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小さな庭から時をこえる旅へ―
それは過去から未来へつながる、家族と命の物語。
『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』―
数々のアニメ映画を生み出してきた細田守監督が最新作で描いたのは家族の物語。
久々の細田作品とあって期待感は抜群!公開初日に早速見てきました。
低評価が目立っていたので不安もありましたが、終盤以外は想像以上に楽しめました!
隣で見ていた親子も楽しそうでしたね。福山雅治と星野源が好きな方は絶対に行った方が良いです笑
ただ、やっぱりクセのある作品ですので、好き嫌いが結構分かれると思います。
そんな「未来のミライ」を振り返ります。
未来のミライの試写会終了。
観る人の立場によって感想が全然違う映画。
細田作品らしく鑑賞後の語りたくなる映画であり、子供達も退屈せずに観れる。誰の家にもあるような何気ない木、庭から始まる過去、未来の物語。
#未来のミライ— きちたん (@monozukiguy) 2018年7月12日
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未来のミライ あらすじ
とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家。
ある日、甘えん坊の“くんちゃん”に、生まれたばかりの妹がやってきます。両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うばかり。
そんな時、“くんちゃん”はその庭で自分のことを「お兄ちゃん」と呼ぶ、不思議な少女“ミライちゃん”と出会います。
“ミライちゃん”に導かれ、時をこえた家族の物語へと旅立つ“くんちゃん”。それは、小さなお兄ちゃんの大きな冒険の始まりでした。
待ち受ける見たこともない世界。
むかし王子だったと名乗る謎の男。
幼い頃の母との不思議な体験。
父の面影を宿す青年との出会い。
そして、初めて知る「家族の愛」の形。
さまざまな冒険を経て、ささやかな成長を遂げていく“くんちゃん”。
果たして、“くんちゃん”が最後にたどり着いた場所とは?
“ミライちゃん”がやってきた本当の理由とは―
それは過去から未来へつながる、家族と命の物語。
未来のミライ 感想
出典:映画.com
細田守家の家族物語
朝起きて、横で寝ているうちの子供に、「どんな夢、見た?」といつも聞いてるんです。
だいたい「電車に乗ってた」という夢が多いんですけど、ある日の朝は、「大きくなった妹に逢ったよ」って言うんです。
その話を聞いて、いいなあ、おとうさんも逢いたいなあ、と思ったんですよ。
当時妹は、まだ6ヶ月くらいだったんですが、成長したらどんな女の子になるんだろう?
そう考えると、すごく想像力を刺激されて、それがそのまま映画になりました。
引用:「未来のミライ」公式パンフレット
こちらは公式パンフレットに掲載されていt細田守監督のインタビューです。
「他人の家族物語を見ているようだった」と感想を書かれている方がいましたが、それもそのはず。
「未来のミライは細田家の日常を描いた作品」と考えればすんなり理解できるでしょう。
お父さんの感情とかセリフ回しは、きっと細田監督の実体験からきているはずです。
「他人の家族を見て何が楽しいの?」と感じる人も当然いるでしょうし、「こんな経験あったなぁ」と懐かしく感じるはずです。
「現実離れしたところがキライ」という方もいましたが、平凡な日常を延々と見せられたら絶対につまらないはずです笑
リアルとファンタジーが程良く掛け合わされていて、軽快なテンポで物語が進んでいきました。
「さあ、王子の御前ですよ、跪きなさい」
ゆっこのこのセリフは福山雅治に言って欲しかったですね笑
アイデンティティを探す話
出典:映画.com
一方で、くんちゃんが迷子になってからラストまでの展開はちょっとついていけませんでした。
駅員さんとの会話で、
「迷子ではなく、失くしたのは自分自身というわけですね」
「行き場所のない子供の行き先はひとりぼっちの世界です。」
「自分で自分自身を証明する必要があります。」
という、子供には難解すぎる問いかけが行われていました。
最終的には、
「くんちゃんはミライちゃんのお兄ちゃん」
という言葉で先に進むわけですが、この展開を「???」と感じた人は多いのではないでしょうか。
このあたりも公式パンフレットに細田監督のインタビューが載っています。
愛を得たり失ったり、その繰り返しが人生
失ったら、もう一度得るためにアイデンティティを探す
これは4歳児の話ではなく「普遍的な人生の話」
引用:「未来のミライ」公式パンフレット
「未来のミライ」は今まで愛されていたくんちゃんが、親の愛を妹に奪われるところから始まります。
「ミライちゃん好きくない」と強烈に嫉妬していたくんちゃんですが、最終的には「ミライちゃんのお兄ちゃん」と新たなアイデンティティを見つけます。
これはどの家庭でも見られる光景だとは思いますが、この出来事を「アイデンティティを見つけた」などと定義するところはちょっと冷めてしまいました。
ひいじいちゃんやひいばあちゃんの行動が私たちまでつながっている。積み重なって今の私たちを形作っているんだ。
といったような語りがありましたが、家族愛を見せられるのは良いものの、それを説明されると、安っぽい言葉に響いてしまいます。
つい最近、「リメンバー・ミー」という壮大な家族物語を見たばかりなので、なおさら残念です。
「リメンバー・ミー」は家族愛の最高傑作なので、見てない方いたら是非どうぞ。
その他、気になったところ
くんちゃんの家の間取り
「カーテンがついておらず、外から丸見えじゃないの?」と思っていましたが、あの空間は塀に囲まれているんですね。
お父さんはデザイナーさんかと思いますが、さすがにおしゃれです。
福山雅治
イケメンはリアルでもアニメの中もイケメンなんですね。
家族のつながりを描くためにひいじいちゃんを描いたと思いますが、ちょっと唐突感が強かったです。
オニババ
「お母さんじゃない、オニババだ!」
この言葉にショックを受けた方は多いのではないでしょうか?笑
まだ若くてキレイなのに、、1番愛する子供にそんなことを言われたら泣いちゃいますね。
散らかし好きのママ(子供時代)
「だって散らかってる方がおもしろいもん!」
「だって散らかして食べるとおいしくなるんだもん!」
はい、名言生まれました!笑
このセリフ、私の家でも使わせて頂きます笑
未来のミライ 感想まとめ
「未来のミライ」を見た方の感想から気になったものをピックアップしてみました。
未来のミライ 好意的な感想
未来のミライ先行試写会感想
私男だけど福山雅治がかっこよかった…
伏線はちゃんと回収するので最後まで観る価値はあったと思う。— あゆがし@シェル提督P (@gifu_ayugashi) 2018年7月12日
未来のミライ、昨夜観てきたよ!
ネタバレにならない程度の感想を…。えっとね、子育て中のお父さんとお母さんには是非観てもらいたい!
育児中のお姉ちゃんが始終「どこの家もやっぱりこうなんだなあ…あるあるすぎる!!」って全力で頷いてました笑
続く→— 力尽きたブラス・*・:≡( ε:) (@del_brass) 2018年7月12日
未来のミライ見終わったー
あんま詳しく感想言えないけど
細田守ワールド全開だったなぁ
あと子供育てるの大変だなぁって思った( ˇωˇ )
自分も兄妹いて妹だけど 小さいころはあんな感じだったんかなぁ~。
あと福山雅治の声のキャラかっこいい!— トラみー=トラッキー (@torucky813) 2018年7月12日
未来のミライ 批判的な感想
「未来のミライ」視聴感想
試写会というわけで無料で見せてもらってる立場で申し訳ないが、あまり面白くなかったってのか正直な感想。タイムトラベルものの世にも奇妙な物語を見てるような感じ。
学生の身ゆえ批判的な感想になったけど、1度育児を体験された方々にはおもしろいのかもしれない。
— ヒトミン (@duckiehitomin) 2018年7月12日
未来のミライの試写会。子供を脅しながらの教育はよくない。生まれたばかりの妹を大切に思う気持ちを養う方法を間違えている。小さな子供には見せたくないな。上白石萌歌は可愛いけど、くんちゃんの声にしては大人びてる。個人的感想です。#未来のミライ #くんちゃん #細田守 #上白石萌歌 #試写会
— chocolat (@larimarcrystal) 2018年7月13日
未来のミライ試写会見てきた
感想は、期待し過ぎたのが仇となったのか、監督がストーリー捻り過ぎて意味不明な感じだった。
テンポや効果は今まで通りでいい感じなんだけどな〜。— Ki Ka (@gokusatu03) 2018年7月12日
未来のミライ その他の感想
未来のミライ、試写会に行ってきました。感想を一言でいうと、福山雅治ファンのあなたと電車(特に首都圏のやつ)が好きなあなたにおすすめ!
— ユキ (@yukinorom) 2018年7月12日
そーいや昨日たまたま当たった試写会で未来のミライ見てきた。赤ちゃん返りや産後の家の中てんやわんやなとこ、約4年前の自分を見てるようで胸が苦しかった。最近平和だったから忘れてたけど当時の壮絶な日々を思い出した。(笑)全く参考にならない感想(笑)
— のぞみ (@227_km) 2018年7月13日
未来のミライ試写会、弟より感想が届く。
「子育て応援特別手当みたいな映画だった」
…ま…まったくわからない。
観た人にはわかるのかもだが。— ねこ蔵。7/12MEGザ・モンスター試写会🦈 (@ykknekozon) 2018年7月12日
未来のミライ試写会感想。
主人公の男の子は過去と現在と未来をいったりきたりする。その過程の中で現実と空想とを違和感なく飛び越えられるのが、アニメーションの良さなんだと思った。幼い頃は現実と空想との区別がつかないこともある。でもそんな体験を通じ、たしかに成長していくのだと感じた。— ふぁるべ (@iro_free) 2018年7月12日
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※紹介している作品は2018年8月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細はHuluの公式ホームページにてご確認ください。
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