Fire TV Stickシリーズの中でも、4K対応の「Fire TV Stick 4K」と、その上位モデル「Fire TV Stick 4K Max」は、どちらも人気の高いストリーミングデバイスです。
ですが、いざ選ぼうとすると
と悩んでしまう方も多いはず。
特に最近のモデルはどちらも性能が高く、違いが分かりにくいのも事実です。
この記事では、Fire TV Stick 4Kと4K Maxの性能、機能、価格、使い心地の違いを徹底比較。
それぞれの特徴をわかりやすく解説し、あなたにぴったりの一台がどちらなのかが分かるようにまとめています。
迷っている方は、ぜひ最後までチェックして、納得のいく選択をしてください。
結論から言うと、Fire TV Stick 4Kと4K Maxの映像品質は基本的に同等です。
ただし、操作速度や読み込み速度に違いがあり、Fire TV Stick 4K Maxはスムーズさや快適さが映像体験を底上げします。
つまり、「快適な操作感と安定した通信が欲しいなら4K Max」、「価格を抑えたいなら4Kで十分」というのが結論です。

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もくじ
Fire TV Stick 4Kと4K Maxのスペック比較
基本スペックの違い
項目 | Fire TV Stick 4K | Fire TV Stick 4K Max |
---|---|---|
映像 | 4K UHD、HDR、Dolby Vision | 4K UHD、HDR、Dolby Vision |
音声 | Dolby Atmos | Dolby Atmos |
Wi-Fi | Wi-Fi 6対応 | Wi-Fi 6E対応(より高速・安定) |
プロセッサ | クアッドコア1.7GHz | クアッドコア2.0GHz(約25%高速) |
メモリ | 2GB | 2GB |
ストレージ | 8GB | 16GB |
本体価格 | 9,980円 | 12,980円 |
Fire TV Stick 4K Maxは、「Fire TV Stick 4K」と比較して、以下の特長があります
- 処理速度:アプリの高速起動
- Wi-Fi性能:滑らかな映像再生
- ストレージ:多くのアプリをダウンロード可能
映像・音質の違いはある?
結論から言うと、Fire TV Stick 4Kと4K Maxの映像品質は基本的に同等です。
両モデルとも以下の高画質規格に対応しています。
項目 | Fire TV Stick 4K | Fire TV Stick 4K Max |
---|---|---|
最大解像度 | 4K Ultra HD (2160p) | 4K Ultra HD (2160p) |
HDR対応 | HDR10 / HDR10+ / HLG | HDR10 / HDR10+ / HLG |
Dolby Vision | 対応 | 対応 |
つまり、映像自体の「鮮やかさ」「色の深み」「黒の引き締まり」「コントラストの強さ」は全く同じ。
4KテレビやDolby Vision対応テレビを使えば、どちらのモデルでも極めて美しい映像が楽しめます。
Wi-Fi性能の違い

モデル | 対応Wi-Fi規格 |
---|---|
Fire TV Stick 4K | Wi-Fi 6(IEEE 802.11ax) |
Fire TV Stick 4K Max | Wi-Fi 6E(IEEE 802.11ax+6GHz帯) |
- Fire TV Stick 4K:Wi-Fi 6(5GHz/2.4GHz帯)対応。
→ 高速・低遅延。一般家庭の最新Wi-Fiルーターに十分対応。 - Fire TV Stick 4K Max:Wi-Fi 6E対応。
→ Wi-Fi 6の性能に加え、6GHz帯という新しい周波数を利用可能。5GHz帯よりも混雑が少なく、干渉が少ないため、より安定した高速通信が可能。
特に効果を発揮する環境:
- マンションなどWi-Fi混雑エリア
- 複数人が同時に動画視聴やゲームをする家庭
- Wi-Fiルーターが6E対応であれば、さらに最大の恩恵
※Wi-Fi 6Eの利用には、6GHz帯に対応したWi-Fiルーターが必要です。もしルーターがWi-Fi 6E非対応でも、Maxは通常のWi-Fi 6にも完全対応しています。
処理速度(CPU・メモリ)の違い
項目 | Fire TV Stick 4K | Fire TV Stick 4K Max |
---|---|---|
プロセッサ | クアッドコア 1.7GHz | クアッドコア 2.0GHz |
メモリ(RAM) | 2.0GB | 2.0GB |
CPU性能はFire TV Stick 4K Maxは、4Kよりも約25%高速化。
これにより、次のような場面で違いが出ます。
- ホーム画面の表示スピード
- アプリの起動速度
- 音声操作(Alexa)のレスポンス
- 高解像度動画のバッファ(読み込み時間)が短い
- リモコン操作時の遅延がほぼ無い
→ 特にわかりやすいのは「アプリの起動」や「設定画面の切り替え」。
4Kモデルでは1〜2秒かかる操作が、4K Maxでは即応するようなイメージです。
価格の違いとコスパ比較

通常価格とセール時価格
モデル | 通常価格 | セール時目安 |
---|---|---|
Fire TV Stick 4K | 9,980円 | 5,980円 |
Fire TV Stick 4K Max | 12,980円 | 7,980円 |
価格差の価値は?
- 操作感やWi-Fiの安定性を重視 → Fire TV Stick 4K Maxの価値あり
- 主に動画再生だけでOK →Fire TV Stick 4Kでも十分
3,000円差で得られるのは、よりサクサクの操作感と将来性のある通信環境。
どんな人にどちらがおすすめ?

Fire TV Stick 4Kが向いている人
- コスパ重視派
- テレビが4K対応ならとりあえずOK
- 動画視聴がメイン。ゲームや重いアプリはあまり使わない
→ セールで買うならコスパ最強。
Fire TV Stick 4K Maxが向いている人
- 操作のサクサク感を重視
- Wi-Fi環境が混雑している(マンション、家族で複数台)
- 長く使いたい、将来性を考えたい
- ホーム画面のモタつきが気になる方
→ 日々の快適さを考えるならMax。
実際の使用感レビュー・口コミから見る違い

操作の快適さ
- 【4K】→ メニュー画面でややモタつきを感じる場面がある。
- 【4K Max】→ スムーズ。アプリの起動やスクロールが高速。音声操作の反応も良好。
→ Maxの快適さは体感で分かるレベル。
動画の読み込み速度や安定感
- 【4K】→ 通常のWi-Fiでも問題ないが、時折読み込み待ちが発生することも。
- 【4K Max】→ Wi-Fi 6Eの効果で安定感抜群。高画質の映画でも読み込みが早い。
→ 特に4K HDR動画をよく観る人にはMaxが安心。
結論|Fire TV Stick 4Kと4K Max、あなたにおすすめは?

こんな人におすすめ | おすすめモデル |
---|---|
コスパ最重視 | Fire TV Stick 4K |
操作の快適さを優先 | Fire TV Stick 4K Max |
Wi-Fiが混雑気味 | Fire TV Stick 4K Max |
長く使いたい | Fire TV Stick 4K Max |
主に動画視聴のみ | Fire TV Stick 4K |
どちらも4K画質と高音質に差はありません。
「快適な操作感と安定した通信が欲しいなら4K Max」、
「価格を抑えたいなら4Kで十分」というのが結論です。
- セールでの価格差は約1,000円
- 動画視聴中心なら4Kで十分
- サクサクの快適操作、Wi-Fi安定性を求めるなら4K Max
迷ったら、長く快適に使いたいなら4K Maxを選んでおけば間違いありません。