Kobo Elipsa 2Eレビュー|書ける&読める最上位モデルの実力を徹底検証【Sage・Libraとの違いも】

電子書籍を「読む」だけでなく、「書く」体験まで広げたい

──そんな読書好きの理想を叶えるのが、楽天Koboシリーズ最上位モデル 「Kobo Elipsa 2E」 です。

10.3インチの大画面E Inkディスプレイと新しい「Koboスタイラス2」により、紙のノートのような書き心地を実現。

読書中にメモを書き込んだり、PDFやノートに手書きでアイデアを残したりと、単なる電子書籍リーダーを超えた活用が可能です。

さらに、再生プラスチック素材を用いた環境配慮設計や、32GBの大容量ストレージ、ComfortLight PROによる快適な読書環境など、細部まで完成度の高い仕上がり。

結論:Kobo Elipsa 2Eは、“読む×書く”を一台で完結できるKoboシリーズ最高峰モデルです。

関連記事:電子書籍リーダーKobo 5モデルを徹底比較|Elipsa 2E・Sage・Libra Colour・Clara Colour・Clara BWの違いとおすすめは?

Kobo Elipsa 2Eとは?特徴とスペックを総まとめ

10.3インチの大画面で“読む・書く”を両立

Kobo Elipsa 2Eは、シリーズ最大の10.3インチ E Ink Carta 1200ディスプレイを搭載した電子書籍リーダーです。

小説やコミックはもちろん、ビジネス書やPDF資料まで、紙のような自然な見やすさで表示できます。

大画面ならではの利点は、ただ読むだけでなく「書く」操作にも発揮されます。

スタイラスペンを使えば、読書中に直接メモを書き込んだり、資料に注釈をつけたりと、紙のノート感覚で活用可能。

見開き表示にも対応しており、漫画や資料を2ページ構成で表示できる点も魅力です。

読書と手書きをシームレスに楽しめる、まさに“読む×書く”の理想形と言えるモデルです。

新型「Koboスタイラス2」で紙のような書き心地

kobo Elipsa 2Eに付属する新型「Koboスタイラス2」は、従来モデルから大きく進化した充電式のペンです。

軽量化され、ペン軸のバランスも最適化されており、長時間の筆記でも手が疲れにくい設計。

ペン先は書き味の良い素材を採用し、筆圧や傾きにも繊細に反応します。

書き間違えた部分は、背面の「消しゴムボタン」を軽く押すだけで簡単に修正可能。

まるで紙に鉛筆で書くような滑らかな操作感を実現しています。

さらに、ペンは本体側面にマグネットで装着でき、持ち運び時も安心。

消耗したペン先は交換可能で、長く使い続けられるのも大きなポイントです。

環境に優しい再生素材設計と高級感あるデザイン

Kobo Elipsa 2Eは、外観デザインだけでなくサステナビリティ(持続可能性)にも配慮したモデルです。

本体には再生プラスチックやオーシャンバウンドプラスチック(海洋流出の危険がある廃棄プラスチック)を使用。

パッケージも再生紙素材を採用し、印刷には大豆由来のソイインクを用いるなど、環境保護を意識した設計となっています。

見た目はマットなブラック仕上げで、落ち着いた高級感があり、ビジネス用途にも馴染むデザイン。

専用スリープカバーも同じく再生素材製で、ペンホルダー付きのシンプルなスタイル。

Kobo Elipsa 2Eは“使う心地”と“地球へのやさしさ”を両立した、現代的な電子書籍リーダーです。

スペック一覧(画面・容量・バッテリー・重量など)

項目内容
発売日2023年4月20日
価格54,800円(税込)
ディスプレイ10.3インチ Carta E Ink HD 1200 タッチスクリーン
解像度1872 × 1404(227ppi)
内蔵メモリ約32GB(テキスト約27,000冊/コミック約540冊)
ライト機能ComfortLight PRO(明るさ・色温度調整)
サイズ/重量227.3 × 192.8 × 7.9mm / 約386g
バッテリー数週間持続(使用状況により変動)
防水性能非対応
スタイラスペンKoboスタイラス2付属(マグネット装着・ペン先交換可)
カラーブラック
対応機能ノート・手書きメモ・見開き表示・PDF注釈

このように、Kobo Elipsa 2Eは「読書」「手書き」「ノート管理」の三拍子を兼ね備えた、Koboシリーズの最上位モデルです。

kobo elipsa 実際の使用感レビュー|書き心地・表示品質・操作性を検証

Koboスタイラス2の反応速度・筆圧感度

Kobo Elipsa 2Eで最も感動するのは、新型「Koboスタイラス2」による書き心地の自然さです。

筆圧感知性能が高く、軽いタッチからしっかりとした線まで思い通りに描けます。

ペンの追従性も非常に優れており、書いた瞬間に遅延なく線が表示されるため、まるで紙のノートに書いているようなリアルな感覚。

消しゴムボタンを使えば、細かい修正もスムーズに行えます。

特にメモや図解、校正など“手書き精度”が求められる作業にも十分対応可能。

Apple Pencilのようなプロ仕様ペンと比較しても遜色ない書き味で、電子書籍リーダーとは思えない完成度に仕上がっています。

ペンの握りやすさ・充電方法・ペン先交換のしやすさ

Koboスタイラス2は、人間工学に基づいた握りやすい形状が特徴です。

少し太めのペン軸で、長時間の使用でも手が疲れにくく、滑りにくいマットな質感。充電はUSB-Cポートから行う方式で、約1時間の充電で数週間使用できる省電力設計です。

Kobo Elipsa 2E本体の側面にマグネットでピタッと装着でき、持ち運び中の落下リスクも低減。

さらに、ペン先は簡単に交換できる構造で、消耗しても新しいペン先に取り替え可能。

耐久性とメンテナンス性を両立しており、長期的に快適な書き心地を保てます。

E Ink Carta 1200の表示性能と読みやすさ

Kobo Elipsa 2Eは最新のE Ink Carta 1200ディスプレイを搭載し、従来機よりコントラストが15%向上。

文字の黒がより深く、背景の白がより明るく表示され、長時間の読書でも目が疲れにくい仕上がりです。

ページめくりの応答速度も改善され、紙の本のようにサクサクと読めるのも魅力。

さらに、周囲の光に応じて明るさや色温度を自動調整する「ComfortLight PRO」を採用しており、昼間の屋外でも夜間の寝室でも最適な明るさを維持します。

電子ペーパーならではの反射の少なさも相まって、電子書籍リーダーとしての“読む快適さ”が飛躍的に進化しています。

小説・コミック・ビジネス書での見やすさ比較

小説を読む際は、10.3インチの広い画面で文庫本2ページ分を見開き表示することも可能。

フォントサイズを拡大しても1ページに多くの文字が収まり、ページ送りの頻度が減るため集中して読書できます。

コミックでは、吹き出しの文字や細部の描写もくっきり表示され、コントラストの強いE Inkパネルが効果を発揮。

さらにPDF形式のビジネス資料や論文もズーム不要で全体を見渡せるため、閲覧性が非常に高いです。

特に図表や手書きメモを多用する書籍・資料を扱う人にとって、Kobo Elipsa 2Eの画面サイズと解像度は大きな利点といえます。

ノート機能の使いやすさと保存方法

Kobo Elipsa 2Eの最大の魅力は、読書だけでなく“手書きノート端末”としても優秀な点です。

専用アプリ「ノート」機能を使えば、自由なキャンバスに文字や図を描いたり、思考を整理するスケッチノートを作成できます。

手書き文字の自動変換にも対応しており、ペン入力をテキストデータとして扱うことも可能。

書いたノートはKoboアカウントに同期され、他デバイスでも閲覧・共有が可能です。

また、ノートやメモはフォルダ分け管理ができるため、用途ごとに整理しやすい構造。

電子書籍リーダーでありながら、ビジネスノートとしても使える汎用性を備えています。

PDF・メモ・手書きノートの活用事例

Elipsa 2EはPDFへの手書き注釈にも対応しており、資料レビューや原稿の赤入れに最適です。

たとえば会議資料や論文PDFに直接メモを書き込み、コメントを残すといった作業もストレスなく行えます。

アイデアノートとして使えば、打ち合わせ中の図解やラフスケッチを即座に記録でき、デジタル保存で後から検索・整理も容易。

さらに、読書中に思いついたメモをその場でノートに書き留めておけば、クリエイティブな発想を逃しません。

Elipsa 2Eは単なる電子書籍端末を超えた「デジタル文具」として、学びと仕事の効率を高めてくれる1台です。

kobo elipsaの読書体験を高める便利機能

ComfortLight PROで昼夜問わず快適読書

Kobo Elipsa 2Eには、読書時の“目の疲れ”を軽減するためのComfortLight PROが搭載されています。

この機能は、周囲の明るさに合わせて自動で照度を調整し、昼間は明るくクリアに、夜間はブルーライトを抑えた暖色系の光で目に優しい読書をサポートします。

就寝時間を設定しておけば、その時間に合わせてライトが自然にオレンジの電球色へと変化し、夜の読書でも睡眠リズムを乱しにくい設計です。

特に寝る前に小説やビジネス書を読む人にとって、目への刺激を減らせるのは大きなメリット。

照度や色温度は手動でも細かく調整でき、自分の好みに合わせた“快適な読書空間”をいつでも再現できます。

暗い部屋でも明るすぎない、柔らかく落ち着いた光がKobo Elipsa 2Eの読書体験をさらに上質なものにします。

自動回転・見開き対応で読みやすさアップ

Kobo Elipsa 2Eは、ディスプレイの自動回転機能に対応しており、端末を縦・横どちらの向きにしても画面がスムーズに切り替わります。

縦向きでは文庫本スタイルで集中して読め、横向きにすれば見開き2ページを同時に表示できるため、漫画や資料をより自然に楽しめます。

また、左右どちらの手でも快適に使えるよう最適化されており、右利き・左利きどちらのユーザーにも対応。

見開き表示は特に大画面の10.3インチE Inkパネルとの相性が良く、紙の本と同じレイアウトで没入感ある読書体験を提供します。

ページめくりもタップやスワイプだけで直感的に操作できるため、紙をめくるような自然なテンポで読書を進められます。

細かな操作を意識せず、コンテンツに集中できる“ストレスのない操作性”がKobo Elipsa 2Eの大きな魅力です。

32GBストレージで大量の本を持ち歩ける

Kobo Elipsa 2Eは、大容量32GBの内蔵メモリを搭載しており、一般的な小説なら約27,000冊分、コミックなら約540冊分もの電子書籍を保存できます。

容量を気にせず本をダウンロードできるため、外出先や旅行中でもWi-Fiを必要とせず読書を楽しめます。

また、ノート機能で作成したメモやPDFデータも同じストレージに保存できるため、読書だけでなく資料閲覧や仕事用データの持ち運びにも便利。

クラウドと連携すれば、Koboアカウント経由で他端末への同期も可能です。

これ1台で「本棚」「ノート」「資料フォルダ」をすべて兼ね備えるデジタルワークスペースが完成。
容量不足を感じさせない余裕のメモリ設計で、“電子書籍リーダー+デジタルノート”としての可能性を最大限に引き出します。

シンプルで機能的なスリープカバー

Kobo Elipsa 2E専用のスリープカバーは、デザイン性と実用性を兼ね備えたアクセサリーです。

ペンホルダーが一体化しており、Koboスタイラス2をスマートに収納。

カバーを開けば自動で電源がオンになり、閉じるとスリープ状態になる「オートスリープ機能」も搭載しています。

マグネットで簡単に装着できるため、取り外しの手間もありません。

素材には本体同様、再生プラスチックやオーシャンバウンドプラスチックが採用され、環境に配慮した設計。

表面は手触りの良いマット加工で、ビジネスシーンにも馴染む落ち着いた印象を与えます。

端末を傷や汚れから守るだけでなく、デスク上に立てかけて使用するスタンド機能も備えており、長時間の読書や資料閲覧にも最適です。

Kobo Elipsa 2Eをより快適に使いこなすための“必須アイテム”といえるでしょう。

Kobo Elipsa 2Eのデメリット・注意点

防水非対応なのでお風呂読書には不向き

Kobo Elipsa 2Eは機能面では非常に優れたモデルですが、防水機能(IPX8)に対応していない点には注意が必要です。

Kobo SageやKobo Libra Colourなど上位・中位モデルの多くが防水に対応しているのに対し、Elipsa 2Eはお風呂やキッチンでの使用には向いていません。

万が一の水没や湯気による結露が発生すると、ディスプレイや内部回路にダメージを与える可能性があります。

そのため、使用する際は屋内の乾燥した場所やカフェ・オフィスなどの落ち着いた環境がおすすめ。

「入浴しながら読書したい」「キッチンでレシピを確認したい」という人には、防水機能付きのKobo SageやClara Colourを選ぶほうが安心です。

Kobo Elipsa 2Eは“書く・ノートを取る”用途に特化した設計と割り切るとよいでしょう。

重量があるため片手操作はやや難しい

10.3インチという大画面を備えるKobo Elipsa 2Eは、本体重量が約386gとやや重めです。

これはKoboシリーズの中で最も大型のため、片手で長時間持ちながら読むと手が疲れやすいのが正直なところ。

ただし、画面が広い分、1ページに多くの文字を表示できるためページ送りの頻度が減り、集中して読書に没頭しやすいメリットもあります。

また、専用スリープカバーを使えばスタンドのように立てかけて読めるため、机やベッドサイドでの使用なら快適に楽しめます。

外出先や移動中に軽く読書するというよりも、自宅やオフィスで腰を据えて使う据え置き型の読書・ノート端末として考えるのが現実的。

長時間の使用時は、スタンドやタブレットアームを併用すると快適さが格段にアップします。

価格が高め(54,800円)でエントリーモデルとは別物

Kobo Elipsa 2Eの価格は**54,800円(税込)**と、他のKoboシリーズに比べて明らかに高価な部類です。

たとえば、カラー対応のKobo Libra Colourが36,800円、エントリーモデルのKobo Clara BWが22,800円と比較すると、価格差は約2倍以上。

このため、単純に「電子書籍を読むだけ」の目的なら、より安価なモデルでも十分満足できるでしょう。

しかしElipsa 2Eは、スタイラスペンでの書き込み、ノート作成、PDF編集などができる“多機能モデル”です。

価格の高さは、その拡張性と書き心地に見合う価値とも言えます。

もしあなたが「読書+メモ+資料整理」を1台で完結させたいなら、Elipsa 2Eは長期的に見てコスパの良い投資になるでしょう。

逆に、読書中心で手書きを使わない人にはオーバースペック気味です。

他モデルとの比較でわかる!Elipsa 2Eの立ち位置

関連記事:電子書籍リーダーKobo 5モデルを徹底比較|Elipsa 2E・Sage・Libra Colour・Clara Colour・Clara BWの違いとおすすめは?

Kobo Sageとの違い|防水+片手操作重視ならSage

Kobo Elipsa 2EとKobo Sageはどちらもスタイラス対応の“書ける電子書籍リーダー”ですが、使い方の方向性が異なります

Sageは8インチサイズ・約240gとコンパクトで、ページめくりボタンや防水機能(IPX8)を搭載。お風呂読書や片手操作に適しており、携帯性を重視したモデルです。

一方のElipsa 2Eは10.3インチの大画面で、PDFや資料への書き込み、大きなノート作成に最適。重さやサイズの分だけ作業領域が広く、仕事や学習向けに特化しています。

「メモをとりながら読書したい」ならSage、「資料を編集・整理したい」ならElipsa 2Eというように、用途で選び分けるのが正解です。

外出時の軽快さを重視するならSage、自宅での執筆・勉強用途ならElipsa 2Eが圧倒的に快適です。

関連記事:Kobo Sageレビュー|防水・手書き・ページボタン搭載の最強8インチ電子書籍リーダーを徹底解説!

Kobo Libra Colourとの違い|カラー重視ならLibra

Kobo Libra Colourは、楽天Kobo初のカラー対応電子書籍リーダー

E Ink Kaleido 3ディスプレイを採用し、図解・雑誌・イラスト付きの書籍を鮮やかなカラーで表示できます。

Elipsa 2Eは白黒表示(モノクロ)ながらも、10.3インチの大画面で“手書きノート機能”が強化されたモデルです。

Libra Colourは防水(IPX8)・ページめくりボタン付きで、読書中心のユーザーに向いていますが、Kobo Elipsa 2Eのような本格的なノート編集やPDF注釈には非対応。

また、Libra Colourは7インチで軽量(約199g)なため、持ち運びしやすいのが利点です。

「フルカラーで漫画や実用書を読みたい」ならLibra、「ノートや書き込み中心で使いたい」ならKobo Elipsa 2Eが最適。

カラー表示を取るか、書き心地を取るかで選択が分かれるポイントです。

関連記事:【実機レビュー】Kobo Clara Colourの評判・違いを徹底解説|カラー対応で進化した最強エントリーモデル

Kobo Claraシリーズとの違い|軽量・低価格モデルとの比較

Kobo Clara BW/Clara Colourは、いずれもエントリーモデルとして人気の高いシリーズです。

Clara BWは白黒6インチ・22,800円、Clara Colourはカラー6インチ・26,800円と、Elipsa 2E(54,800円)の約半額以下で購入可能。

軽量(約174g)で持ち運びやすく、防水機能も備えているため、日常の読書には十分です。

一方、Elipsa 2Eは倍以上の価格ながら、手書きノート・大画面・スタイラスペン付属といった機能面で別格の存在。

「読む専用」ならClaraシリーズで十分ですが、「読む+書く+考える」を重視するユーザーにはElipsa 2Eが圧倒的に向いています。

特に勉強・アイデア整理・PDF編集などを日常的に行う人にとっては、投資する価値のある1台です。

関連記事:【実機レビュー】Kobo Clara Colourの評判・違いを徹底解説|カラー対応で進化した最強エントリーモデル

比較表で見るおすすめポイント早見表

モデル画面サイズ重量防水カラー表示スタイラス対応主な特徴価格(税込)
Kobo Elipsa 2E10.3インチ約386g○(付属)ノート・PDF書き込み対応、環境配慮設計54,800円
Kobo Sage8インチ約240g○(IPX8)○(別売)ページめくりボタン・片手操作・防水38,800円
Kobo Libra Colour7インチ約199g○(IPX8)○(別売)カラー表示・ページめくりボタン・軽量36,800円
Kobo Clara Colour6インチ約174g○(IPX8)コスパ最強・カラー入門モデル26,800円
Kobo Clara BW6インチ約174g○(IPX8)白黒モデル・初めての1台に最適22,800円

📚 まとめると…

  • Elipsa 2E:大画面・ノート機能重視の最上位モデル
  • Sage:防水・片手操作重視のプレミアムモデル
  • Libra Colour:カラー重視のバランス型
  • Claraシリーズ:軽量&低価格で入門者に最適

kobo elipsa 価格・発売日・購入方法まとめ

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楽天Kobo公式ストア・Amazon・家電量販店の販売価格

Kobo Elipsa 2Eの販売価格は、楽天Kobo公式ストア・Amazon・主要家電量販店でいずれも54,800円(税込)前後が目安です。

公式ストアでは本体に加えて「スタイラスペン」「交換用ペン先」が同梱されており、安心のメーカー保証付き。

Amazonでも同価格帯で販売されていますが、セール時期にはポイント還元率や割引が異なるため、購入前に比較するのが賢明です。

また、ビックカメラ・ヨドバシカメラなどの家電量販店では、楽天ポイントや店舗独自の延長保証サービスが付く場合もあります。

どの販売チャネルを選んでも価格差は大きくありませんが、ポイント還元を重視するなら楽天、在庫や配送の早さを重視するならAmazonが狙い目です。

発売日・予約情報・セール時の最安値

Kobo Elipsa 2Eは2023年4月頃に日本国内で発売された最新モデルです。

発売直後から高評価を集めており、Koboシリーズの中でも特に「書き込み用途」に特化した端末として人気を集めています。

通常価格は54,800円(税込)ですが、楽天スーパーセール・プライムデー・ブラックフライデー・プライム感謝祭といった大型セール時には5,000〜7,000円前後の値引きが実施されることもあります。

また、楽天Kobo公式ではクーポン配布キャンペーンや「電子書籍同時購入で○%OFF」といった期間限定特典が行われるケースも。

価格.comやAmazonの価格履歴をチェックしておくと、過去最安値(実勢価格47,800円前後)を狙うタイミングを見極めやすくなります。

高価なモデルだからこそ、セールを上手く活用するのがポイントです。

スリープカバー・スタイラス2の単品購入方法

Kobo Elipsa 2Eには標準で「Koboスタイラス2」が付属しますが、予備や買い替え用として単品購入することも可能です。

楽天Kobo公式ストアおよびAmazonで販売されており、価格はスタイラス2が約6,980円(税込)前後、交換用ペン先セットが1,480円前後

ペン先は消耗品のため、長期利用を考えるなら早めのストック購入がおすすめです。

また、専用スリープカバーも同様に単品販売されており、価格は約6,000円前後。ペンホルダー付きで、マグネット装着・オートスリープ機能に対応しています。

どちらのアクセサリーもElipsa 2E専用設計のため、SageやLibraシリーズとの互換性はありません。

アクセサリーを含めてトータルで揃えることで、Elipsa 2Eの快適な読書・ノート体験を最大限に引き出せます。

kobo elipsa SEに関するよくある質問(FAQ)

スタイラスはElipsa 2E・Sageと共通で使える?

はい、Kobo Elipsa 2EとKobo Sageはどちらも「Koboスタイラス2」に対応しています。

Elipsa 2Eにはスタイラス2が同梱されていますが、Sageの場合は別売りの購入が必要です。

このスタイラス2は、初代Koboスタイラス(Elipsa初代付属モデル)よりも軽量で握りやすく、充電式に進化したのが特徴。

また、消しゴムボタンの感度やペン先の耐久性も向上しており、書き心地がより自然になっています。

両モデル間での互換性は完全に保たれているため、1本のペンを複数端末で使い回すことも可能。

ただし、Libra ColourやClaraシリーズなどの一部モデルでは非対応なので注意が必要です。

Elipsa 2EとSageを併用しているユーザーにとっては、ペンを共用できるのは大きなメリットです。

microSDカードには対応している?

Kobo Elipsa 2Eを含む現行Kobo電子書籍リーダーは、microSDカードスロットに非対応です。

そのため、外部ストレージを追加して容量を拡張することはできません。

とはいえ、Elipsa 2Eは内蔵ストレージ32GBを備えており、小説なら約27,000冊、コミックでも約540冊分を保存可能。

さらに、クラウド同期機能を活用すれば、楽天Koboのアカウントを通じて過去に購入した電子書籍をいつでも再ダウンロードできます。

必要に応じて読み終わった本を削除し、再びダウンロードすることで、実質的に容量不足を感じる場面はほとんどありません。

大量の書籍データを扱うユーザーでも安心して使える、十分なメモリ設計です。

Wi-Fi環境がなくても読書できる?

はい、一度電子書籍をダウンロードしておけばWi-Fiがなくても読書可能です。

Elipsa 2Eはオフライン環境でも問題なく動作し、飛行機の中や外出先など通信環境が不安定な場所でも快適に読書ができます。

ただし、新しい本を購入・ダウンロードする際にはWi-Fiまたはインターネット接続が必要です。

Wi-Fiがない環境でも、パソコン経由でUSBケーブルを使って電子書籍を転送することができます。

Kobo Desktopアプリを利用すれば、パソコンで購入した本をElipsa 2Eに同期することも簡単。

つまり、初回のダウンロード以外は常時ネット接続を必要としないため、**“いつでもどこでも読書できる”**のが大きな強みです。

防水仕様はある?

Kobo Elipsa 2Eは防水機能を搭載していません

同じくスタイラス対応のKobo Sageや、カラー対応のKobo Libra Colour・Clara Colourが防水規格(IPX8)に対応しているのに対し、Elipsa 2Eは「書く・描く」に特化した設計のため、防水性は省かれています。

そのため、お風呂やキッチンなど湿気の多い場所での使用は避けたほうが無難です。

どうしても防水端末が必要な場合は、Sageを選ぶのがベター。

ただしElipsa 2Eは外装素材に耐久性の高い再生プラスチックを採用しており、日常使用での軽い水滴や湿気にはある程度耐えられる構造です。

屋内やオフィスなど、安定した環境で“書きながら読む”スタイルに最適なモデルと言えるでしょう。

【まとめ】Kobo Elipsa 2Eは“読書+ノート”を両立した最上位モデル

書き心地・表示品質ともにトップクラス

Kobo Elipsa 2Eは、電子書籍リーダーとしてもデジタルノートとしても完成度の高い一台です。

新しいE Ink Carta 1200ディスプレイはコントラストが深く、長時間の読書でも目が疲れにくい設計。

また、付属のKoboスタイラス2は筆圧検知と低遅延が優秀で、紙に書くような滑らかな描き心地を実現しています。

手書き文字の変換機能やPDFへの直接書き込みなど、他の電子書籍端末にはない「作業性」を備えている点も特筆すべきポイントです。

読書・メモ・アイデア整理をひとつの端末で完結させたい人にとって、Elipsa 2Eは間違いなく最適解です。

紙ノート代わりに使える唯一のKobo端末

Koboシリーズの中でも、Elipsa 2Eは唯一「紙ノートの完全代替」として使えるモデルです。

ノート機能は自由度が高く、白紙ノートのほかに方眼・罫線などのテンプレートも用意。

会議メモ、読書ノート、学習記録など、用途に応じて整理できます。

手書き文字はテキスト化も可能で、保存や検索もスムーズ。

ペンでの書き込みが自然なうえに、データとしていつでも呼び出せる利便性は紙のノートを超えています。

さらに、Koboアカウントで同期すれば他端末からもアクセスでき、デジタル文具としての活用幅が非常に広いです。

「電子書籍を読む」から「自分の知識をまとめる」へと進化した使い方を体験できます。

2E・Sage・Libra Colourとの比較で見えてくる最適な選び方

Kobo Elipsa 2E、Sage、Libra Colourの3機種を比較すると、それぞれ明確な特徴があります。

Elipsa 2Eは「書く」機能を最大化した大画面ノート型。

Sageは防水・ページめくりボタン搭載で片手読書に向く万能タイプ。

Libra Colourはカラー表示対応で、漫画・雑誌・図解を美しく楽しめるバランス型です。

つまり、**Elipsa 2E=“書く人向け”、Sage=“読む人向け”、Libra=“カラーで楽しむ人向け”**という立ち位置。

どのモデルも完成度は高いですが、仕事・学習・読書ノートをデジタル化したい人にとってはElipsa 2Eが最も頼れる1台です。

📖 まとめ
Kobo Elipsa 2Eは、「電子書籍を読む」「ノートを書く」「アイデアを整理する」――そのすべてを1台で叶えるKoboのフラッグシップモデルです。

読む×書くの両立を求めるなら、迷わずElipsa 2E。

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