スマートドアホンは「防犯対策」や「置き配確認」「家族の見守り」に欠かせないアイテムとして注目を集めています。
ですが、AmazonのRingシリーズだけでも複数のモデルがあり、「どれを選べばいいの?」「性能や設置方法の違いが分かりにくい」と悩む方も多いのではないでしょうか。
2025年現在販売されているRingシリーズは3種類。
画質・機能・設置方法・価格が大きく異なり、選び方次第で使い勝手や満足度が大きく変わります。
この記事では、3機種の特徴や違いを徹底比較し、どんな人にどのモデルが向いているのかを分かりやすく解説します。
初めてスマートドアホンを導入する方はもちろん、買い替え・グレードアップを検討している方も、この記事を読めば自分に最適なRingドアベルが見つかるはずです。
なお、一番コストパフォーマンスが高くて人気なのは、「Ring Battery Doorbell」です。

やさしく解説するよ!
選び方のフローチャート
▼ 1. 設置方法に制限はありますか?
├─ はい(工事できない・賃貸) → ▼ 2 へ
└─ いいえ(工事OK・有線も可能) → 【Wired Doorbell Pro】
▼ 2. 映像の「画質・精度」にこだわりたいですか?
├─ はい(荷物検知や広角映像がほしい) → 【Battery Doorbell Plus】
└─ いいえ(基本的な機能で十分) → 【Battery Doorbell】
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目次
Ringドアベル3機種の違いをざっくり比較【まずは一覧表でチェック】
Ringのドアベルシリーズは、同じ「スマートドアホン」といっても性能・設置方法・価格帯が大きく異なります。
まずは下の比較表で主要スペックを整理し、それぞれの特徴を把握しておきましょう。
項目 | Wired Doorbell Pro | Battery Doorbell Plus | Battery Doorbell |
---|---|---|---|
映像解像度 | 4K(Retinal 4K) | 1536p HD+ | 1440×1440 HD |
視野角 | 水平140°/垂直140° | 水平150°/垂直150° | 水平150°/垂直150° |
電源方式 | 電源直結/PoE+ | 充電式バッテリー | 充電式バッテリー |
主な特徴 | 高精細4K・10倍ズーム・3Dモーション検知・AI通知 | HD+・荷物検知・プライバシーマスク・DIY設置可 | 手軽なHD画質・スマート応答・盗難補償対応 |
価格(税込) | 39,980円〜 | 24,980円 | 14,980円 |
どのモデルがどんな使い方に向いているかを簡単に整理
3機種の中で最も高性能なのが「Wired Doorbell Pro」。4Kの高精細映像と3Dモーション検知で細部まで把握できるため、本格的な防犯対策や業務利用にも最適です。
「Battery Doorbell Plus」はHD+映像と広視野角で、置き配監視や家族の帰宅確認といった日常用途に向いています。DIY設置ができる手軽さも魅力です。
「Battery Doorbell」はシリーズ最安で、初めてスマートドアホンを導入する方や、最低限の見守り機能を求める方におすすめです。設置の簡単さと基本機能の充実度で人気があります。
Ring Wired Doorbell Pro|4K・AI搭載の本格スマートドアホン

Retinal 4Kビデオ&10倍ズームで細部まで鮮明に

「Ring Wired Doorbell Pro」は、Ringシリーズ初の4K高精細ビデオに対応した本格スマートドアホンです。
新開発の「Retinal Vision」技術により、人の目で見ているような自然な映像表現と細部までくっきりとした描写力を実現。
8.3メガピクセルの高感度センサーとAIによる画像処理によって、玄関先の小さな動きや遠くの人物まで鮮明に映し出します。
さらに10倍ズームにも対応しており、遠方の来訪者や車両のナンバーなども詳細に確認可能です。
高解像度ならではのクリアな映像は、防犯カメラとしてだけでなく、家族やペットの見守り用途でも大きな安心をもたらします。
夜間もカラー撮影&アダプティブナイトビジョン

夜間の撮影性能も大きく進化しています。
「Ring Wired Doorbell Pro」はカラーナイトビジョンとローライトサイトを搭載しており、街灯や玄関照明などわずかな明かりでもカラー映像で撮影可能です。
もし照度が不足しても「アダプティブナイトビジョン」が自動で補正を行い、白黒モードでも肉眼では見えにくい細部までしっかりと映し出します。
暗がりでも顔の表情や服装、荷物の状態まで確認できるため、深夜の訪問者対応や不審者対策にも効果的です。
昼夜を問わず鮮明な映像を提供するこの機能は、防犯性能を重視するユーザーにとって非常に大きなメリットといえるでしょう。
3Dモーション検知とスマート通知で安心の防犯性能

「Ring Wired Doorbell Pro」は、カメラの性能だけでなく検知機能も大幅に進化しています。
独自の「俯瞰ビューゾーン」による3Dモーション検知は、動きを立体的に捉えて高精度に検出。
人や車、荷物などの種類を識別して、不要な通知を減らしつつ本当に必要なアラートだけを送ってくれます。
さらに、有料の「Ring Homeプラン」と組み合わせれば、検出対象ごとの詳細な通知や録画再生にも対応可能です。
スマホアプリに即時通知が届くため、外出先でもリアルタイムで状況を把握でき、来客対応だけでなく防犯対策としても非常に心強い存在です。
電源直結モデルとPoEモデルの違いと設置方法
Ring Wired Doorbell Proは、電源直結モデルとPoE(Power over Ethernet)モデルの2種類が用意されています。
電源直結モデルは家庭の電源に直接接続して安定した給電が可能で、長時間運用にも向いています。
一方、PoEモデルはLANケーブル1本で電力供給とデータ通信が行えるため、より柔軟な設置が可能です。
特にオフィスや店舗などでは、PoE対応のスイッチングハブと組み合わせて複数台を一括管理する運用にも適しています。
どちらのモデルも壁面設置が可能で、IP65等級の防塵防沫性能により屋外環境でも安心して使用できます。
工事が必要?導入前に知っておきたい注意点
電源直結モデルを設置する場合は、電気工事士の資格を持つ専門業者による施工が必要です。
日本国内では法令により有資格者が作業を行わなければならないため、自力での配線工事はできません。
PoEモデルの場合も、IEEE 802.3at規格に準拠したPoE+対応ハブを用意する必要があります。
また、屋内にPoEアダプターを設置する必要があるなど、導入前に確認すべき条件もあります。
購入前には設置環境やネットワーク条件をしっかりチェックし、自宅やオフィスの状況に合ったモデルを選びましょう。
Wired Doorbell Proが向いている人・おすすめシーン
「Ring Wired Doorbell Pro」は、本格的な防犯対策や高度な監視が必要なユーザーに最も適したモデルです。
4K高画質・10倍ズーム・3Dモーション検知など、シリーズ最高クラスの機能を備えており、玄関だけでなくオフィスや店舗の入口、駐車場など幅広い用途に対応します。
また、常時電源供給が可能なため、24時間365日の監視体制を構築したい方にも理想的です。
DIY感覚で設置したい人にはややハードルが高いものの、画質や精度、防犯性を最優先する方には、最も頼れる選択肢といえるでしょう。
関連記事:Ring Wired Doorbell ProとBattery Doorbellの違いを徹底比較|画質・機能・設置方法・価格まで解説
Ring Battery Doorbell|シンプル・手軽なバッテリー式モデル

充電式&マグネット取り付けで工事不要

「Ring Battery Doorbell」は、シリーズの中でも最も手軽に導入できるエントリーモデルです。
内蔵の充電式バッテリーを採用しているため、電源工事が一切不要で、玄関先や門柱など好きな場所に簡単に設置可能です。
日本向けモデルではマグネット式の取り付け台が採用されており、壁面に穴を開けずにワンタッチで装着できる点も大きな魅力です。
Ringアプリのガイドに従えば初期設定もスムーズで、スマートホーム初心者でも迷わず使い始められます。
電源コードの取り回しや専門工事を避けたい方、賃貸住宅や一時的な利用を考えている方にも理想的な選択肢です。
1440×1440 HD画質と広角カメラで見守りにも活躍

コンパクトなモデルながら、1440×1440 HD画質と上下左右150°の広角カメラを搭載し、広い範囲をしっかりとカバーできます。
置き配の荷物や玄関先での不審な動きも見逃さず、スマホからリアルタイムで確認可能です。
さらにカラーナイトビジョンにも対応しており、夜間でも明るく鮮明な映像を確認できます(※一定の照度が必要)。
解像度や撮影範囲は上位モデルに劣るものの、日常的な来客対応や簡易的な防犯・見守り用途には十分な性能です。
家族の帰宅確認やペットの様子チェックなど、日々の安心を手軽に得られるコストパフォーマンスの高いドアベルといえます。
スマート応答・人物検知・盗難補償など基本機能が充実
Battery Doorbellは、シンプルなだけでなく、基本機能がしっかり充実している点も魅力です。
カメラが動きを検知するとスマートフォンへ通知を送り、ライブ映像を確認しながら双方向音声で応答可能です。
さらに、事前に録音したメッセージで訪問者に自動対応できるスマート応答機能も搭載。
別売りの「Ring Homeプラン(月額350円〜)」に登録すれば、人物検知や荷物検知のスマートアラートにも対応し、より高度な通知が受け取れます。
また、デバイスが盗難に遭った場合でも、条件を満たせば無償交換の盗難補償が受けられるため、屋外設置にも安心感があります。
Battery Doorbellが向いている人・おすすめシーン
「Ring Battery Doorbell」は、初めてスマートドアホンを導入する人や、できるだけ簡単に設置したい人に最適です。
工事不要で取り付けが簡単なうえ、バッテリー式のため場所を選ばず設置できる柔軟性があります。
価格も約14,980円と手頃で、コスパ重視派や一人暮らしの方、賃貸住宅ユーザーからの支持も高いモデルです。
高解像度4Kや高度なAI検知が不要な場合、Battery Doorbellだけで十分な防犯・見守り環境を構築できます。
日常生活の安心を気軽に手に入れたい方にとって、最初の一台として非常におすすめです。
関連記事:Ring Battery Doorbellの評判は?口コミ・機能・他モデルとの違いを徹底解説!
Ring Battery Doorbell Plus|広角&HD+映像の高機能モデル

上下左右150°の広視野角と1536p HD+の高精細映像
「Ring Battery Doorbell Plus」は、エントリーモデルから一歩進んだ性能を備えた高機能バッテリー式スマートドアホンです。最大の特徴は、上下左右150°の広視野角と1536p HD+の高精細ビデオ。
来訪者の顔だけでなく、足元の荷物や玄関全体までしっかりと映し出すことができ、より広範囲の監視が可能です。
特に、置き配された荷物や子どもの出入りといった細かい動きも逃さず捉えられる点が大きな強みです。
また、カラーナイトビジョン機能にも対応しているため、暗い夜間でも明るく鮮明な映像を確認可能です。
防犯カメラとインターホンを兼ね備えたドアベルとして、家庭の安心を一段と高めてくれます。
荷物検知・人物検知などスマート通知機能が充実
Battery Doorbell Plusは、通知機能が大幅に進化している点も注目すべきポイントです。
標準搭載のモーション検知機能に加え、「Ring Home Standard/Premiumプラン(有償)」に登録すると、人物検知や荷物検知などのスマート通知が利用可能になります。
指定エリアに荷物が置かれた際にアプリで知らせてくれるため、置き配の受け取り忘れ防止にも役立ちます。
また、ドアベルが押されるとスマホに**電話のような着信画面(ドアベルコール)**が表示され、外出先からでもすぐに応答できます。
さらに、プライバシーマスク機能で映したくない範囲を非表示にできるなど、セキュリティとプライバシーの両立にも配慮された設計です。
DIY設置OK・クイックリリースバッテリーで使いやすさ抜群
Battery Doorbell Plusは、DIYで設置可能な点も大きな魅力です。
複雑な配線工事は不要で、Wi-Fi接続だけで簡単にセットアップできます。
電源はクイックリリース式のバッテリーパック(1個同梱)を採用しており、バッテリー残量が少なくなるとアプリやメールで通知。
交換や充電も工具不要で簡単に行えます。
さらに、同梱の穴あけ不要の取り付け台や超強力テープを使えば、壁に穴を開けずに設置することも可能です。
家族のスマホやタブレットと共有アクセスを設定すれば、複数の端末から映像確認や通知受信ができるなど、使い勝手にも優れたモデルです。
Battery Doorbell Plusが向いている人・おすすめシーン
「Ring Battery Doorbell Plus」は、日常の見守りや置き配対策を強化したい家庭に特におすすめです。
広い視野角とHD+映像で玄関先の全体を把握できるため、配達荷物や家族の出入り、深夜の不審者対応まで安心感が大幅に向上します。
設置が簡単なため、賃貸住宅でも気軽に導入できるほか、工事不要で場所を選ばないため、引っ越し予定のある方にも適しています。
Batteryモデルの手軽さと、上位機種に迫る映像・検知性能を両立した本モデルは、「コスパと安心のバランスを重視したい方」に最適な選択肢といえるでしょう。
関連記事:Ring Battery Doorbell Plusと通常版を比較!買うならどっち?機能・コスパで解説
Ringドアベル3機種の違いを徹底比較【画質・電源・機能別】

映像性能の違い(4K・HD+・HD)と夜間撮影性能
項目 | Wired Doorbell Pro | Battery Doorbell Plus | Battery Doorbell |
---|---|---|---|
映像解像度 | 4K(Retinal Vision) | 1536p HD+ | 1440×1440 HD |
視野角 | 水平140°/垂直140° | 水平150°/垂直150° | 水平150°/垂直150° |
ズーム | 10倍 | - | - |
夜間撮影 | カラー+アダプティブナイトビジョン | カラー対応 | カラー対応 |
特徴 | 最高画質・本格防犯 | 広角・置き配確認向き | 基本機能・入門向け |
3機種の中で最も映像性能が高いのは「Ring Wired Doorbell Pro」です。
新技術「Retinal Vision」を採用した4K解像度と10倍ズームで、顔の表情から遠方の細部まで圧倒的な精細さで映し出します。
夜間もカラーナイトビジョンとアダプティブナイトビジョンで暗闇の細部まで鮮明です。
「Battery Doorbell Plus」は1536p HD+の高解像度映像と上下左右150°の広視野角を実現し、置き配の確認や家族の出入りチェックに最適。
夜間撮影にも対応し、昼夜を問わず活躍します。
エントリーモデルの「Battery Doorbell」も1440×1440 HDの十分な画質で、基本的な防犯・見守り用途には十分対応可能です。
映像重視ならPro、広角重視ならPlus、手軽さ重視ならBatteryが選びの目安です。
電源方式と設置の手軽さ(工事あり/なし・PoE対応など)
項目 | Wired Doorbell Pro | Battery Doorbell Plus | Battery Doorbell |
---|---|---|---|
電源方式 | 電源直結 / PoE+ | 充電式バッテリー | 充電式バッテリー |
設置方法 | 壁面設置(工事必要) | DIY設置(工事不要) | DIY設置(工事不要) |
PoE対応 | 対応 | 非対応 | 非対応 |
設置難易度 | 高(専門工事推奨) | 低(簡単設置) | 低(簡単設置) |
おすすめ環境 | 戸建て・店舗・オフィス | 賃貸・一般家庭 | 賃貸・一般家庭 |
設置性の違いは、3機種を選ぶ上で重要なポイントです。
「Wired Doorbell Pro」は電源直結またはPoE+に対応し、常時給電で安定した運用が可能ですが、直結モデルでは電気工事士による設置作業が必要となります。
PoEモデルはLANケーブル1本で電力と通信をまかなえるため、オフィスや複数台運用にも適しています。
「Battery Doorbell Plus」と「Battery Doorbell」はどちらも充電式バッテリーを採用しており、配線工事不要でDIY設置が可能です。
特にPlusはクイックリリース式でバッテリー交換も簡単です。
賃貸住宅や配線工事が難しい環境ならバッテリーモデルが最適、本格的な常時監視を求めるなら有線接続が可能なProが向いています。
通知・検知機能の進化度(3Dモーション・荷物検知など)
項目 | Wired Doorbell Pro | Battery Doorbell Plus | Battery Doorbell |
---|---|---|---|
モーション検知 | 3Dモーション検知(俯瞰ビュー対応) | 標準モーション検知 | 標準モーション検知 |
人物検知 | 対応(高精度AI検知) | 対応 | 対応(精度やや低) |
荷物検知 | 対応 | 対応 | 非対応 |
車両検知 | 対応 | 非対応 | 非対応 |
スマート応答 | 対応 | 対応 | 対応 |
通知の精度 | ★★★★★(最高) | ★★★☆☆(中) | ★★☆☆☆(基本) |
おすすめ用途 | 本格防犯・業務利用 | 置き配確認・日常利用 | 基本的な見守り |
検知性能では、「Wired Doorbell Pro」が頭一つ抜けています。
独自の3Dモーション検知と俯瞰ビューゾーン機能により、人物・荷物・車両などを立体的に検出し、高精度な通知が可能です。
「Battery Doorbell Plus」は、人物検知や荷物検知に対応しており、置き配の有無や家族の帰宅なども正確に把握できます。
スマート通知を活用すれば、不要な通知を減らして必要な情報だけを受け取ることも可能です。
「Battery Doorbell」も基本的なモーション検知とスマート応答機能を備えていますが、検知の種類や精度は上位モデルに劣ります。
精密な防犯通知を重視するならPro、日常用途で十分ならPlus、最低限の検知でよいならBatteryが最適です。
スマートホーム連携・Alexa対応の比較
項目 | Wired Doorbell Pro | Battery Doorbell Plus | Battery Doorbell |
---|---|---|---|
Alexa連携 | 対応 | 対応 | 対応 |
Echo / Fire TV での映像確認 | 対応 | 対応 | 対応 |
スマート通知 | 対応(AI高精度通知) | 対応 | 対応 |
ドアベルコール | 対応 | 対応 | 対応 |
共有アクセス | 対応 | 対応 | 対応 |
スマートウォッチ通知 | 対応 | 対応 | 対応 |
特徴 | スマートホーム中枢として活用可能 | 家族で共有しやすい多端末対応 | 基本的な連携機能を網羅 |
3機種すべてがAlexa連携(Works with Alexa認定)に対応しており、Echo ShowやFire TVなどのスマートディスプレイでライブ映像を確認できます。
「Wired Doorbell Pro」は、AIによる高度な検知と高画質映像を組み合わせたスマート通知と連携し、スマートホーム中枢としての活用が可能です。
「Battery Doorbell Plus」と「Battery Doorbell」も、スマホやタブレットだけでなくスマートウォッチでの通知受信や複数デバイスでの共有アクセスに対応し、家族全員で活用できます。
加えて、ドアベルが押されると電話のような画面で応答できる「ドアベルコール」機能も利用可能(Ring Homeプラン加入時)。
スマートホーム全体と連動させたい場合、どのモデルも十分な対応力を持っています。
価格とコスパの差(本格防犯か、日常使いか)
Battery Doorbell | |
Battery Doorbell Plus | |
Wired Doorbell Pro (電源直結モデル) | |
Wired Doorbell Pro (PoEモデル) |
価格面では、用途と求める性能によって最適なモデルが異なります。
「Wired Doorbell Pro」は39,980円と最も高価ですが、4K・10倍ズーム・3D検知といった防犯カメラとしての完成度が高く、オフィスや店舗など本格的なセキュリティ運用に向きます。
「Battery Doorbell Plus」は24,980円で、広角映像・荷物検知など実用的な機能を備えたコスパの高い中間モデルです。
「Battery Doorbell」は14,980円と手頃な価格で、初めてスマートドアホンを導入する方や、基本機能だけで十分な方に適しています。
価格と性能のバランスを踏まえると、Proは“防犯特化”、Plusは“高機能な家庭用”、Batteryは“初めての導入”という立ち位置です。
どれを選ぶべき?Ringドアベルのおすすめモデル診断

Wired Doorbell Proがおすすめな人【本格防犯・高画質重視】
「Ring Wired Doorbell Pro」は、自宅やオフィスを本格的に守りたい人や、高画質映像と検知精度を最重視する人に最適なモデルです。
4K解像度と10倍ズームにより、遠くの人物や細部まではっきり確認でき、夜間でもカラー映像で不審な動きを見逃しません。
さらに、3Dモーション検知やAI通知によって人物・荷物・車両を正確に識別し、無駄な通知を減らして必要な情報だけを受け取れます。
常時給電が可能なため、24時間365日の監視体制にも対応。
費用は高めですが、防犯対策を強化したい戸建て住宅、オフィス、店舗などには最も安心できる選択肢です。
「スマートドアホン以上、防犯カメラ未満」の役割を果たす、ハイエンドモデルです。
Battery Doorbell Plusがおすすめな人【置き配対策・高精細映像重視】
「Ring Battery Doorbell Plus」は、宅配荷物の置き配対策や玄関周りの広範囲な監視を求める人に最適です。
上下左右150°の広視野角と1536p HD+の高精細映像により、荷物や来訪者の動きを逃さず記録できます。
さらに荷物検知や人物検知などのスマート通知機能が充実しており、置き配が完了したタイミングや家族の帰宅もすぐに把握可能です。
DIY設置が可能で、バッテリー交換も簡単なため、賃貸住宅や工事が難しい環境でも導入しやすい点も大きな魅力です。
高性能ながら有線モデルほどの工事が不要で、コストパフォーマンスも優秀。防犯性と手軽さをバランスよく求める方にぴったりのモデルです。
Battery Doorbellがおすすめな人【初めてのスマートドアホン・コスパ重視】
「Ring Battery Doorbell」は、スマートドアホンを初めて導入する方や、できるだけ低コストで玄関の見守りを始めたい方におすすめです。
1440×1440 HDの映像と広角カメラで基本的な監視機能を備え、人物検知やスマート応答、双方向通話など日常的に使う機能は一通りカバーしています。
バッテリー式&マグネット取り付けで設置が簡単なうえ、盗難補償も付いているため、初めてのスマートデバイス導入でも安心です。
高性能な検知機能や4K映像は不要だけれど、最低限の防犯と利便性は欲しい――
そんな方にとって、約14,980円という価格以上の価値を提供するコスパモデルといえるでしょう。
迷ったときの選び方チェックリスト(環境・目的別)
どのモデルが自分に合うか迷ったら、以下のチェックリストを参考にしてみてください。
チェック項目 | おすすめモデル |
---|---|
高画質4Kで細部まで監視したい | ✅ Wired Doorbell Pro |
24時間監視や業務利用を想定している | ✅ Wired Doorbell Pro |
配線工事なしで簡単に設置したい | ✅ Battery Doorbell / Plus |
置き配や荷物検知を重視したい | ✅ Battery Doorbell Plus |
コスパ重視で初めて導入したい | ✅ Battery Doorbell |
広い視野で玄関全体を確認したい | ✅ Battery Doorbell Plus |
防犯性能を最優先にしたい | ✅ Wired Doorbell Pro |
このように、「本格防犯重視」ならWired Doorbell Pro、「置き配や広角映像重視」ならBattery Doorbell Plus、「手軽さ・価格重視」ならBattery Doorbellと考えると選びやすくなります。
自宅やオフィスの環境、求める機能を明確にすると、最適な1台が自然と見えてきます。
Ringドアベルのセール情報・最安値

セール時期 | Doorbell | Doorbell Plus | Wired Doorbell Pro |
---|---|---|---|
プライム感謝祭 (2025年10月) | ¥8,980 | ¥14,980 | 発売前 |
スマイルSALE (2025年8月) | ¥11,980 | ¥19,980 | 発売前 |
Summer Sale (2025年8月) | ¥11,980 | ¥19,980 | 発売前 |
プライムデー (2025年7月) | ¥8,980 | ¥14,980 | 発売前 |
スマイルSALE (2025年5月) | ¥11,980 | ¥19,980 | 発売前 |
スマイルSALE GW (2025年4月) | ¥11,980 | ¥19,980 | 発売前 |
高額なRingデバイスですが、セールを上手に活用すればお得な価格で購入できます。
なお、割引率が最大となるのは7月の「プライムデー」、10月の「プライム感謝祭」、11月の「ブラックフライデー」です。
少しでも安く買いたい人はぜひ以下の記事をご覧ください。
関連記事:Amazon Ring Doorbellドアベルのセールはいつ?安く買う方法・最安値は?
【まとめ】Ringドアベルの選び方は「画質×設置方法×用途」で決まる

Ringドアベルシリーズは、どれも来客対応や防犯対策に役立つスマートドアホンですが、モデルごとに性能や設置条件が大きく異なります。
最上位モデルの「Wired Doorbell Pro」は、4K映像と3Dモーション検知で高精度な監視が可能な本格派。
電源直結やPoE対応で24時間体制の運用にも適しており、防犯を最優先する家庭や店舗に最適です。
中間モデルの「Battery Doorbell Plus」は、広角HD+映像と荷物検知などスマート機能が充実し、日常生活の見守りや置き配対策にぴったり。
一方、エントリーモデルの「Battery Doorbell」は、工事不要・低コストで基本機能が揃い、初めてのスマートドアホン導入におすすめです。
選び方のポイントは「画質(4KかHD+か)」「設置方法(有線かバッテリーか)」「用途(防犯・置き配・見守り)」の3軸を明確にすること。
重視する要素を整理すれば、自宅やライフスタイルに最適な1台がきっと見つかるはずです。