住野よる全5作品 おすすめランキング 【保存版】

 

映画『君の膵臓をたべたい』に出会ってからわずか4日。僕はすっかり住野よるさんの虜になり、全作品を読破しました!

住野さんの作品は「独特な言葉遊び」と読み返すたびに面白さが広がる「深み」が魅力です。

今回は記憶が薄れないうちに、住野よるさんの作品をランキング形式で紹介します!

『君の膵臓をたべたい』にハマった人なら楽しめること間違いなし!

ぜひ気になった本を手に取ってみてください!

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1位 君の膵臓をたべたい

あらすじ

ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それは、クラスメイトである山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。

そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて――。読後、きっとこのタイトルに涙する。

レビュー

“私もキミも、1日の価値は一緒だよ”

私は映画をきっかけにこの作品を知りました。映画も素敵ですが【僕】と桜良の心の動きが繊細に描かれる原作も大好きです。

「恋人ではない」「秘密を知っている人」
だけど、この上なく甘酸っぱい2人

「言えばいいのに!」「言っちゃえよ!」
そんなじれったさがたまらない作品。

「辛気臭いなぁ、旅行はもっとうきうきしてなきゃ!」

「旅行っていうより拉致だと思うんだよね」

「自分自身を見つめるくらいなら、私を見つめてよ」

「だから、本当に、どういうつもりで言ってんの、それ」

元気な桜良と人付き合いが苦手な【僕】の絶妙なかけ合いに心を掴まれる

「私が死んだら読んでもいいよ」

「キミだけには読む権利を与えます」

『共病日記』を読む章では様々な感情が一気に駆け抜けていきます。後半は夢中でページをめくりました。

読み終わったあと、きっとこう思うはず。

……もう、泣いて、いいですか

“君にとって、生きるってどういうこと?”

誰かと心を通わせること。
誰かを認める、好きになる、嫌いになる、すれ違う、ハグする。 

自分1人じゃ生きてるって分からない
だからこうしてキミといられてよかった
君といれる日常が私にとっての宝物なんだ。

映画では描ききれなかった真実が次々に明らかになります。自信を持ってオススメする作品です。

「君の膵臓をたべたい」を読む

2位 か「」く「」し「」ご「」と「

あらすじ

きっと誰もが持っている、自分だけの「かくしごと」。みんなには隠している、ちょっとだけ特別なちから。

別になんの役にも立たないけれど、そのせいで最近、君のことが気になって仕方ないんだ――。

クラスメイト5人の「かくしごと」が照らし出す、お互いへのもどかしい想い。

レビュー

高校生5人組の青春物語。みんなちょっとした能力(=かくしごと)がある。

5人の能力
  • 相手の頭上に浮かぶ「!」や「?」が見える能力
  • 相手の感情がプラスに傾いているかマイナスに傾いているか見える能力
  • みんなの鼓動のリズムがわかる能力
  • 相手の感情がトランプのマークでわかる能力
  • 誰から誰へ恋心が向いているのかわかる能力

そんな能力が非日常な空間へ導いていくと思いきや、描かれたのはありふれた物語。

住野さん独特の表現力がキラリと光り、夢中で読み進めることができる。

そろそろ機嫌を直しただろうかと近づいていって撃沈するクラスメイトが何人かいたので、僕には頭上のあれが見えていてよかったと久しぶりに思った。

どうして私には人の恋心が見えるんだろう。邪魔だと思ったことはないけど、役立つなんて思ったこともない。

章ごとに主人公が変わることもあって、とにかく読みやすい。誰もが経験した学生ならではの感性が鮮やかに蘇ってきます。

異なる悩みを持った5人が助け合っていくのが、いかにも青春っぽくて好き。

「んなこと言うけどさー。頭が重くなるような問題だよ、一生の問題だもん」

「ノーブラにしたら?体だけでも軽くなる」

「三木ちゃん、待ってる間、3人でババ抜きでもやる?大丈夫、トランプはみんなの心の中にあるから」

1番のお気に入りはパッパラパーのパラちゃんの言葉選び!笑

「人生なんてさ、やりたいことだけやっててもきっと時間足りないんだ、やりたくないことやってる時間なんてないさ」

だって私は、面倒臭い思考に生きる自分が嫌いな私は、信じたいのだ。想いこそが、人と人との関係性を決める最も強いものであり、すべての事情を飛び越えるはずだと。

読みながら、絶対に高校時代を思い出す。

「かくしごと」を読む

3位 また、同じ夢を見ていた

あらすじ

友達のいない少女、リストカットを繰り返す女子高生、アバズレと罵られる女、一人静かに余生を送る老婆。

彼女たちの“幸せ”は、どこにあるのか。「やり直したい」ことがある、“今”がうまくいかない全ての人たちに送る物語。

レビュー

きっと誰にでも「やり直したい」ことがある

主人公は小学生の女の子 “奈ノ花”

国語の授業で課された「幸せとは何か?」の答えを見つけるために、3人の女性の元を訪ねてヒントをもらっていくお話です。

  • リストカットを繰り返す女子高生
  • アバズレと罵られる女
  • 一人静かに余生を送る老婆

3人との出会いは “奈ノ花”をどのように変えたのか?

「幸せとは、自分がここにいていいって認めてもらうことだ 」

「幸せとは、誰かのことを真剣に考えられるということだ。」

「幸せとは、今、私は幸せだったって、言えるってことだ」

3人の言葉を聞いて、”奈ノ花”はどんな結論を下すのか。そして、”奈ノ花”はどんな人生を歩んだのか。

いいか、人生とは、自分で書いた物語だ。

遂行と添削、自分次第でハッピーエンドに書きかえられる。

読み終えて真実に気づいた後、きっと夢中で読み返す。

住野作品で1番伏線が巧みな作品。

「また、同じ夢を見ていた」を読む

4位 青くて痛くて脆い

あらすじ

人に不用意に近づきすぎないことを信条にしていた大学一年の春、僕は秋好寿乃に出会った。

空気の読めない発言を連発し、周囲から浮いていて、けれど誰よりも純粋だった彼女。秋好の理想と情熱に感化され、僕たちは二人で「モアイ」という秘密結社を結成した。

それから3年。あのとき将来の夢を語り合った秋好はもういない。僕の心には、彼女がついた嘘が棘のように刺さっていた。

レビュー

青春が終わる。
傷つきながら。傷つけながら。

住野よるさん本人が「全てを貫く最高傑作」と語った青春小説

この本を読んだ後、誰もが抱いた感想が「青くて、痛くて、脆いなぁ…」

僕は、ずっと、あそこにいたかったんです…
あの場所がずっと続けばいいと…

終盤、ヒロインと再会した後の主人公の感情の変化は読み応え抜群

僕たちは、あの頃なりたかった自分になれたのだろうか。

きっと誰もが青春の痛みを思い出す。

5位 よるのばけもの

あらすじ

 夜になると、僕は化け物になる。寝ていても座っていても立っていても、それは深夜に突然やってくる。

ある日、化け物になった僕は、忘れ物をとりに夜の学校へと忍びこんだ。 誰もいない、と思っていた夜の教室。

だけどそこには、なぜかクラスメイトの矢野さつきがいて――。

レビュー

『いじめ』
きっとそれは、学生時代に誰もが経験したこと

直接か間接か、あるいは見て見ぬふりをするのか、気づいていないふりをするのか

仲間意識。矢野たった一人を悪だとすることで生まれた、仲良くするための大義名分が、このクラスの中にはある。

このクラスはひとりの少女をいじめることの連帯感によって成り立っている。逃げたくても逃げられない、いかにも学生らしい世界観。

いじめられた少女は、ひとり学校で「夜休み」を過ごす。

昼の学校では彼女を無視する主人公の安達だが、”ばけもの”の姿で出会う夜の学校では自然に彼女と話す。

「昼の姿と夜の姿、どっちが本、当?」

化け物って、本当はなんのことだ。

いじめ問題を静観していた安達だったが、矢野の何気ない一言をきっかけに、どう振る舞うべきなのか葛藤する。

ーそして、化け物が誕生した。

昼→夜→昼→夜とストーリーが単純に推移していくことと、住野作品の魅力である「言葉遊び」が少ないところがやや残念。

回収されていない伏線も多く、読み終えてもモヤモヤが残る作品。

それでも、学生時代に人間関係で悩んでいた人なら共感多数じゃないかな。最後の安達の決断は手放しで讃えたい。

アナタならどう行動する?
絶対に他人事として読めない作品

「よるのばけもの」を読む

住野よる 5作品一覧

 

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