「Fire TV Stick」と「Chromecast」はどちらも動画配信サービスをテレビの大画面で楽しめるデバイスです。
プライムビデオやHulu、Netflixなどの有料動画サービス契約者はもちろん、YouTubeなど無料サービスもテレビの大画面で視聴できます。
Amazon Fire TV Stick | 4,980円(税込) |
---|---|
Google Chromecast | 5,071円(税込) >> 現在の最安値を見る |
どちらもお値段はほぼ同じなので、どちらを購入した方が良いか迷いますよね?
この記事では「Fire TV Stick」と「Chromecast」のどちらを購入すべきか、ポイントをまとめました。
- Fire TV Stickはリモコン操作、Chromecastはスマホ操作
プライムビデオを再生できるのはFire TV Stickyoutubeを快適に再生できるのはChromecast- iPhone-Fire TV Stickのミラーリングは別料金
- Chromecast+Google Homeでテレビを音声で起動できる。
- セールが頻繁に開催されているのはFire TV Stick
いまいちピンと来なかった場合は「Fire TV Stick」を購入しておけば間違いありません。
関連記事:Fire TV Stickは最強の暇つぶしアイテム!プライム会員なら買わないと損
Fire TV Stick と Chromecast
対応アプリのちがい
Fire TV StickもChromecastもすべてのアプリをテレビに映せるわけではありません。
対応アプリは上記から検索できますが、最大のちがいは「プライムビデオ」が見られるかどうかでしょう。
プライムビデオは映画、ドラマ、バラエティー番組、ライブ映像など2万本のコンテンツが見放題のAmazonプライム会員限定サービス。
AmazonとGoogleはライバル会社です。
Chromecastでは、ライバルAmazonの「プライムビデオ」は再生できません。
正確にいうと、「ミラーリング機能」を使用すれば、Chromecastでもプライムビデオをテレビで楽しめます。(Androidのスマホやタブレットのみ)
ただ、Chromecast側ではなくスマホ側で再生しているため、バッテリーを激しく消耗します。
Amazonプライム会員であれば、迷いなく「Fire TV Stick」をおすすめします。
【今週の人気記事】「電脳コイル」「CLANNAD」「AIR」「Kanon」 Amazonプライム・ビデオの11月配信作品が熱い https://t.co/7kJnpGYli3 pic.twitter.com/saq9vy7bXI
— ねとらぼ (@itm_nlab) 2018年11月4日
プライムビデオは毎月のように新しいコンテンツが追加されます。
年会費4,900円を払っているのであれば「Fire TV Stick」一択です。
ちなみに、FODプレミアムやU-NEXTのアダルト番組も「Chromecast」では視聴できませんのでご注意ください。
Fire TV StickとChromecast
youtube再生ちがい
Fire TV StickとChromecastはyoutubeの起動方法が大きく異なります。
Chromecastならyoutubeの起動がスムーズ
Googleが提供する「Chromecast」はyoutubeの視聴が快適。
スマートフォンで「youtubeアプリ」を起動して、キャストボタンを押すだけなので操作もシンプルです。
見たい動画を検索するときも、スマートフォンで文字入力ができるので、余計なストレスはありません。
youtubeが大好きな方は「Chromecast」もアリですね。
ただ、youtubeは画質が悪い映像も多く、テレビの大画面に映すと粗が目立ちます。
せっかくテレビで映してもガッカリすることもありますので、あらかじめご承知おきください。
Fire TV Stickでyoutubeを見る方法
Fire TV Stickでもyoutubeを見ることはできますが、いくつか欠点があります。
Fire TV Stickにyoutubeアプリはないため、FirefoxなどのWebブラウザアプリを起動して、ブラウザ内でyoutubeを起動します。
2019年7月からFire TV Stickでも快適にyoutubeを視聴できるようになりました。
「アレクサ、YouTubeを開いて」と話すだけでOK
音声操作でかんたんにyoutubeを楽しめます。
Fire TV StickとChromecast
ミラーリングのちがい
Fire TV StickやChromecastを使うと、スマートフォンやパソコン、タブレットの画面をテレビに映すことができます。
この機能を「ミラーリング」といいます。
- スマホゲームのプレイ実況をテレビに映せる
- スマホで撮った写真や動画を大画面で見る
- 勉強会のとき、PCで開いたExcel資料などを大画面に映す
1人でいるときは使用機会は少ないものの、友達や家族で集まった時はミラーリングできると嬉しいですね。
AndroidスマホのミラーリングはChromecastの方が便利
Androidのスマートフォン、タブレットの場合
Androidのスマートフォンのお持ちの場合はChromecastのミラーリングが便利です。
画面を上から下に引き下げて「キャスト」をタップするだけで、好きな画面をテレビに投影できます。
この機能を使えばプライムビデオもテレビに映せます。
しかし、スマホのバッテリーを激しく消耗しまうのでご注意ください。
iPhone、iPadの場合
iPhoneでもChromecastでミラーリングは可能ですが、全ての画面をミラーリングできるわけではありません。
「Allcast」というアプリを使えばスマホやオンラインストレージにある写真や動画をキャストする事ができます。
Safariなどのブラウザはミラーリング非対応ですのでご注意ください。
Fire TV Stickのミラーリングは有料アプリが必要
Fire TV Stickでもミラーリングはできるものの、iPhoneの場合は305円の「AirReceiver」アプリを購入する必要があります。
Androidのスマートフォン、タブレットの場合
- Fire TV Stickから「設定」を選択
- Fire TV Stickから「ディスプレイとサウンド」を選択
- Fire TV STickから「ディスプレイミラーリングを有効にする」を選択
- スマホのステータスバーから、「マルチスクリーン」を選択
iPhoneの場合
iPhoneの場合は「Fire TV Stick」で「AirReceiver(305円)」をダウンロード後、iPhone画面からAirplayをタップすればOKです。
ミラーリングする機会が多いのであれば、Chromecastがおすすめですね。
Fire TV StickとChromecast
音声認識のちがい
Fire TV StickやChromecastを操作する方法は専用リモコンやスマホだけではありません。
音声でも操作できるようになりました。
ChromecastならGoogle Homeと連携してテレビの電源をオンにできる
Google HomeとChromecastを連携させれば、音声でテレビの電源をオンにできます。
さらに「◯◯の動画を見せて」といえば、Youtubeの動画をテレビに映すこともできます。
リモコン不要!家のテレビがスマートテレビに大変身です。
なお、最近のテレビであればAlexaやGoogle Assistantに対応して音声で起動できるモデルも多いです。
近いうちにテレビの購入を検討されている方は、無理にChromecastを選ぶ必要はありません。
Fire TV Stick 4KはAlexa対応テレビを音声操作可能
音声でテレビを操作できるのは「Chromecast」だけではありません。
「Fire TV Stick 4K」はAlexa対応音声認識リモコンを付属しており、Alexa対応のテレビを音声で操作することができます。
「Chromecast」はGoogle Homeとセットで使用する必要がありますが、「Fire TV Stick 4K」はAlexa対応テレビがあればOK。
従来のFire TV Stickにも音声認識機能はありましたが、操作できる機能がパワーアップしました。
- 見たい番組の検索
- 早送り, 巻き戻し, 一時停止
- テレビの電源ON
- 音量アップ
検索以外の機能は「Fire TV Stick 4K」にしかできません。
ただ、一部の機能はテレビ側がAlexaに対応している必要がありますので、購入前に必ずご確認ください。
Fire TV StickとChromecast
使い方のちがい
Fire TV StickとChromecastは操作方法も若干異なります。
専用リモコンで操作するFire TV Stickに対して、Chromecastはスマートフォンを使って操作します。
Fire TV Stickの使い方
Fire TV StickはテレビのHDMI端子に接続して使用します。
2017年4月発売の「Fire TV Stick(Newモデル)」から接続がさらに簡単になりました。
- Fire TV StickをテレビのHDMI端子に接続する
- コンセントにつなげる
- インターネットに接続する
たったこれだけです。
操作は専用リモコンを使って行いますが、リモコンアプリをダウンロードすれば、スマートフォンからも操作できます。
僕はリモコンの電池を入れ替えるのが面倒なので、スマホで操作しています。
HDMIケーブルは別途購入が必要です。
Chromecastの使い方
Chromecastの設定もFire TV Stickと同じくらいかんたんです。
- ChromecastをテレビのHDMI端子に接続する
- コンセントにつなげる
- スマホに「Google Home」アプリをダウンロードして設定する
たったこれだけです。
1番大きな違いは「Google Home」アプリのダウンロードが必須ということですね。
Chromecastはスマホで操作するとはいえ、動画の再生はChromecast側で制御するため格安スマホでも問題ありません。
そんな懸念もありましたが、一度キャストしてしまえば動画は自動的に再生するため、別のアプリを操作することができます。
例えば、youtubeをテレビで見ながら、スマホでTwitterを見るという使い方もOK
ChromecastとGoogle Homeがあれば、youtubeを見るだけならテレビのリモコン不要の生活を楽しめます。
Fire TV StickとChromecast
料金のちがい
Fire TV StickとChromecastの定価は4,980円と同額ですが、Fire TV Stickは頻繁にセールを開催しています。
このセール期間を上手に活用すれば「Fire TV Stick」をお得な価格で購入できます。
「Chromecast」も楽天スーパーセールなどで安くなることはありますが、割引になる頻度は「Fire TV Stick」より少ないです。
Fire TV Stickのセール情報は下記の記事をご覧ください。
関連記事:Fire TV Stick・Fire TVのセールはいつ?セール価格・安く買う方法は?
Fire TV StickとChromecastのちがいまとめ
- Fire TV Stickはリモコン操作、Chromecastはスマホ操作
- プライムビデオを再生できるのはFire TV Stick
- youtubeを快適に再生できるのはChromecast
- iPhone-Fire TV Stickのミラーリングは別料金
- Chromecast+Google Homeでテレビを音声で起動できる。
- セールが頻繁に開催されているのはFire TV Stick
プライムビデオとChromecastはどちらも動画サービスをテレビで楽しむことができますが、細かく比較すると差が見えてきます。
いまいちピンと来なかった場合は「Fire TV Stick」を購入しておけば間違いありません。
[…] Fire TV StickとChromecastの6つの違いをわかりやすく解説【比較 … […]