「室内カメラを設置したいけど、RingのIndoor Cam Plusと通常モデルはどこが違うの?」「値段の差だけでそんなに性能が変わるの?」――そんな悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。
2025年10月1日に登場したRing Indoor Cam Plusは、従来モデルから大幅に進化した最新の屋内用セキュリティカメラです。2K高精細映像・カラーナイトビジョン・4倍ズームといった強化ポイントにより、夜間や暗所でも細部まで鮮明な映像を記録でき、防犯性能や見守り性能が飛躍的に向上しています。
一方で、通常モデルも基本機能をしっかり搭載しながら価格を抑えられるという大きな魅力があり、用途や重視するポイントによって最適な選択は異なります。
本記事では、両モデルのスペック・機能・価格差を徹底比較し、それぞれがどんな人に向いているのかをわかりやすく解説します。
初めて屋内カメラを導入する方も、買い替えを検討している方も、この記事を読めば自分に最適な1台がどちらかがはっきりわかるはずです。
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目次
Ring Indoor Cam Plusとは?|2025年最新モデルの基本スペックを解説

Ringが2025年10月1日に発表した 「Ring Indoor Cam Plus」は、従来モデルから大幅な進化を遂げた屋内セキュリティカメラです。
高精細な映像、拡張された視野、夜間カラー撮影機能などを備えており、家庭やオフィスでの「見守り用途」においてワンランク上の安心感を提供します。
以下では、その主要スペックを「最新モデルの登場」「設計と設置」「注目機能」の切り口で詳しく見ていきます。
進化した2Kビデオ&広角レンズ搭載

Ring Indoor Cam Plusは、2025年10月1日に発表された最新モデルで、主な特徴として 高画質・広角2K映像 に対応している点が挙げられます。
- 解像度は「Retinal 2K」(2560×1440)で、従来の1080p(フルHD)よりも高精細。
- 4倍ズーム機能を併用することで、広域を捉えながらも細部の確認が可能。
- 視野角(視界の広さ)も、水平115度、垂直60度、対角138度と広めに設計されており、室内空間を効率的にカバーできる仕様です(提供スペックより)。
これにより、カメラから離れた位置や角度の異なる箇所も鮮明に捉えやすくなり、見逃しリスクを抑えることが可能です。
どこにでも置けるコンパクト設計と豊富な設置スタイル

Ring Indoor Cam Plus は、室内で目立ちすぎず、設置場所の自由度を担保する設計が意識されています。
- 本体サイズは約 5cm × 5cm × 9.45cm。非常にコンパクトで、家具の上や隅、ラック、棚などの場所に置きやすい形状です。
- 設置方法も多様で、平置き/壁面取り付け/天井取り付け に対応。天井取り付け時には映像を上下反転設定できるため、設置方向による映像の向き問題を回避できます。
- 配線はUSB-C給電(同梱ケーブル・アダプター使用)で、電源コンセントさえあれば設置できる手軽さも強みです。
- 目立たない設置を意識したカラー展開(ホワイト/ブラック)も用意されており、室内インテリアに馴染ませやすいデザイン。
このような設計により、視界を妨げず、かつ複数の場所で使い回しやすいカメラとしての自由度が確保されています。
カラーナイトビジョンや4倍ズームなど注目の新機能

Ring Indoor Cam Plusで特に進化した注目ポイントは、従来モデルから大きく向上した映像性能と夜間対応力です。
以下の2点は「Plus」ならではの進化として特筆すべき点です。
Retinal 2K高画質 & 4倍ズーム
フルHDの約1.8倍の解像度(2560×1440)を誇る2K映像に対応。細部の確認がしやすくなったほか、4倍ズームで広い視野を保ったまま特定エリアを拡大できるようになり、防犯性能が大幅に向上。
カラーナイトビジョン+ローライトサイト
暗所でもカラー映像で撮影可能。わずかな明かりがあれば人物や物体の色味まで把握できるため、夜間や照明の少ない室内でも高精細なモニタリングが可能に。
従来モデルから継承された便利機能
また、以下の機能は従来モデルから継承された便利な基本機能として引き続き搭載されています。
- レンズカバーで物理的にカメラ視野を遮蔽(プライバシー保護)
- モーション検知で動きをスマホ通知
- 外出先から遠隔でサイレン発動
- 双方向音声通話(ノイズキャンセリング付き)
- Alexa連携でEcho ShowやFire TVと連携表示
これら既存機能は踏襲しつつ、「2K画質とカラーナイトビジョン」という大きな進化で、Ring Indoor Cam Plusはより高精細で安心感の高い屋内カメラへと進化しています。
Ring Indoor Cam Plusと通常モデルの違いを徹底比較

2025年10月に登場したRing Indoor Cam Plusは、従来モデル(Ring Indoor Cam 第2世代など)から大きく進化した次世代の屋内用カメラです。
特に映像性能・夜間撮影・プライバシー制御などで大幅なアップグレードが加えられ、「防犯」「見守り」「スマートホーム連携」のすべてでワンランク上の体験を提供します。
ここでは、旧モデルとの違いをスペックや機能ごとに徹底的に比較していきましょう。
スペック比較表|画質・視野角・機能・価格の差を一目でチェック
項目 | Ring Indoor Cam Plus | Ring Indoor Cam |
---|---|---|
発売日 | 2025年10月29日 | 既存販売中 |
価格(税込) | 8,980円 | 5,980円 |
解像度 | 2K(2560×1440) | 1080p(フルHD) |
視野角 | 水平115°/垂直60°/対角138° | 水平115°/垂直59°/対角143° |
ズーム | 最大4倍 | デジタルズーム(約2倍) |
夜間撮影 | カラーナイトビジョン対応 | 白黒ナイトビジョンのみ |
プライバシー制御 | 物理レンズカバー+アプリ制御 | 物理レンズカバー+アプリ制御 |
サイレン機能 | 搭載 | 搭載 |
双方向音声 | 搭載 | 搭載 |
Alexa連携 | 対応 | 対応 |
Ring Homeプラン | 対応) | 対応 |
カラー | ホワイト・ブラック | 5色展開 |
サイズ | 約5×5×9.45cm | 約4.9 × 4.9 × 9.6 cm |
違い①|高精細「Retinal 2K」映像と広角レンズで細部まで鮮明に
Ring Indoor Cam Plusが最も大きく進化したポイントが、Retinal 2K(2560×1440)の高精細映像への対応です。
従来モデルが1080p(フルHD)だったのに対し、約1.8倍の情報量で記録できるため、人物の表情や手元の動き、荷物のラベル文字といった細部までくっきり判別できるようになりました。
特に、家庭内の見守りや留守中の侵入者対策など、証拠性が重要なシーンでは大きな差となります。
また、両モデルとも水平115°の広角レンズを備えていますが、Plusは4倍ズーム機能と組み合わせることで、「部屋全体を広く監視」しつつ「特定のエリアを拡大して詳細に確認」することが可能です。
広範囲と精細さを両立した映像性能は、通常モデルにはないPlusの大きな魅力といえるでしょう。
違い②|夜間もカラーで見える「カラーナイトビジョン」対応
従来のIndoor Camでは、夜間や照明の少ない環境下では白黒のモノクロ映像でしか撮影できず、「誰が写っているのか」「何をしているのか」といった判別が難しい場面がありました。
Ring Indoor Cam Plusはここを大きく改善し、カラーナイトビジョンとローライトサイト機能を新搭載。
わずかな街灯や常夜灯の明かりがあれば、夜間でも色味付きの鮮明な映像を記録できます。
これにより、人物の服装の色や荷物の特徴、物体の判別精度が飛躍的に向上し、夜間の不審者対策や防犯証拠の確保にも役立ちます。
暗所での見守り性能が格段に高まったことで、24時間体制の屋内監視が現実的なものとなり、安心感のレベルが大きく向上しています。
Ring Indoor Cam Plusの機能を詳しく解説

Ring Indoor Cam Plusは、高画質カメラという枠を超え、「安心・快適・便利」を支える多機能さも大きな魅力です。
自宅やオフィスの様子をスマホで確認したり、離れた場所から呼びかけたりといった使い方ができ、設置後の活用シーンは非常に幅広くなっています。
ここでは、毎日の暮らしや防犯対策を支える代表的な機能を詳しく見ていきましょう。
ライブ映像&モーション検知で外出先からも安心
Ring Indoor Cam Plusは、専用アプリ「Ring」を使ってリアルタイム映像をスマートフォンでいつでも確認できます。
外出先から子どもやペットの様子をチェックしたり、留守中に不審な動きがないかを確認したりと、使い方はさまざまです。
さらに、カメラが動きを検知するとスマホに即時通知を送信してくれる「モーション検知機能」も搭載。
自宅にいないときでも、侵入者や荷物の配達などを素早く把握できます。検知範囲や感度はアプリからカスタマイズできるため、「窓際だけ監視したい」「廊下だけ反応させたい」といったニーズにも柔軟に対応可能です。
Ring Homeプラン(有料)に加入すれば、「人物」「配達物」「車両」といったAIによる識別通知も利用でき、より正確な情報を受け取ることができます。
取り付け自由度が高い|平置き・壁面・天井に対応
Ring Indoor Cam Plusは、5cm×5cm×9.45cmのコンパクトな本体サイズと軽量設計により、設置場所を選ばず使える点も大きなメリットです。
テレビボードや棚の上にそのまま置く「平置き」はもちろん、壁面や天井への取り付けにも対応。
特に天井設置時には、映像の上下反転設定をアプリ上で切り替えられるため、どの角度からでも最適な撮影ポジションが得られます。
取り付け部品は同梱されているため、専門的な工具は不要。
付属のUSB-Cアダプターをコンセントに差し込み、Wi-Fiに接続するだけで使い始められる手軽さも魅力です。
リビングや子ども部屋はもちろん、オフィスや店舗など業務用にも対応できる柔軟性を備えています。
サイレン・双方向音声で防犯&コミュニケーションも可能
防犯カメラとしての実用性を高める機能も充実しています。まず、内蔵スピーカーから遠隔で警告サイレンを鳴らすことが可能。
スマホの操作だけで不審者への威嚇ができ、在宅・不在に関わらず抑止力を発揮します。
さらに、双方向音声通話機能も搭載されており、カメラの前にいる人物とその場で会話ができます。
例えば、留守番中の子どもへの声かけ、ペットへの呼びかけ、宅配業者とのやり取りなどに便利です。
ノイズキャンセリング機能付きで音声もクリアに伝わるため、防犯だけでなく日常的なコミュニケーションツールとしても活躍します。
Ring Home プランで録画・保存も万全
Ring Indoor Cam Plusは、無料でもライブ映像の確認やモーション通知、双方向通話、サイレン発動といった基本機能が利用できますが、録画データを保存・再生したい場合は「Ring Home プラン」への加入が必要です。
録画データはクラウドに自動保存され、アプリからいつでも確認・共有が可能。
複数人で映像を共有できるため、家族やオフィスメンバーと防犯情報を共有する用途にも向いています。
無料体験付き!クラウド録画プランの料金と特徴
Ring Home プランは、1台あたり月額わずか350円(税込)から利用可能です。
初回セットアップ時には30日間の無料体験が自動付与されるため、まずは使い勝手を試してから継続の判断ができます。
このプランに加入すると、モーションイベントの録画・保存が可能になり、最大180日間(初期設定は60日間)までクラウド上に映像を保持できます。
また、AIによるイベント識別通知(人物/荷物/車両など)も利用でき、通知精度が飛躍的に向上します。
24時間録画対応のPremiumプランも選べる
より高度な運用を求める場合は、「Ring Premiumプラン」(月額2,380円/年額23,800円)がおすすめです。
最大10台までのカメラで24時間連続録画が可能になり、店舗やオフィスの防犯監視、遠隔業務の記録など本格的な活用にも対応します。
録画データは一時的にクラウドに保存され、必要なときに再生・ダウンロードが可能。ネットワーク環境に左右されず安定して運用できる点も魅力です。
なお、無料体験期間が終了しても自動的に課金へ移行することはなく、事前に通知メールが届く仕組みになっているため安心して試すことができます。
Ring Indoor Cam Plusと通常モデルはどっちを選ぶべき?

Ringの屋内カメラは、「価格を抑えて必要十分な機能を使いたい人」と「高画質・高機能でしっかり見守りたい人」で、最適なモデルが異なります。
どちらも基本的な防犯・見守り機能は共通していますが、2K高画質・カラーナイトビジョンなど最新の進化を求めるかどうかが大きな分かれ目です。
ここでは、それぞれのモデルが向いているユーザー像を整理し、迷ったときの選び方のポイントも紹介します。
通常モデルがおすすめな人|コスパ重視で基本機能があれば十分な方
「とにかくコストを抑えて室内カメラを導入したい」という方には、通常モデルの「Ring Indoor Cam」がおすすめです。
解像度は1080p(フルHD)と十分な画質を持ち、モーション検知・スマホ通知・双方向音声・サイレン・Alexa連携といった基本的な防犯・見守り機能はすべて搭載。
また、物理レンズカバーによるプライバシー制御やRing Homeプランでのクラウド録画にも対応しており、日常的な利用で困るシーンはほとんどありません。
カラーは5色から選べ、サイズもやや小ぶりで設置場所を選ばない点も魅力です。
「ペットや子どもの見守り用に1台だけ欲しい」「留守中の室内をざっくり確認できればOK」といったライトな使い方を想定する人には、通常モデルがコスパ面で最も優れた選択肢です。
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Ring Indoor Cam Plusがおすすめな人|高画質・高機能で安心を求める方
一方、映像の細部までしっかり確認したい方や、夜間の防犯対策を強化したい方には「Ring Indoor Cam Plus」が断然おすすめです。
最大の魅力は、従来比約1.8倍の解像度を誇るRetinal 2K(2560×1440)への対応と、カラーナイトビジョンによる暗所撮影性能の大幅な進化。
人物の服装の色や小さな動きまで判別でき、夜間でも鮮明な映像が得られるため、防犯証拠としての信頼性も格段に向上します。
また、4倍ズームで遠くの対象物も拡大できるほか、映像を広くカバーしつつ細部も逃さない監視が可能です。
価格は8,980円と通常モデルより約3,000円高くなりますが、その差以上の安心感と実用性を得られるのが魅力です。
防犯重視・在宅ワーク時の見守り・高精細な映像記録など、1台で幅広い役割を果たすカメラが欲しい方に最適です
迷ったときの選び方チェックポイントまとめ
どちらのモデルが自分に合っているか迷ったら、以下のポイントを参考にしてみてください。
チェックポイント | 該当するならおすすめのモデル |
---|---|
初めて屋内カメラを導入する・価格を抑えたい | ✅ 通常モデル |
ペットや子どもの様子を簡単に確認したい | ✅ 通常モデル |
画質や細部の判別力を重視したい | ✅ Ring Indoor Cam Plus |
夜間や薄暗い場所でも鮮明な映像が欲しい | ✅ Ring Indoor Cam Plus |
防犯証拠として映像を活用したい | ✅ Ring Indoor Cam Plus |
デザインやカラーバリエーションも重視したい | ✅ 通常モデル |
👉 コスパを重視するなら通常モデル、安心感と映像品質を重視するならRing Indoor Cam Plusが最適です。
価格差は約3,000円と大きくありませんが、日々の見守りや防犯の信頼性を高めたい場合は、長期的な満足度の高い「Plus」モデルを選ぶ価値が十分にあります。
Ring Indoor Camのセール情報・最安値・安く買う方法

高額なRingカメラですが、セールを上手に活用すればお得な価格で購入できます。
なお、割引率が最大となるのは7月の「プライムデー」、10月の「プライム感謝祭」、11月の「ブラックフライデー」です。
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関連記事:Amazon Ringカメラのセールはいつ?安く買う方法・最安値は?
【まとめ】Ring Indoor Cam Plusは屋内カメラの完成形!アップグレードする価値あり

Ring Indoor Cam Plusは、従来モデルの使いやすさや設置の手軽さをそのままに、2K高画質・カラーナイトビジョン・4倍ズームといった最新技術を搭載した、屋内用カメラの完成形ともいえるモデルです。
価格差は約3,000円とわずかですが、得られる安心感と監視性能は大きく異なり、家庭用・オフィス用のどちらでも満足度の高い1台に仕上がっています。
2K高画質・カラーナイトビジョンで見守り性能が大幅進化
最大の魅力は、Retinal 2K(2560×1440)の高精細映像と、カラーナイトビジョンによる夜間撮影性能の飛躍的な進化です。
従来モデルでは見えにくかった人物の表情や小さな動き、暗所での対象物の色まで正確に捉えられるようになり、防犯カメラとしての証拠性と信頼性が大幅に向上しました。
また、4倍ズームとの組み合わせで「広範囲の監視」と「細部の特定」を両立できる点も、Plusならではの強みです。
夜間・留守中・遠隔からの確認など、あらゆるシーンで安心感を高めてくれます。
防犯・見守り・スマートホーム化まで幅広く活用できる1台
Ring Indoor Cam Plusは、単なる室内カメラにとどまらず、防犯・見守り・スマートホーム化の中核デバイスとして活用できる点も魅力です。
モーション検知やサイレン機能、双方向音声通話などの基本機能に加え、AlexaデバイスやFire TVと連携すれば、声で操作したり大型画面で映像を確認したりと、スマートホームの中でシームレスに使えます。
さらに、Ring Homeプランと組み合わせれば、録画データのクラウド保存や24時間録画など本格的な防犯運用も可能です。
「まずは室内カメラを1台導入したい」「将来的にスマートホーム化を進めたい」という人にとっても、Ring Indoor Cam Plusは長く使い続けられるモデルといえるでしょう。