物足りない、見やすさや表現の豊かさを重視する
→ 将来的にカラー対応コンテンツも楽しみたい - 📘 Kobo Clara BWがおすすめな人
→ 小説や文芸書、モノクロ漫画をメインに読む
→ できるだけコスパ重視で、カラー表示は不要
→ シンプルに“文字を読む端末”として使いたい
どちらも「防水・軽量・長時間バッテリー」は共通しており、用途に合わせて選べば後悔のない1台になります。
小説派・漫画派・実用書派の選び方ガイド
読書スタイル | おすすめモデル | 理由 |
---|---|---|
📚 小説・エッセイ派 | Kobo Clara BW | 白黒高解像度で文字がくっきり。価格も安く、純粋な読書用に最適。 |
📖 漫画・コミック派 | Kobo Clara Colour | カラー対応で表紙やカラーページを忠実に再現。モノクロ作品も快適。 |
🧠 ビジネス書・実用書派 | Kobo Clara Colour | 図表・グラフの色が見やすく、理解しやすい。電子書籍学習にも◎。 |
👨👩👧 家族・子ども用 | Kobo Clara Colour | 絵本・学習本のカラー表示で、読書がもっと楽しくなる。 |
💡結論として、「文字中心ならBW」「ビジュアル中心ならColour」という選び方がベスト。
特に電子書籍初心者なら、カラーの柔らかな発色がもたらす“読書の楽しさ”を実感できるKobo Clara Colourがおすすめです。
関連記事:Kobo Clara BWレビュー|軽量・防水で“初めての電子書籍リーダー”に最適!Clara Colourとの違いも解説
上位モデルとの比較|Kobo Libra Colour・Sageとの違い

Libra Colourとの主な違い(画面サイズ・書き込み機能など)

Kobo Clara Colourとよく比較されるのが、1ランク上のモデルKobo Libra Colourです。
両者の最大の違いは、画面サイズ・書き込み機能・操作性にあります。
Kobo Libra Colourは7.0インチのE Ink Kaleido™ 3を搭載し、Kobo Clara Colour(6.0インチ)より一回り大きく、見開きページやマンガの全体構図を見やすく表示できます。
さらに、別売りのKoboスタイラス2に対応しており、本の余白にメモを書いたり、ハイライトに色をつけたりといった“書く読書体験”が可能です。
また、Kobo Libraには物理的なページめくりボタンが搭載されており、片手操作や濡れた手でも快適にページ送りができるのが大きな強み。
一方、Kobo Clara Colourはタップ/スワイプ操作のみ対応で、書き込み非対応ですが、その分価格が安く、よりシンプルで軽量な構成となっています。
まとめると──
- Kobo Libra Colour:カラー+書き込み+7インチ+ページボタン搭載の上位機種
- Kobo Clara Colour:カラー+軽量+低価格で読書専用に特化したモデル
という明確な位置づけになります。
Kobo Sage/Elipsa 2Eとの性能・価格比較
さらに上位には、Kobo SageやKobo Elipsa 2Eといった“プレミアムモデル”がラインナップされています。
これらはカラー非対応ながら、書き込みやノート機能、処理速度の高さなど、プロユースにも対応した設計です。
モデル | ディスプレイ | 書き込み | ページボタン | 防水 | メモリ | 価格(税込) | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Kobo Clara Colour | 6.0インチ Kaleido™ 3 | × | × | IPX8 | 16GB | 26,800円 | カラー対応の軽量モデル |
Kobo Libra Colour | 7.0インチ Kaleido™ 3 | ○(スタイラス2対応) | ○ | IPX8 | 32GB | 36,800円 | 書き込み&ボタン付き上位機 |
Kobo Sage | 8.0インチ Carta HD 1200 | ○(スタイラス2対応) | ○ | IPX8 | 32GB | 38,800円 | 高速動作+防水+大画面 |
Kobo Elipsa 2E | 10.3インチ Carta HD 1200 | ○(スタイラス2付属) | × | × | 32GB | 54,800円 | ノート機能搭載の最上位モデル |
Kobo Sage/Elipsa 2Eは、電子ノートとしても使いたい人向けの設計で、特にKobo Elipsaはスタイラス同梱・大画面でビジネス利用にも適しています。
一方で、Kobo Clara Colourは「読むこと」に特化し、価格を抑えつつ防水・ライト調整・軽さといった読書機能を最適化。
“書くか、読むか”のどちらを重視するかで、モデル選びの方向性が変わります。
自分に合うモデルの見つけ方【比較表あり】
電子書籍リーダー選びは、「読み方」と「使い方」で最適解が変わります。
以下の比較表で、目的別にどのモデルが合うかをチェックしてみましょう。
使用シーン/目的 | 最適モデル | 理由 |
---|---|---|
📖 小説・エッセイを気軽に楽しみたい | Kobo Clara Colour | 軽量・防水・カラー対応。最初の1台に最適。 |
🎨 漫画・雑誌・図解本をカラーで読みたい | Kobo Libra Colour | 7インチ画面+書き込み対応で表現力抜群。 |
✍️ メモを書き込みながら読書したい | Kobo Sage | ペン対応+ページボタン付きで快適操作。 |
📓 ノート代わりにも使いたい/学習用途 | Kobo Elipsa 2E | 10.3インチ大画面で“書く”作業もスムーズ。 |
💡 選び方のポイント
- カラー表示を楽しみたいなら → Kobo Clara/Libra Colour
- 書き込みを重視するなら → Kobo Sage/Elipsa 2E
- コスパ重視の初購入なら → Kobo Clara Colour一択
結論として、Kobo Clara Colourは「読む専用機」としての完成度が非常に高く、シリーズの中でも最もバランスが取れたモデルです。
上位機に比べて機能はシンプルですが、価格・軽さ・防水性を重視する読書派には、最も満足度の高い選択肢といえます。
関連記事:【実機レビュー】Kobo Clara Colourの評判・違いを徹底解説|カラー対応で進化した最強エントリーモデル
Kobo Clara Colour 実際の使い心地レビュー|画質・操作感・読書体験

カラー表示の自然さと見やすさ
Kobo Clara Colourを初めて手に取って感じるのは、カラー表示の“やさしい自然さ”です。
液晶タブレットのような鮮やかさではなく、E Ink独自のマットな質感があり、紙に印刷されたような落ち着いた発色。
E Ink Kaleido™ 3の技術により、従来よりも発色が約30%向上し、図表やイラストも柔らかい色合いで表現されます。
特に、雑誌の挿絵や児童書、カラー表紙付きのコミックを読むときに、その効果を強く実感。
“光沢感のないカラー表示”が目に優しく、長時間見続けても疲れにくいのが特徴です。
また、白黒ページでは300ppiの高精細表示に切り替わるため、小説や文庫もくっきりとした文字で快適に読めます。
つまり、カラーとモノクロを自動で最適化する万能ディスプレイとして、読書スタイルを問わず高い満足度を得られる仕上がりです。
タッチ操作・ページめくりの反応速度
操作面では、Kobo Clara Colourも従来シリーズ同様に軽快で直感的なタッチ操作が可能です。
ページめくりは画面のタップまたはスワイプで行い、レスポンスは非常にスムーズ。
E Ink特有の“残像感”も最小限に抑えられており、高速ページめくり機能にも対応しているため、マンガの見返しやビジネス書の確認もサクサク行えます。
メニューの切り替えや本棚画面のスクロールも軽快で、文字拡大・ライト調整などの操作も直感的。
特に電子書籍リーダー初心者にとっては、アプリのように迷わず使える設計が嬉しいポイントです。
また、動作全体が軽快ながら静音性にも優れ、ページをめくるたびに“紙をめくるような感覚”が味わえます。
反応速度・安定性・操作感のいずれも、エントリーモデルとしては非常に完成度が高いといえます。
目の疲れにくさ・長時間使用の快適性
電子書籍リーダーを選ぶうえで重要なのが、“目への優しさ”と“長時間使用の快適さ”。
Kobo Clara Colourは、ブルーライトを抑えたComfortLight PROと電子ペーパーのフロントライト構造により、液晶ディスプレイのような眩しさを感じにくい設計になっています。
日中は自然光に近い明るい白色、夜間は暖かみのあるナチュラルライトに自動調整されるため、就寝前の読書でも目が疲れにくく、リラックスした状態で読書を続けられます。
また、E Ink特有の紙のような反射の少ない表示が、光の映り込みを防ぎ、屋外でも視認性をしっかり確保。
加えて、軽量ボディ(174g)とバッテリーの長寿命により、手首や目に負担をかけずに長時間の読書が可能です。
総じて、Kobo Clara Colourは“本当に読書を楽しむための端末”として、画質・操作・快適性の三拍子が揃ったモデルといえます。
Kobo Clara Colour デメリット・注意点|購入前に知っておきたいポイント

スタイラス(手書き)非対応
Kobo Clara Colourは、上位モデルの「Kobo Libra Colour」や「Kobo Sage」と異なり、スタイラス(Koboスタイラス2)には非対応です。
そのため、本の余白に直接メモを書いたり、ノート機能を使って手書き記録を残すことはできません。
電子書籍を「読む専用」で使う人にはまったく問題ありませんが、「読書中にメモを取りたい」「勉強や資料の注釈に使いたい」といった用途には不向きです。
手書きメモを重視する場合は、スタイラス対応のKobo Libra ColourまたはKobo Sageのほうが適しています。
Clara Colourはあくまで“読むことに特化したモデル”。
価格を抑えながらもカラー表示・防水・軽量といった実用性を重視した設計となっています。
microSDカードスロットなし
現行のKoboシリーズ全体に共通する仕様ですが、microSDカードスロットは非搭載です。
つまり、外部ストレージで容量を拡張したり、PCから直接データを入れ替えることはできません。
とはいえ、Clara Colourには16GBの内蔵メモリがあり、小説なら約12,400冊、コミックなら約248冊を保存可能。
通常の読書用途であれば十分な容量です。
ただし、大量の雑誌やマンガをまとめて保存したい場合は、上位機の**Libra Colour(32GB)やSage(32GB)**を選ぶ方が安心です。
バックアップ用途としては、PC接続による転送・管理が推奨されています。
動画やアプリは非対応(タブレットとは異なる)
Kobo Clara Colourはあくまで電子書籍専用リーダーであり、
AndroidタブレットやiPadのようにアプリをインストールしたり、動画を再生することはできません。
YouTube、Netflix、Prime Videoなどの動画アプリや、LINE・メールなどの通信アプリにも非対応です。
また、インターネットブラウザ機能も限定的で、読書以外の操作には適していません。
「電子書籍とSNSや動画をまとめて楽しみたい」という人は、タブレット端末(例:Fire HDシリーズやiPad)との併用がおすすめです。
逆に、集中して読書に没頭したい人にとっては、余計な通知や誘惑がないClara Colourのシンプルさが大きな魅力になります。
カラー表示の発色は液晶より淡い
E Inkディスプレイの特性上、カラーの発色は液晶ディスプレイよりも控えめです。
E Ink Kaleido™ 3は前世代よりも彩度が向上しているものの、液晶のようなビビッドな色合いを期待すると「ややくすんで見える」と感じるかもしれません。
ただし、この“淡い発色”こそが電子ペーパーのメリットでもあります。
光沢がなく、反射を抑えた表示によって目への負担を軽減。
長時間の読書でも疲れにくく、屋外でも視認性が高いのが強みです。
つまり、Kobo Clara Colourは“写真や動画を見るための端末”ではなく、「紙の本に近い自然なカラーで読む」ことに最適化されたモデルと理解しておくのが正解です。
kobo clara colour 口コミ・評判まとめ|ユーザー満足度と評価傾向

カラー化で「図解・雑誌が読みやすい」と高評価
発売直後からSNSやレビューサイトでは、「カラー表示が思っていた以上に自然」「図解や雑誌が見やすい」と好意的な口コミが目立ちます。
特に実用書や雑誌、児童書を中心に読むユーザーからは、カラー化による“情報の理解しやすさ”が高く評価されています。
E Ink Kaleido™ 3の発色は淡めながら、白黒よりも断然分かりやすく、グラフ・マーカー・イラストの色分けがしっかり伝わるため、「目が疲れにくいのにカラーを楽しめる」との声も多く見られます。
また、液晶タブレットと違って反射が少なく、屋外でも見やすい点も好印象。
一方で、「液晶ほどの鮮やかさはないが、長時間読むにはちょうどいい」という声が多く、「紙の本のようなカラー表示」として受け入れられている印象です。
白黒でも十分?従来モデルとの比較意見
既存ユーザーからは、「白黒のKobo Clara BWでも十分に読める」という意見も一定数あります。
特に文字中心の小説やエッセイを読む場合、カラー表示の恩恵は少ないため、「モノクロで十分」「価格が安いBWの方がコスパが良い」という声もあります。
しかし一方で、Kobo Clara Colourユーザーからは「同じ本でも印象がまったく違う」「カラー挿絵や表紙のデザインが楽しめるようになった」との感想も多数。
読書体験そのものが“少し豊かになる”という点で、価格差(約4,000円)以上の価値を感じている人が多いようです。
総じて、「カラーの必要性は読むジャンルによって変わる」という意見が主流。
小説中心ならKobo Clara BW、幅広いジャンルを読むならKobo Clara Colourという住み分けが自然に進んでいます。
バッテリー持ち・防水・操作性の評価
バッテリー持ちについては、Clara Colourでも従来機と同様に“数週間レベルで持つ”という高評価が多く見られます。
カラー表示対応による電池消費増を心配する声もありましたが、実際にはE Ink技術の省電力性が維持されており、体感差はほとんどありません。
「毎日少しずつ読んでも1~2週間は余裕」「旅行にも充電器なしで持って行ける」といった声が多いです。
また、防水(IPX8)性能への信頼も高く、「お風呂読書に最適」「水滴がかかっても安心」といった使用感が広く共有されています。
操作性に関しても、「ページめくりがスムーズ」「反応が速くなった」「ライト調整がしやすい」と安定した評価が寄せられています。
総合的に見ると、Kobo Clara Colourは「価格以上の満足感がある」「初めての電子書籍リーダーにちょうどいい」という声が多く、楽天Koboシリーズの中でもバランスの良さが際立つモデルとして好意的に受け止められています。
kobo clara colour 価格・購入方法まとめ|最安値で手に入れるには

楽天Kobo公式ストア・Amazon・家電量販店の価格比較
Kobo Clara Colourの定価は26,800円(税込)。
価格設定としては、上位モデル「Kobo Libra Colour」(36,800円)より約1万円安く、エントリーモデル「Kobo Clara BW」(22,800円)より4,000円高い“中間ポジション”に位置します。
購入チャネルは以下の3つが主流です:
販売店 | 価格(税込) | 特徴・メリット |
---|---|---|
楽天Kobo公式ストア | 26,800円前後 | 楽天ポイントが最大で数千ポイント還元されることも。限定クーポン配布あり。 |
Amazon.co.jp | 26,800円前後 | 送料無料・即日配送対応。Koboアクセサリーとの同時購入が便利。 |
家電量販店(ヨドバシ・ビックカメラなど) | 26,800円前後 | 実店舗で実機を試せる。ポイント還元(10%前後)も魅力。 |
特に楽天市場の公式Koboストアでは、キャンペーン時に「ポイント10倍」「セット割」などが頻繁に実施され、実質価格が大きく下がるケースがあります。
一方Amazonでも「セール連動割引」や「整備済み再生品」が登場することがあるため、購入タイミングによって最安値は変動します。
セール・キャンペーン(プライム感謝祭/ブラックフライデー)情報
Kobo Clara Colourを安く購入したいなら、Amazonセールや楽天イベントの時期を狙うのが最も効果的です。
特に狙い目は以下のセール時期です:
セール名 | 開催時期 | 値下げ傾向 |
---|---|---|
🛍️ プライム感謝祭 | 10月中旬(2025年は10/4〜10/6開催) | Kobo・Kindle系端末が5〜10%前後OFFになることが多い |
💥 ブラックフライデーセール | 11月下旬 | 定価から最大15%OFF+ポイント還元の組み合わせが狙える |
💳 楽天スーパーSALE | 3月・6月・9月・12月 | 期間中はKobo本体+スリープカバーセットが特価販売される傾向 |
🌸 新生活応援キャンペーン | 2〜4月 | 新モデル発売時に旧機種(Clara BWなど)が値下げされる |
直近では、「プライム感謝祭」や「ブラックフライデー」で24,000円前後まで値下がりする可能性が高く、さらに楽天ポイント還元を組み合わせれば実質2万円台前半での購入も十分狙えます。
👉 価格比較サイトや楽天Koboのメルマガでセール情報をチェックしておくのがおすすめです。
Koboスリープカバーなどおすすめアクセサリー
Kobo Clara Colourには、専用の**スリープカバー(純正アクセサリー)**が別売りで用意されています。
このカバーは再生プラスチック素材を使用した環境配慮設計で、見た目にもスタイリッシュ。
マグネット式で簡単に着脱でき、オートスリープ機能に対応しているため、カバーを閉じるだけでスリープに入ります。
アクセサリー | 価格(税込) | 特徴 |
---|---|---|
Kobo Clara Colour 専用スリープカバー | 約4,000円前後 | 軽量・マグネット固定・再生素材使用。カラー展開あり。 |
USB充電ケーブル(付属品) | 同梱 | 追加購入不要。PC経由での充電・データ転送に対応。 |
保護フィルム | 約1,000円〜 | 指紋防止・反射低減タイプを選ぶと快適。 |
特にスリープカバーは、落下防止や傷対策にも役立ち、持ち運び時の安心感が大きくアップします。
長く使う端末だからこそ、カバーとセットでの購入がおすすめです。
💡 まとめ
- 定価:26,800円(税込)
- 実質最安値:セール+ポイント還元で2万円台前半
- 購入は「楽天Kobo公式」or「Amazonセール」が狙い目
- スリープカバーは必携アクセサリーとしてセット購入がおすすめ
kobo clara colourに関するよくある質問(FAQ)

microSDカードは使える?
いいえ、Kobo Clara ColourはmicroSDカードには対応していません。
現行のKoboシリーズ(Clara/Libra/Sage/Elipsa 2E 含む)は、すべて内蔵メモリ方式となっており、外部ストレージで容量を拡張することはできません。
ただし、Clara Colourには16GBの内蔵メモリが搭載されており、小説なら約12,400冊、コミックなら約248冊を保存可能。
一般的な読書用途で容量が不足することはほとんどありません。
PCと付属のUSBケーブルで接続すれば、書籍データの転送やバックアップも簡単に行えます。
Koboスタイラス2は対応している?
Kobo Clara ColourはKoboスタイラス2非対応です。
同じくカラー対応の「Kobo Libra Colour」ではペン入力が可能ですが、Clara Colourは読書専用機として設計されているため、書き込み・ノート機能は利用できません。
そのため、「電子書籍にメモを書き込みたい」「勉強ノートとして使いたい」といった場合は、上位機の**Libra Colour(7インチ)やSage(8インチ)**へのステップアップがおすすめです。
Clara Colourは、手軽に持ち歩きながら“読むことに集中できる端末”として設計されています。
防水はお風呂でも問題ない?
はい、IPX8等級の防水対応なので、お風呂やキッチンでも安心して使用できます。
防水性能は「水深2mで最大60分耐久」という高レベル。湯気や水滴がついても問題なく動作し、バスタイム読書にも最適です。
ただし、長時間の水中利用や熱湯への浸漬は想定されていません。
お風呂で使用する際は、浴槽の中に完全に沈めないよう注意しましょう。
読み終えた後は、軽く水分を拭き取って乾かすことでより長く使えます。
他のKobo端末との本の共有はできる?
はい、同じ楽天Koboアカウントでログインしていれば、他の端末と書籍を共有可能です。
一度購入した電子書籍は、Koboアプリ(スマートフォン・タブレット・PC)や他のKoboリーダー(Libra、Sage、Elipsaなど)からも閲覧できます。
また、クラウド上で購入履歴と読書データが同期されるため、「家ではElipsaで読む」「外出先ではClara Colourで続きから読む」といった使い分けも簡単。
すべての端末で同じKoboアカウントを使用していれば、本棚・しおり・読書位置が自動で同期され、途切れのない読書体験が楽しめます。
【まとめ】Kobo Clara Colourは“初めての電子書籍リーダー”に最適

コンパクト・防水・カラー表示の三拍子
Kobo Clara Colourは、6インチのコンパクトサイズにカラー表示・防水・軽量ボディをすべて兼ね備えた、非常にバランスの取れたモデルです。
従来の白黒E Inkリーダーに比べ、図解やイラスト付きの書籍、雑誌、実用書などもより快適に読めるようになり、**“紙の本に近いカラー読書体験”**を手軽に楽しめます。
防水(IPX8)仕様のため、お風呂読書や屋外での使用も安心。
ComfortLight PROによる目に優しいライト機能で、昼夜を問わず自然な読書環境を維持できます。
これらの機能が26,800円(税込)という手頃な価格に収まっている点も高く評価されており、まさに“最初の1台”として理想的なエントリーモデルといえるでしょう。
Kobo Libra Colourとの比較で見える選び方
上位モデルのKobo Libra Colourと比べると、Clara Colourは“読むことに特化したシンプルモデル”です。
Libra Colourには書き込み機能やページめくりボタンなどのプレミアム要素がありますが、価格は1万円ほど高くなります。
比較ポイント | Kobo Clara Colour | Kobo Libra Colour |
---|---|---|
画面サイズ | 6.0インチ | 7.0インチ |
書き込み機能 | ✕(非対応) | ○(スタイラス2対応) |
ページめくりボタン | ✕ | ○ |
防水 | ○(IPX8) | ○(IPX8) |
重さ | 約174g | 約199g |
価格(税込) | 26,800円 | 36,800円 |
したがって、
- 読書専用でシンプルに使いたい → Clara Colour
- 書き込みや片手操作も重視したい → Libra Colour
という明確な選び方ができます。
カラー表示の自然さや読書の快適さはどちらも共通しており、“書く”よりも“読む”に重きを置くならClara Colourが圧倒的にコスパに優れています。
こんな人におすすめ(小説派/コミック派/実用書派)
Kobo Clara Colourは、次のような読書スタイルを持つ人に特におすすめです。
読書スタイル | おすすめ理由 |
---|---|
📚 小説・エッセイ派 | 高精細E Ink表示で文字がくっきり。目に優しく長時間読書も快適。 |
🧠 ビジネス書・実用書派 | 図表やマーカーの色がしっかり再現され、理解しやすい。 |
🎨 漫画・雑誌派 | カラーページ対応で、表紙や挿絵の雰囲気まで楽しめる。 |
🛁 お風呂読書派 | 防水IPX8仕様で安心してリラックスタイムに読書できる。 |
🎒 外出・旅行派 | 174gの軽量設計&長時間バッテリーでどこでも気軽に持ち運べる。 |
💡 まとめると──
Kobo Clara Colourは、「カラーで読めるKoboが欲しい」「でも書き込み機能まではいらない」という人にベストマッチなモデルです。
防水・軽量・目に優しいE Ink表示を兼ね備え、電子書籍リーダーデビューに最もおすすめできる一台といえます。