【感想】ファインディング・ニモは大人向けの子離れ物語だった | みぎいろ!

【感想】ファインディング・ニモは大人向けの子離れ物語だった


出典:http://eiga.com/movie/77215/gallery/5/

いっぱい冒険しておいで、ニモ

10年以上ぶりに「ファインディング・ニモ」を見ました。「楽しい海の世界」というイメージばかりが残っていましたが、大人になってから見ると印象が大きく変わりますね!

ピクサーの作品は子供から大人まで楽しませてくれる名作ばかりです。

懐かしい子供の頃の気持ちを思い起こさせてくれた「ファインディング・ニモ」を振り返ります。

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ファインディング・ニモ あらすじ


オーストラリア、グレートバリアリーフ沖の美しい海。

生まれる前、卵だったころに獰猛なバラクーダに襲われ、母親を失ったカクレクマノミの男の子、ニモ。

父親のマーリンはすべての愛情を注いでひとり息子ニモを育てる。そんなニモは初めて学校に行く日を迎えるが、なんと人間のダイバーに捕まってしまう。

一度は激しく落ち込んだマーリンだが勇気を奮い、ナンヨウハギのドリーらと、大海原へとニモ捜しの旅に出発するが…。

ファインディングニモ 感想

ファインディング・ニモは大人向けの「子離れ物語」
そう感じたお父さん・お母さんは多いのではないでしょうか。

ファインディング・ニモを見たのは10数年ぶりですが、子供のときに見たときの印象と全然ちがいますね。

パパが守ってあげる。約束だ。
お前にはもう何もおきないようにするからね。

妻を失い落ち込むマーリンはニモを守るために過保護な父親に。

お前は上手く泳げないだろ
自分ではできるつもりでも無理なんだよニモ

パパなんて嫌いだ

こんなこと言われたらニモじゃなくても反抗しちゃいますよね。

子供と親の関係じゃなくてもそう。「どうせ無理だよ」と言われるより「君ならできるよ」と言ってくれる人の方が好きです。

そんなマーリンですが、クラッシュやドリーとの冒険を通して少しづつ考えを変えていきます。

マーリン「ほっといたって平気って、どうしてわかるんだい?」
クラッシュ「そんなことわかんねえけど子供が平気なら平気ってことだ」
マーリン「あの子には何も起きないようにするって約束したのに」
ドリー「おかしな約束ね、だって子供に何も起きないようにしたら子供は何もできないわ」

ニモが水槽に入ってからのギルの言葉も印象的です。

そいつに触るな。手を貸すな。
自分でハマったんだから自分で出ろ。
とにかくやるだけやってみろ。

危険だからといってなんでもかんでも制限していたら子供は成長しません。

子供でも大人でも、早く成長できる人はたくさんチャレンジしてたくさん失敗した人だと思います。

ニモ「ぼくやれるから」
マーリン「そうだな、お前ならできる」

終盤にマーリンが子離れしたシーンは感動しました!

小さな体で頑張るニモも凄いですが、子供を信じてそっと見守ることも勇気がいりますよね。

ニモは危ないところでしたが、この出来事で大きな自信をつけました。また、父のマーリンも大好きな息子が誇らしくなったでしょう。

「助けたいけれど、ぐっとこらえて見守ること」

子供の成長には親も我慢が必要なことをファインディング・ニモは教えてくれました。

ファインディング・ニモの大冒険

さて、ファインディング・ニモの見所といえば、ニモを探して大海原を渡る大冒険

それも「カクレクマノミ」がやってのけるんだから驚きです。

行かないでくれ、待ってくれニモ

ここを出なきゃ、息子を探さなきゃ、
教えてあげなきゃ、ウミガメが何歳だったのかを

人間に捕まってしまったらそこで諦めてしまいそうですが、後先考えずに必死で追いかけるマーリンはカッコよかったです。こんなパパがいたら嬉しいだろうな。

マーリンとニモが再開できたのは奇跡のような出来事ですが、この奇跡を呼び込んだのは2人が頑張ったから!

ニモを捕まえた歯医者が海のすぐ側に住んでいたり、ゴーグルに住所が書いてあったり、クジラが浅い沖を泳いでいたりとたくさんの幸運がありました。

それでも、マーリンが諦めていれば絶対に再会することはできませんでした。幸運は、諦めない人に前にやってくるんですね!

ユーモア溢れる海の世界


ここまでちょっと大人な魅力を伝えてきましたが、子供たちを夢中にさせたのはコミカルで楽しい海の世界!

  • ドリーのクジラ語
  • シルエットクイズ
  • クラゲの群れ
  • サメのブルーズ
  • クジラのお腹
  • 深海魚

海の中をこんなにユーモラスに描けるなんてさすがディズニー!

グレートバリアリーフに行ったことはありませんが、ファインディング・ニモを見ていると泳いでみたくなります。

中でもサメのブルースさんは印象的です。

これまで凶暴なイメージしかなかったサメがこんなことを考えているなんて驚きでした!

見た目とのギャップが面白かったです。現実世界にもこういう人いるよね笑

 

あとはニモが水槽で兄弟の契りを結ぶシーンも面白かったです。

酸素ポンプってあんな使い方もあるんですね。「燃え盛る火山」って何のことかと思いました笑

ファインディングニモで描かれた人間の世界


にぎやかな海の世界ですが、楽しいことばかりではありません。

ニモを捕まえた人間がさらっといったセリフが心に残っています。

「サンゴ礁から離れて死にそうになってるのを助けたんだ」

カクレクマノミの視点からすると「立派な誘拐」(というか拉致)なのに、人間は「助けた」という感覚なんですよね。セリフを聞くまでわかりませんでした。

このように、外の世界から人間界を描くのはディズニーの上手さ。

日常で動物や魚を食べている私たちが、ニモに出てくる人間を悪くいうことはできませんが、魚達にも家族ががいることを忘れてはいけませんね。

そうそう、たくさんの機雷が浮いているシーンもありましたね。

「ディズニーの世界に登場するなんて!」と思って見てましたが、爆発してしまいました…。人間の生活が魚達の生態を脅かしているのは残念です。

小さい頃はあれが機雷だってわからなかったなー。大人になると印象が変わりますよね。

カクレクマノミは面白い?

映画を見ていて「???」だったのが、マーリンが「カクレクマノミなのに面白くないヤツ」と言われていたシーン。

調べてようやく理由がわかりました。

カクレクマノミは英語で「clown anemonefish」と表記します。clownは道化(ピエロ)のこと。

つまり「ピエロのくせになんでおまえはツマラナイんだ」とマーリンは非難されているわけです。これ、解説がないと絶対にわからないですよね…。

もちろん翻訳も苦労したとは思いますが、ディズニーならもう少しうまくできたんじゃないの?と思います。

もう1点。ニモがドロップオフでダイバーにさらわれる直前、船を見て友達と「あれはなに?」と言い合うシーンがあります。

そのときにクラゲのこどもが「あれは、おしり!」と言いますね。

船はship。おしりはhip。

ここにも英語ネタが入っていました。
日本人には全くわかりませんね…。

パパ大好き!


ファインディング・ニモのラストには全国のお父さん大歓喜のシーンが待っています笑

パパ、パパのこと嫌いじゃないよ

わかってるさ

パパ大好き

パパもだよ。いっぱい冒険しておいで、ニモ
いっといで

かわいい子供にこんなこと言われたら泣いちゃいますね。

ラストシーンでマーリンとニモが抱き合っているシーンが本当にかわいくてほほえましいです!

子供ができたら一緒にファインディング・ニモを見たいな

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