「コスパに優れたタブレット」といえば、AmazonのFireタブレットシリーズを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
Fireタブレットは、リーズナブルな価格帯でありながら、動画視聴や電子書籍、ネット検索まで幅広い用途に使えるのが魅力です。
さらに、子ども向けのキッズモデルや、学習や仕事に活躍する高性能モデルまで、ラインナップが充実しており、自分に合った1台を選べるのが大きな強みです。
2025年現在、実に8種類の多彩なモデルが登場しています。
- Fire HD 8
- Fire HD 10
- Fire Max 11
- Fire 7 キッズモデル
- Fire HD 8 キッズモデル
- Fire HD 10 キッズモデル
- Fire HD 8 キッズプロ
- Fire HD 10 キッズプロ
しかし、これだけ種類が多いと「どれを選んだらいいの?」と迷ってしまう方も少なくありません。
この記事では、最新のFireタブレット全モデルを徹底比較し、各モデルの特徴やおすすめポイントをわかりやすく解説します。
あなたやご家族にぴったりの1台を見つけるヒントがきっと見つかるはずです。
ぜひ参考にして、最適なFireタブレットを選んでください!
なお、はじめてタブレットを使う人にとっては、「Fire HD 8」が最もバランスの取れたモデルです。
Fireタブレットを選ぶポイントまとめ
モデル | 特徴 | こんな人におすすめ |
---|---|---|
Fire 7 キッズモデル | 最安・最小・軽量/必要最低限の性能 | 小さなお子様の初めてのタブレットに |
Fire HD 8 | 手軽なサイズ/HD画質/価格と性能のバランス◎ | 動画・読書中心のライトユーザーに |
Fire HD 8 キッズモデル/プロ | 8インチ+知育コンテンツ/丈夫なケース付き | 成長段階に合わせた学び・遊びに |
Fire HD 10 | 大画面で快適/動画・学習向き/価格控えめ | 家での利用が多いユーザーに |
Fire HD 10 キッズモデル/プロ | フルHD大画面/キッズコンテンツ充実 | 映像学習や電子書籍を本格的に使いたいお子様に |
Fire Max 11 | 最高スペック/PCライクにも使える/スタイラス・キーボード対応 | 仕事・学習もしたい大人向け |
Fireタブレットを選ぶ際のチェックポイント
- 画面サイズと画質:持ち運ぶなら8インチ、据え置きなら10〜11インチ。
- 用途:動画・読書メインか、学習・作業もしたいのか。
- 子ども向けかどうか:キッズモデルは耐衝撃カバー&保証付きで安心。
- 予算と性能のバランス:安さ重視ならHD 8、長く使いたいならMax 11。
※ この記事のリンク先には広告が含まれています。
目次
Fireタブレットの分類と特徴

① 通常モデル(大人向け)|Fire HD8, HD10, Max11
項目 | Fire HD 8 | Fire HD 10 | Fire Max 11 |
---|---|---|---|
画面サイズ | 8インチ | 10.1インチ | 11インチ |
解像度 | 1280×800 | 1920×1200 | 2000×1200 |
プロセッサ | ヘキサコア(6コア) | オクタコア(8コア) | オクタコア(8コア) |
メモリ(RAM) | 3GB/4GB | 3GB | 4GB |
ストレージ容量 | 32GB / 64GB | 32GB / 64GB | 64GB / 128GB |
バッテリー持続時間 | 最大13時間 | 最大13時間 | 最大14時間 |
キーボード・ペン対応 | 非対応 | 非対応 | 専用キーボード・スタイラスペン対応 |
価格帯(定価目安) | 15,980円 | 19,980円 | 34,980円 |
おすすめ用途 | 動画・読書メインのライトユーザー | 大画面で動画・電子書籍を楽しみたい方 | 学習・仕事・エンタメを本格的に活用したい方 |
通常モデルは、主に大人向けに設計されたFireタブレットで、読書・動画・Web閲覧・軽作業など幅広い用途に対応しています。
操作性がシンプルで、コスパも高いため、初めてのタブレットとしても人気です。
主なラインナップは「Fire HD 8」「Fire HD 10」「Fire Max 11」の3種類で、それぞれ画面サイズや処理性能が異なります。
Fire HD 8はコンパクトで持ち運びやすく、Fire HD 10は大画面で動画視聴に最適、Fire Max 11はキーボード対応で仕事・学習にも使える上位モデルです。
ポイント
- Fire HD 8:軽量・コンパクトでコスパ重視。読書や軽い動画視聴向け。
- Fire HD 10:画面の大きさと解像度のバランスが良く、動画視聴や雑誌に最適。
- Fire Max 11:上位モデル。キーボード・ペン対応で学習やビジネスにも活用可能。
② キッズモデル(3~6歳向け)|Fire 7, Fire HD 8, Fire HD10
項目 | Fire 7 キッズモデル | Fire HD 8 キッズモデル | Fire HD 10 キッズモデル |
---|---|---|---|
画面サイズ | 7インチ | 8インチ | 10.1インチ |
解像度 | 1024×600 | 1280×800 | 1920×1200 |
プロセッサ | 4コア | 6コア | 8コア |
メモリ(RAM) | 2GB | 3GB | 3GB |
ストレージ容量 | 16GB | 32GB | 32GB |
バッテリー持続時間 | 最大10時間 | 最大13時間 | 最大13時間 |
重さ(カバー込み) | 429g | 512g | 670g |
耐衝撃カバー | 付属 | 付属 | 付属 |
無償交換保証 | 2年間 | 2年間 | 2年間 |
Amazon Kids+ | 1年間無料付属 | 1年間無料付属 | 1年間無料付属 |
対象年齢 | 3歳から | 3歳から | 3歳から |
価格帯(定価) | 13,980円 | 19,980円 | 23,980円 |
キッズモデルは、3~6歳程度の未就学児を対象に設計されたFireタブレットで、頑丈なキッズカバーと2年間の無償交換保証が特徴です。
Amazon Kids+の1年分が付属し、子ども向けの知育アプリや動画、絵本などが使い放題になります。
主に「Fire 7 キッズモデル」「Fire HD 8 キッズモデル」「Fire HD 10 キッズモデル」の3種があり、画面サイズや処理能力に応じて選ぶことができます。
ペアレンタルコントロール機能も充実しており、安心して子どもに使わせることが可能です。
ポイントまとめ
- Fire 7 キッズモデル:価格最安&最軽量。はじめてのタブレット体験にぴったり。ただし画質や処理性能は控えめ。
- Fire HD 8 キッズモデル:画面サイズと性能のバランスがよく、コスパ抜群。標準的な選択肢。
- Fire HD 10 キッズモデル:大画面・高解像度・高性能。動画や絵本をじっくり楽しみたいお子さまに最適。
③ キッズプロモデル(6~12歳向け)|Fire HD8, HD10
項目 | Fire HD 8 キッズプロ | Fire HD 10 キッズプロ |
---|---|---|
画面サイズ | 8インチ | 10.1インチ |
解像度 | 1280×800 | 1920×1200 |
プロセッサ | 6コア | 8コア |
メモリ(RAM) | 3GB | 3GB |
ストレージ容量 | 32GB | 32GB |
重さ(カバー込み) | 約518g(本体 約337g) | 約718g(本体 約465g) |
保護カバー(プロ用) | スリムなキッズプロ専用カバー | スリムなキッズプロ専用カバー |
Amazon Kids+ | 1年間無料付属 | 1年間無料付属 |
無償交換保証 | 2年間 | 2年間 |
推奨年齢 | 6歳から | 6歳から |
ブラウザ・学習機能 | 検索・メール・学習アプリの使用可 | 検索・メール・学習アプリの使用可 |
価格帯(定価) | 19,980円 | 23,980円 |
キッズプロモデルは、6〜12歳の小学生を対象としたモデルで、キッズモデルよりも「自立学習」や「検索・調べもの」に強い構成になっています。
こちらもキッズカバーと保証付きですが、プロモデルでは「子どもが自分で管理できるインターフェース」が導入されており、より自立心を育む設計です。
付属するAmazon Kids+には学習アプリや電子書籍、プログラミング教材も豊富で、小学生の学習習慣をサポートします。
「Fire HD 8 キッズプロ」「Fire HD 10 キッズプロ」が主なラインナップで、年齢や学習スタイルに応じて選ぶとよいでしょう。
ポイントまとめ
- Fire HD 8 キッズプロ:軽量&持ち運びしやすく、基本学習や読書に最適。価格も抑えめ。
- Fire HD 10 キッズプロ:大画面・高解像度・処理性能も高めで、動画学習やオンライン教材に強い。
通常モデル、キッズモデル、キッズプロモデルの違い
項目 | Fire HD 8(通常モデル) | Fire HD 8 キッズモデル | Fire HD 8 キッズプロモデル |
---|---|---|---|
対象ユーザー | 一般(大人) | 小さな子ども(3〜7歳) | 小学生(6〜12歳) |
画面サイズ | 8インチ | 8インチ | 8インチ |
解像度 | 1280×800 | 1280×800 | 1280×800 |
プロセッサ | 6コア | 6コア | 6コア |
メモリ(RAM) | 3GB | 3GB | 3GB |
ストレージ容量 | 32GB | 32GB | 32GB |
拡張ストレージ | microSD(最大1TB) | microSD(最大1TB) | microSD(最大1TB) |
バッテリー持続時間 | 最大13時間 | 最大13時間 | 最大13時間 |
重さ(本体) | 337g | 512g(カバー込み) | 506g(カバー込み) |
保護カバー | 別売り | 耐衝撃カバー付き | スリムなプロカバー付き |
Amazon Kids+ | なし | 1年間無料付属 | 1年間無料付属 |
無償交換保証 | なし | 2年間(壊れても無料交換) | 2年間(壊れても無料交換) |
保護者機能(制限など) | あり(Fire OS標準) | 強化されたペアレンタルコントロール | 強化されたペアレンタル+検索や学習機能 |
ブラウザ・検索機能 | 標準ブラウザあり | 制限された専用環境 | ブラウザ使用可能(保護者制限付き) |
価格帯(定価) | 15,980円 | 19,980円 | 19,980円 |
3モデルの違いをわかりやすく解説
- Fire HD 8(通常モデル)
大人向けの標準モデル。読書・動画視聴・Web閲覧などに使いやすい軽量タブレットで、コスパも良好。子ども用としても使えるが、保護機能や保証は標準レベル。 - Fire HD 8 キッズモデル
3〜7歳の未就学児に最適。衝撃から守る厚手のカバー付きで、Amazon Kids+1年無料、2年間の無償交換保証付き。年齢に応じたアプリ・動画・絵本を楽しめる設計。 - Fire HD 8 キッズプロモデル
6〜12歳の小学生向けに設計。カバーはよりスマートで、学習や調べものに適したブラウザやメール機能も搭載。安心の保証・Kids+も付属し、自立的な使い方を促進。
選び方の目安
- 大人や中高生なら → 通常モデル
- 幼児(年中〜小1)には → キッズモデル
- 小学生(小2〜6年)には → キッズプロモデル
大人向けFireタブレットの選び方ガイド
読書・動画中心なら「Fire HD 8」

Fire HD 8は、コンパクトで軽量な8インチモデル。片手でも持ちやすく、長時間の読書や動画視聴に適したサイズ感が魅力です。
解像度は1280×800で、プライム・ビデオやYouTubeなどの動画コンテンツを快適に楽しめるスペックを備えています。
バッテリー持続時間は最大13時間と、日常使いには十分。価格も1万円台と非常にリーズナブルで、コスパ重視の方におすすめです。
さらに、持ち運びやすさに優れており、カフェや旅行先など外出先でも手軽に使える点もポイント。
電子書籍を読む、SNSを見る、動画を観るというライトな使い方が中心の方には最適な一台です。
関連記事:Fire HD 8 タブレットの評判は?口コミと実際の使用感を徹底解説!
画面の大きさ重視なら「Fire HD 10」

Fire HD 10は、大画面で迫力ある映像体験を楽しみたい方に最適なモデルです。
10.1インチのフルHD(1920×1200)ディスプレイを搭載しており、動画視聴や雑誌・マンガの閲覧にぴったり。
タブレットとしての重量はやや増しますが、その分表示エリアが広く、画面に複数の情報を表示したい場面でも快適に操作できます。
また、メモリは3GBとFire HD 8より多く、動作の安定性やアプリの切り替えもスムーズ。
自宅での据え置き用途が多い方、画面の見やすさを重視する方におすすめのモデルです。
動画や電子書籍だけでなく、料理中のレシピ表示やオンライン講座の視聴にも活用できます。
関連記事:Fire HD 10 タブレットの評判は?口コミ・他モデルとの違い・お得な買い方を解説!【2025年最新】
仕事・学習用にも使うなら「Fire Max 11」

Fire Max 11は、Fireシリーズの最上位モデルとして、エンタメだけでなく仕事・学習用途にも対応できるスペックを備えた一台です。
11インチの高解像度ディスプレイ(2000×1200)とオクタコアCPUを搭載し、メモリも4GBとシリーズ中最多。Webブラウジングや複数アプリの同時使用も快適に行えます。
また、専用キーボードやスタイラスペンに対応しているのはこのモデルのみで、メモを取る、文書を作成する、リモート学習などのビジネス用途にも対応可能。
画面分割にも対応しているため、動画を見ながらメモを取るといった使い方もスムーズです。
リモートワークや資格勉強にも活用できる、ハイパフォーマンスなFireタブレットです。
関連記事:Fire Max 11の評判は?実際の口コミと使ってわかった魅力を徹底解説
キッズモデルの選び方(3〜7歳向け)

コスパ重視なら「Fire 7 キッズモデル」

はじめてタブレットを子どもに持たせたい方や、なるべく価格を抑えたい方には「Fire 7 キッズモデル」がおすすめです。
7インチのコンパクトサイズで小さな手でも持ちやすく、持ち運びにも便利。
価格も1万円前後と非常にお手頃で、入門用として最適です。
スペック面ではやや控えめですが、Amazon Kids+(1年間無料)が付属しており、年齢に応じた知育アプリや絵本、アニメなどを自由に楽しめます。
また、耐衝撃ケースと2年間の無償交換保証もセットになっているため、万が一壊してしまっても安心。
タブレットデビューとしては、必要最低限の機能をしっかり備えたバランスの良い一台です。
関連記事:Fire 7 キッズモデルの評判は?実際に使った保護者のリアルな口コミを紹介
バランス型なら「Fire HD 8 キッズモデル」

価格と性能のバランスを取りたい方には、「Fire HD 8 キッズモデル」がぴったりです。
8インチのHDディスプレイは、視認性が高く、動画や絵本の表示もくっきり。
子どもの目にも優しい設計です。処理能力もFire 7より向上しており、アプリの起動や切り替えもよりスムーズ。
学習アプリや動画視聴も快適にこなせます。
もちろん、耐衝撃ケース・2年保証・Amazon Kids+(1年分)も付属。
価格帯はやや上がりますが、そのぶん長く使えるスペックになっているため、成長に合わせてステップアップを検討している家庭にもおすすめです。
外出先でも安心して使わせたい親御さんに選ばれています。
関連記事:Fire HD 8 キッズモデル完全ガイド|口コミと評判まとめ【子ども向けタブレット】
大画面で動画学習も快適「Fire HD 10 キッズモデル」

「Fire HD 10 キッズモデル」は、画面の大きさと視認性を重視する方に適したモデルです。
10.1インチのフルHDディスプレイは、アニメや知育動画の再生に最適で、細かな文字やイラストもくっきり表示されるため、絵本アプリや学習アプリとの相性も抜群です。
バッテリー持続時間も長く、リビングや車内などで長時間使用するのにも安心。
特に兄弟でタブレットを共用したい家庭や、自宅学習の一環として使いたい方にとって、ストレスの少ない操作感と広い表示エリアが魅力です。
価格は最も高い部類に入りますが、耐久性・機能性・教育コンテンツすべてが揃っており、長く使える価値のあるモデルといえるでしょう。
関連記事:Fire HD10タブレット キッズモデルの評判や魅力・欠点をやさしく解説
キッズプロモデルの選び方(6〜12歳向け)

小学校低学年〜中学年に最適な「Fire HD 8 キッズプロ」

「Fire HD 8 キッズプロ」は、6〜9歳の小学生に向けたモデルで、知育用途だけでなく、調べ学習や読書、ゲームなど幅広い使い方に対応します。
キッズモデルとの最大の違いは「インターフェースの自由度の高さ」。
より自立した使い方ができるように、ブラウザ検索や教育系アプリの導入が可能になっています。
もちろん、Amazon Kids+(1年無料)や保護者による使用制限機能も付いており、安全に管理しながら成長に応じた学びを支援できます。8インチのサイズは通学バッグにも収まりやすく、外出先への持ち運びにも便利。
自立的な学習習慣を身につけさせたいご家庭におすすめです。
関連記事:Fire HD 8 キッズプロ徹底レビュー|Fire HD 8 キッズモデルと徹底比較!あなたの子どもに最適なのはどっち?
より学習用途に強い「Fire HD 10 キッズプロ」

より本格的な学習用途を想定するなら、「Fire HD 10 キッズプロ」がおすすめです。
10.1インチの大画面で、電子書籍や辞典、オンライン教材を快適に閲覧できるほか、英語やプログラミングなどの本格的な学習コンテンツにも対応。
大画面でのブラウザ検索や、Split View機能による画面分割にも対応しており、動画を見ながらノートを取るといった学習スタイルにも最適です。
また、プロモデル専用の軽量キッズカバーやタイピング練習アプリなども用意されており、学習効果を高める工夫が満載です。
将来的には中学生になっても継続的に使用できるだけのスペックがあり、長期的な学習デバイスとして高いコストパフォーマンスを発揮します。
関連記事:Fire HD 10 キッズプロ vs キッズモデル徹底比較|どっちを選ぶべき?【2025年最新】
Fireタブレット購入前に知っておきたい注意点

Google Playが使えない?Amazonアプリストアの制限に注意
Fireタブレットでは、一般的なAndroid端末のように「Google Playストア」は利用できません。
その代わりに「Amazonアプリストア」が用意されていますが、対応していないアプリも多いため注意が必要です。
たとえば、YouTube公式アプリや一部の学習アプリ、ゲームなどは利用不可のことがあります。
回避策として「Silkブラウザ」でYouTubeを視聴する方法もありますが、アプリの快適性に比べると操作性はやや劣ります。
子ども向けの学習用に使いたい場合や、大人が仕事アプリを使いたい場合は、使いたいアプリがAmazonアプリストアにあるか事前に確認するのがおすすめです。
ストレージ容量が少なめ?SDカードの併用がおすすめ
Fireタブレットの多くは、内蔵ストレージが16GB〜64GBと、比較的少なめに設定されています。
とくに子どもが動画をダウンロードしたり、大人が電子書籍をたくさん保存したりする場合、容量が足りなくなることもあります。
しかし、Fireタブレットは全モデルがmicroSDカードに対応しており、最大1TBまで拡張可能です。
動画や本などのデータはSDカードに保存できるため、ストレージの少なさはある程度カバーできます。
購入時には本体容量だけでなく、SDカードも合わせて用意しておくと安心です。
特にキッズモデルでは、Amazon Kids+の動画や本を大量にダウンロードすることが多いため、SDカードは実質必須といえるでしょう。
動作はややもっさり?ハイエンド端末と比較しないこと
Fireタブレットは、価格が非常に手頃である反面、ハイエンドのiPadやAndroidタブレットに比べると、動作のレスポンスはやや劣ります。
アプリの起動や画面の切り替えに一拍待たされることもあり、サクサク快適に使いたい方には物足りないと感じられるかもしれません。
しかし、Fireタブレットはエンタメ・読書・学習など「限定的な用途」に特化したデバイスとして設計されており、用途に見合った性能はしっかり備えています。
価格とのバランスを考えれば、十分に満足できる性能といえるでしょう。
過度な期待は禁物ですが、価格帯を考えれば優秀な端末です。
Wi-Fi専用でSIMカード非対応|外出先での利用には工夫が必要
Fireタブレットはすべて「Wi-Fi専用機」で、SIMカードを挿してモバイル通信を行うことはできません。
そのため、自宅や公共のWi-Fi環境がない場所ではインターネットに接続できません。
外出先で使う場合は、スマホのテザリングを利用するか、あらかじめ動画や本をダウンロードしておく必要があります。
特に子どもが車内や旅行中に使う場合には、事前にオフラインで使える状態にしておくことが大切です。
また、Wi-Fi環境のない祖父母の家などに持ち込む場合は、モバイルWi-Fiルーターの利用も検討するとよいでしょう。
モデルごとに対応アクセサリが異なる|キーボードやペンは使えない機種も
Fireタブレットはモデルによって対応する周辺機器が大きく異なります。
特に注意すべきなのが、「スタイラスペン」と「専用キーボード」。
これらのアクセサリに対応しているのは、現在のところFire Max 11のみです。
HD 10やHD 8などの他モデルでは、キーボード接続やペンによる手書き入力は基本的にできません。
仕事や学習に活用したい方、子どもに文字入力やイラストをさせたい方は、必ず「アクセサリ対応モデルかどうか」を確認してから購入しましょう。
とくにタブレット学習が目的の場合は、Fire Max 11のような上位機種がベストです。
Fireタブレットに関するよくある質問(Q&A)

Amazon Kids+とは?キッズモデルに必須?
Amazon Kids+(旧FreeTime Unlimited)は、子ども向けの知育アプリ、絵本、動画、ゲームなどを定額で使い放題にできるサブスクリプションサービスです。
年齢や興味に応じたコンテンツが自動で選ばれ、ペアレンタルコントロールで安心して子どもに渡せるのが特長。
Fireのキッズモデルおよびキッズプロモデルには、1年間のAmazon Kids+利用権が無料で付属しており、購入後すぐに利用できます。
利用継続には年額プランまたは月額プランへの加入が必要ですが、コンテンツの豊富さを考えると、非常にコストパフォーマンスが高いサービスです。
キッズモデルを最大限に活用するためにも、Kids+は事実上“必須”とも言えるでしょう。
どのFireタブレットが一番人気?
売れ筋モデルとして最も人気が高いのは、「Fire HD 8」および「Fire HD 8 キッズモデル」です。
価格・サイズ・性能のバランスがよく、初心者にも扱いやすいため、幅広いユーザー層に支持されています。
特にセール時は1万円以下になることもあり、コスパを重視するユーザーに最適です。
また、学習や仕事も兼ねたいユーザーからは「Fire Max 11」の人気も急上昇中。
キッズ向けでは、動画や電子書籍を大きな画面で楽しめる「Fire HD 10 キッズモデル/キッズプロ」も支持されています。
使い方によって人気モデルは異なりますが、全体的には“8インチモデル”が選ばれやすい傾向です。
Androidアプリは使えるの?
FireタブレットはAndroidベースで動作しているものの、Google Playストアは使えません。
その代わりに「Amazonアプリストア」からアプリをダウンロードする形になります。
LINE、Netflix、YouTube(ブラウザ経由)など、日常的に使う主要なアプリはおおむね対応していますが、Google系サービス(Gmail、Google Mapsなど)や一部ゲーム、学習アプリなどは未対応の場合があります。
非公式にGoogle Playを導入する方法も存在しますが、サポート外の操作となるため注意が必要です。
事前に使いたいアプリがAmazonアプリストアにあるか検索してから購入すると安心です。
保護者による制限機能はどの程度ある?
Fireタブレットのペアレンタルコントロールは非常に充実しています。
Amazon Kidsを有効にすることで、子どもが使えるアプリやWebサイト、利用時間、就寝時間などを細かく設定可能です。
また、利用時間に応じた学習目標(読書を30分以上しないと動画が見られない等)を設定することもでき、ただの娯楽ではなく「学びに向かうタブレット」として活用できます。
さらに、Fireの「親用ダッシュボード」からは、使用履歴やアクティビティの確認も可能で、外出先からでも管理できます。
特に小さな子どもにタブレットを与える場合、こうした細かな制限設定ができるのは大きな安心ポイントです。
壊れたときの保証は?
通常のFireタブレットには1年間の製品保証が付いており、自然故障が発生した場合は無償で交換・修理が可能です。
さらに、Amazonでは「延長保証プラン」も用意されており、最大3年間まで保証期間を延ばせるオプションがあります。
一方、キッズモデルとキッズプロモデルには「2年間の無償交換保証」が付属。
これは、たとえ子どもが落として壊してしまった場合でも、2年間に限り何度でも無償で交換してもらえるという、非常に手厚いサービスです。
小さな子どもに持たせる場合は、この保証があることで、安心して使用を続けられます。
アクティブな使用が予想されるなら、保証内容は購入時に必ず確認しておきましょう。
Fireタブレットをお得に買う方法

Amazonセール時期を狙う(プライムデー・ブラックフライデー)
Fireタブレットを最もお得に購入できるタイミングは、Amazonの大型セールです。
代表的なセールには、7月の「プライムデー」、11月の「ブラックフライデー」、1月の「初売りセール」などがあり、これらのイベントではFireシリーズが最大50%OFFになることもあります。
特にキッズモデルやFire Max 11などは、通常より数千円安くなる傾向があるため、セール時期を狙ってまとめ買いする人も多くいます。
プライム会員限定の先行割引もあるため、事前に会員登録しておくとさらにお得です。
セール前には「欲しいものリスト」に登録しておくと、値下げ通知も受け取れて便利です。
整備済み品・中古品を検討する
新品にこだわらない方には、Amazon公式の「整備済み品(認定再生品)」も狙い目です。
これは、初期不良や返品された商品をAmazonが点検・修理・クリーニングしたうえで再販売しているもので、新品同様の状態で保証付きにも関わらず、価格は1〜3割安くなることがあります。
動作確認済みなので安心して使えるうえ、環境にも優しい選択肢です。
また、Amazon以外の中古マーケット(フリマアプリやリユースショップ)でも出回っており、安く手に入れることが可能ですが、保証やバッテリー状態には注意が必要です。
中古品を検討する際は、信頼性の高い出品者から購入するようにしましょう。
セット割引・ポイント還元を活用
Fireタブレットは単体購入よりも、アクセサリやサービスとのセット購入で割引されることがあります。
たとえば、「タブレット本体+カバー+保護フィルム」のセットや、「Fire Max 11+キーボード+スタイラスペン」のバンドル商品などが、個別に買うより1,000円〜3,000円ほど安くなることも。
また、Amazonポイントが多く還元されるキャンペーン期間に購入すれば、実質的な値引きにもなります。
タイムセール時には「最大10%ポイント還元」などの特典がつくこともあり、日用品と合わせて購入することで効率よくポイントを獲得できます。
Amazonギフト券チャージによる追加ポイント還元も併用すると、さらにお得です。
まとめ|あなたにおすすめのFireタブレットはこれ!

目的別おすすめモデル早見表
Fireタブレットは種類が豊富で、用途や年齢層によって最適なモデルが異なります。以下の早見表を参考に、自分や家族に合った1台を見つけましょう。
用途・目的 | おすすめモデル |
---|---|
コスパ重視の大人向け | Fire HD 8 |
大画面で動画・読書を楽しみたい | Fire HD 10 |
仕事や学習にも使いたい | Fire Max 11 |
幼児に最適なタブレット | Fire 7 キッズモデル |
小学生低学年におすすめ | Fire HD 8 キッズモデル/プロ |
学習+調べ学習に使いたい | Fire HD 10 キッズプロ |
初心者におすすめの1台
はじめてタブレットを使う人にとっては、Fire HD 8が最もバランスの取れたモデルです。
軽量で扱いやすく、動画視聴・読書・Web閲覧など、日常的な使い方にしっかり対応。
価格も1万円台前半と手ごろで、Amazonセール時にはさらに安くなります。
アプリや操作画面もシンプルで、タブレット初心者でも迷わず使えるのが特長です。
microSD対応やバッテリー持ちの良さもあり、「とりあえず使ってみたい」という方には最適な一台です。
スマホより大きな画面で動画や電子書籍を楽しみたい方は、ぜひ検討してみてください。
子どもに安心して使わせたいならこのモデル
子どもにタブレットを持たせたいと考えているなら、迷わずキッズモデルまたはキッズプロモデルを選びましょう。
中でも、「Fire HD 8 キッズモデル」は価格・サイズ・機能のバランスがよく、特に未就学児〜小学校低学年にぴったりです。
耐衝撃カバーと2年間の無償交換保証、そしてAmazon Kids+(1年間無料)も付属しているため、安全に、そして楽しくデジタル体験を始められます。
小学生以降で自立的に学習させたい場合は、「Fire HD 10 キッズプロ」がおすすめ。
大画面で教材も見やすく、学習ツールとしても優秀です。子どもの年齢と学習スタイルに合わせて、最適なモデルを選びましょう。
[…] Fireタブレットを徹底比較!おすすめの端末はどれ?【2021 … […]
[…] Fireタブレットを徹底比較!おすすめの端末はどれ?【2021 … […]
[…] Fireタブレットを徹底比較!おすすめの端末はどれ?【2021 … […]