こんにちは、らいとです。
小1の頃からコナンを愛読しています。
コナン映画全作品レビュー企画の2回目は「14番目の標的(ターゲット)」
「目暮十三」「妃絵里(妃=Queen=12)」
トランプの数字に見立てて、毛利小五郎の関係者が次々に襲われていきます。
登場人物は名前に数字が入っている人ばかり。そして、最後の1は”工藤新一“
毛利小五郎が刑事を辞めた理由が明かされる映画でもあります。
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目次
14番目の標的(ターゲット) あらすじ
コナンの身近な人々、目暮警部、蘭の母親の妃英理、阿笠博士が、立て続けに命を狙われるという事件が起こった。
犯行現場には謎のキーワードとしてトランプが残されていた。
事件の真相を追うコナンたちは、海中レストランへ向かうが、そこには新たなる殺人劇が待ち受けていた…!
14番目の標的(ターゲット) ダイジェスト

名前に数字が入っている人物はコチラ。
- 1 = 工藤新一
- 2 = 仁科稔
- 3 = 白鳥任三郎
- 4 = ピーターフォード
- 5 = 毛利小五郎
- 6 = 宍戸永明
- 7 = 小山内奈々
- 8 = 沢木公平
- 9 = 旭活義
- 10 = 辻弘樹
- 11 = 阿笠博士
- 12 = 妃英理
- 13 = 目暮十三
- JOKER = 村上丈
タイトルを読むと14人が殺されたようにみえるが、大半は怪我程度で殺されたのは数人。阿笠博士にいたってはボウガンで打たれた直後に犯人を追う指示を出す余裕がある。
映画の途中では、おっちゃんの高所恐怖症、コナンのヘリの腕前など、主要キャラの意外な一面が明らかになる。
そして、、おっちゃんの拳銃の腕前も。
毛利小五郎がなぜ刑事を辞めて探偵になったのかが明かされる映画でもある。
一方で、目暮警部が帽子を取らない理由は最後まで明かされなかったw
コナン映画定番のクイズは光彦が出題。コナン映画の定番であるアクションシーンは控えめで、オフロードバイクで歩道橋を駆け上がる程度(それでもすごいけどw)
殺人トリックは「蛍光塗料のマニキュア」(暗闇で使用)、ミステリー要素は低い

“ソムリエのあなたがワインのコルクで犯行を証明されるなんて皮肉なもんですな”
味覚障害は犯行の動機として十分なように感じるが、他の3人が襲われる理由は説得力に欠ける。
“死なせやしねえ、てめえに自分の犯した罪の重さをわからせてやる”
自殺を図った犯人に、元刑事のおっちゃんが浴びせたひとことがカッコイイ
ねえ新一なら撃つ?
いくら腕に自信があるからって、わたしもうお父さんのこと信じられない!
映画のクライマックスは、犯人が蘭を人質にして逃走を試みるシーン
その眼前には拳銃を手にするコナン。小五郎が妃英理を撃って刑事を辞めたシーンと重なる。
そうか、そうだったのか、だからおっちゃん
“お母さんを助けるため” これが真実だったのね、お父さん
なぜおっちゃんが妃英理を撃ったのか、その謎が最後に明かされる
そして、映画のもう一つの見所は「Aの予感」
トランプネタになぞらえたとはいえ、時代を感じる演出w
爆発に巻き込まれ、水中で身動きが取れなくなったコナンと蘭。呼吸ができずに意識を失ったコナンに蘭の唇が触れる。
名探偵コナン史上初のキスシーン
新一のカード、スペードのエースよ。わたしずっと握りしめてたんだ。もしかしたら新一が守ってくれたのかもね
バーロ、エースに助けられたのは俺の方だぜ
水中の人工呼吸って意味あるのかな?笑
14番目の標的(ターゲット) 感想
コナン歴代映画の中でもこだま監督の作品は名作だらけですが、14番目の標的だけはあんまり印象に残っていません。
なぜかと考えてみたんですが、設定が面白すぎるんですよ!
トランプの数字に見立ててコナンの登場人物が次々に殺されていく、そして最後は新一。
めちゃくちゃ面白くないですか?
小学生の時にこの予告を聞いてドキドキしたのを覚えています。
だからこそなんですが、映画本編でこの設定以上に面白いシーンがないんです。
14番目の標的といえば、まずこの設定が頭に浮かびます。
例えば「天国へのカウントダウン」といえばビルを飛び移るシーン、「世紀末の魔術師」でいえばスコーピオンが放った銃弾をメガネが跳ね返すシーンを思い浮かべますが、「14番目の標的」はパッと浮かんできません。
連続殺人も途中で止まりますしね。思い浮かぶのは最後のコナンが蘭を撃つシーンくらいでしょうか。
初期の作品らしく、推理に時間をかけていてアクションも控えめですが、ほとんどの人がトリックなしに殺されたり重傷を負うためイマイチ推理アニメっぽく感じません。(ソムリエの味覚がなくなったことを推理するシーンは好きです!)
まさに設定の勝利!それ故の敗北。といったところでしょうか。
ところで「14番目の標的」とは誰のことでしょう?
子供の頃はJOKER=村上丈から数えて14人目の「工藤新一」のことだと思いましたが、いまいちピンをきませんよね。
「コナンが拳銃で撃った相手=蘭」だと考えるとしっくりきます。これが分かった時はゾクッとしました。コナン映画で1番ミステリアスな映画タイトルではないでしょうか。
この映画で好きなのはおっちゃんがカッコいいところですね!
警察を辞めた理由も潔いし、拳銃が得意という意外な長所も明かされます。
最後、犯人を叱ったところもカッコよかったですね!
「水平線上の陰謀」の次に小五郎ファンが楽しめる作品だと思います。
久しぶりに14番目の標的を見ているけど、昔の歩美ちゃんはAの予感という単語を見て「なぁんだ、キスのことじゃないんだ」と言う、結構大胆な女の子だったなと。今だったら誰かがそれを言ったのを聞いて照れていそう。可愛いのはいつまでも変わらず♪
— 千織・J・コダック (@Kushikatsu_pan) 2017年8月10日
昔は気付かなかったけど14番目の標的細かい伏線の回収がすごいな
— はも (@hamo_nanoda) 2017年8月10日
14番目の標的の蘭がおっちゃんに不審抱いて暴走しかけてるのを横でフォローしながら見守るコナンくんっていう図がめちゃくちゃ好き
蘭が振り回すと思ったらコナンの方がちょこまか動いて振り回す感じ— 🍁るり子🍁 (@cnksdisk) 2017年7月23日
14番目の標的で白鳥刑事に低い声で「銃をよこせ……」っていうんだけど当然白鳥刑事に止められるんだよね
そしたらニヤリと笑って、でもどこか余裕なさそうに「よこせって言ってるんだよ……」って言い放つおっちゃん死ぬほどカッコよかったから— ミーフク (@mefuku64) 2017年7月12日
映画『名探偵コナン 14番目の標的』とは
あらすじと基本情報
劇場版第2作『名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)』は、1998年4月18日に公開された作品です。
物語は「トランプのカード」に見立てた連続殺人事件を中心に展開。
被害者が次々と現れる中、毛利小五郎・蘭・コナンたちは、犯人の狙いを推理しながら事件の真相に迫っていきます。
本作は小五郎と蘭、そして母・妃英理との関係を深く掘り下げており、家族の絆や過去の確執がドラマ性を強めています。
また、犯人の動機が「恨み」だけでなく「誤解」や「すれ違い」に根差している点も特徴で、推理サスペンスと人間ドラマが融合した一作です。
劇場公開日・上映時間・舞台設定
公開日は1998年4月18日。上映時間は100分で、舞台は東京湾の海上レストラン「アクアクリスタル」や、横浜・東京近郊の街並みが中心です。
特にクライマックスの海上でのヘリコプター爆発シーンは、劇場版コナン屈指の迫力を誇ります。
現実の「海ほたる」がモデルの一つとされ、聖地巡礼スポットとしても知られています。
登場人物と相関図
本作ではレギュラー陣に加え、毛利家の両親である小五郎と妃英理の関係性が大きな焦点となります。
さらに、ゲストキャラクターの沢木や小山内奈々らが事件の重要人物として登場。
白鳥警部や目暮警部も活躍し、シリーズ初期ならではの刑事ドラマ的要素も強調されています。
登場人物同士の「因縁」と「誤解」が複雑に絡み合い、観客を最後まで引き込む構成になっています。
14という数字の意味とは?
「14番目の標的」の由来と意味
タイトルにある「14番目」とは、トランプのカード番号に由来します。
エースを1とし、キングを13とした場合、その次=「14」は“ジョーカー”を意味します。
犯人はトランプの数字に対応させてターゲットを狙っており、最後の「14番目」は“切り札”として特別な意味を持ちます。
観客にとって「14とは誰なのか?」という謎が、最後まで緊張感を高める仕掛けになっています。
なぜ“14”なのか考察
単にトランプの数合わせだけでなく、“14”という数字には「裏切り」「余分」「番外」というニュアンスが込められています。
つまり犯人の計画の最終標的は、物語の枠外にいる「意外な人物」であり、それがクライマックスの衝撃へとつながります。
また、当時のコナン映画は「数字」をテーマに取り入れる傾向があり、第2作目として「14=ジョーカー」という遊び心を加えたのも、シリーズの実験的試みといえるでしょう。
14番目の標的 犯人と動機に迫る
犯人は誰?真相ネタバレ
『14番目の標的』で連続殺人を引き起こした犯人は、ソムリエの 沢木公平 です。
表向きは落ち着いた人物として登場しますが、事件の裏でトランプの数字になぞらえた標的を一人ずつ狙っていきます。
小五郎や妃英理、蘭までもが命を狙われる中、コナンはカードに込められた暗号を解き明かし、犯人が沢木であることを突き止めます。
観客にとっては、事件解決の過程で「誰が次のターゲットか」という緊張感が続き、最後まで目が離せない展開になっています。
犯人の名前・正体
沢木公平は、一流ソムリエとして登場しながらも、過去の出来事に大きな恨みを抱えていました。
特に小五郎に対する誤解が、復讐の引き金となっています。
彼は冷静沈着に見えるものの、その内面は復讐心に支配され、ターゲットを淡々と狙う姿が描かれます。
観客にとって「なぜ彼が?」と思わせる人選であり、物語に意外性と深みを与えています。
犯人の動機とトランプの伏線
動機は、母親をめぐる過去の誤解と小五郎への強い憎悪。
小五郎が銃で撃ったことによって母親が死亡したと信じ込み、その恨みを晴らすために連続殺人を計画しました。
犯人はトランプのカードを「標的順」に見立てて犯行を実行。例えば「K(キング)」は小五郎、「Q(クイーン)」は妃英理、「J(ジャック)」は目暮警部など、人物名のイニシャルや役割とカードの記号を巧みに結びつけています。
ラストの「14番目=ジョーカー」が誰か、という謎解きが作品全体を貫く大きなテーマとなっています。
犯人役の声優と演技
沢木公平を演じたのは、声優の 鈴置洋孝 さん。
『機動戦士Ζガンダム』のブライト・ノア役や、『ドラゴンボールZ』の天津飯役などで知られる実力派声優です。
沢木の冷徹さや、表と裏の二面性を演じ分ける迫真の演技は、多くのファンの記憶に残っています。
彼の声が持つ落ち着いたトーンが、犯人としての恐怖感を増幅させ、物語に重厚さを与えました。
鈴置さんの演技力は、本作の評価を高める重要な要素の一つといえるでしょう。
被害者一覧と狙われた順番
沢木が狙ったターゲットは、トランプの数字や絵札に対応して順番に選ばれました。代表的な被害者は以下の通りです。
- 江戸川コナン(スペードのA)
- 妃英理(ハートのQ)
- 目暮警部(クラブのJ)
- 毛利小五郎(スペードのK)
- 毛利蘭(14番目=ジョーカーとして狙われる)
他にも、事件に関わる人物が次々と襲撃対象となり、観客は「次は誰が狙われるのか」という緊迫感を最後まで味わえます。
この“順番”を追う推理要素が、本作の大きな魅力の一つです。
14番目の標的 名シーン&考察ポイント
小五郎が蘭を撃った理由
『14番目の標的』を語るうえで欠かせないのが、父・毛利小五郎が娘の蘭を銃で撃つという衝撃のシーンです。
表面的には「父親が娘を撃った」という衝撃的な描写ですが、実はそこには深い真相が隠されています。
「なぜ撃った?」に隠された真相
小五郎が蘭を撃った理由は、彼女を守るためでした。
犯人に人質として捕らえられた蘭を救うには、蘭の腕を撃ち、ナイフを持つ犯人の注意を逸らすしかなかったのです。
結果として蘭は負傷するものの、その一発で命を落とす危険から救われました。
このシーンは小五郎の射撃の腕前と、娘を守ろうとする父親の決断力を象徴しています。
観客にとっては「なぜ撃ったのか」という疑問が一気に解消される、最大の見どころといえるでしょう。
蘭の記憶喪失とその後の影響
銃弾による衝撃で蘭は一時的に記憶を失います。
この「記憶喪失」は物語の緊張感をさらに高める仕掛けであり、コナンや小五郎にとっても大きな試練でした。
蘭の健気さや小五郎の苦悩が浮き彫りになり、家族の絆を描く重要な要素となっています。
蘭の記憶が戻ったとき、観客は安堵すると同時に「親子の強い絆」を実感できる構成になっています。
コナンと小五郎の関係性を描いた名言
本作では、普段コミカルに描かれる小五郎が「父親としての威厳」を示す場面が多く登場します。
中でも「俺の娘に手を出すな!」というセリフは、蘭を守ろうとする父の強い決意を感じさせる名言として語り継がれています。
また、コナンが小五郎を尊敬する眼差しを向ける場面もあり、二人の関係性に変化が生まれる作品でもあります。
コナンと小五郎の「探偵として」「家族として」の立ち位置が交差する点は、本作ならではのドラマ性を深めています。
水中シーン・人工呼吸シーンの緊迫感
クライマックスに近い場面で、蘭が水中で意識を失い、コナンが人工呼吸で救命するシーンは、シリーズ屈指の名場面といわれています。
水中の描写はリアルかつ緊張感が高く、時間が止まったかのような緊迫感が漂います。
また、コナンが必死に蘭を助けようとする姿は、彼の正体が新一であることを知る観客にとって、二人の関係性を強く感じさせる瞬間でもあります
。この人工呼吸のシーンは、単なる救命措置以上に「命をつなぐ愛情表現」として記憶に残る場面です。
ヘリコプター爆発&ラストシーンの演出
最終盤のヘリコプター爆発シーンは、劇場版コナンシリーズのアクション描写の中でも屈指の迫力を誇ります。
燃え上がる炎と緊迫した救出劇は、スクリーンならではの大迫力で観客を圧倒しました。
さらに、ラストシーンでは小五郎・蘭・妃英理の家族関係が描かれ、単なるアクション映画では終わらない人間ドラマとしての余韻を残します。
観客は事件の解決とともに、毛利家の未来に希望を感じるラストを迎えることができるのです。
14番目の標的 音楽・主題歌・映像演出
主題歌「少女の頃に戻ったみたいに」(ZARD)
『14番目の標的』の主題歌は、ZARDが歌う 「少女の頃に戻ったみたいに」。
穏やかで切なさを含んだメロディが、映画のサスペンスと人間ドラマを見事に引き立てています。
ZARDの透明感ある歌声は、親子や家族の絆を描いた本作のテーマとも重なり、エンディングで流れることで観客に深い余韻を残しました。
コナン映画においてZARDが手がけた楽曲は数多く存在しますが、本曲は「静かな感動」を与える一曲として特に人気があります。
サスペンス作品でありながら、最後に温かさを感じさせる仕掛けになっているのです。
挿入歌・BGM・エンディング演出
本作のBGMは、大野克夫バンドによる「名探偵コナン メインテーマ」をはじめとするアレンジ曲がふんだんに使用されています。
緊迫した追跡シーンや水中シーンではテンポの速いリズムが観客の心拍数を上げ、逆に家族関係を描く場面では静かな旋律が流れ、感情を引き立てます。
エンディング演出では、事件が解決した後の穏やかな空気の中で「少女の頃に戻ったみたいに」が流れ、観客はスリルの後に心温まる感覚を味わうことができます。
音楽の緩急が物語全体の緊張感をコントロールしており、音響演出の完成度も非常に高い作品です。
青山剛昌の原画と作画の魅力
『14番目の標的』は、シリーズ初期ならではのキャラクターデザインとアニメーションの魅力が色濃く残っています。
原作者・青山剛昌による原画が随所に活かされ、キャラクターの表情やアクションのキレが印象的に描かれています。
特に小五郎が銃を構える場面や、蘭が水中で必死にもがくシーンなどは、緻密な作画によって緊張感が一層高められています。
また、当時のセル画特有の色彩や質感も魅力で、現在のデジタル作画にはない独特の深みが感じられます。
作画チームの丁寧な仕事ぶりが、サスペンスのリアリティを支え、劇場版ならではの迫力を作り出しているのです。
14番目の標的 豆知識・裏話
目暮警部と白鳥刑事の名前決定秘話
ワインのお値段
目薬のトリック
ゲスト声優やキャスト秘話
『14番目の標的』で注目されるのが、ゲストキャラクターを演じた声優陣です。
犯人であるソムリエの沢木公平を演じたのは 鈴置洋孝 さん。
『ドラゴンボールZ』の天津飯や『機動戦士Ζガンダム』のブライト・ノア役で知られるベテランで、冷静さと狂気を兼ね備えた演技が作品の緊張感を高めました。
また、小山内奈々役には 小山茉美 さん(『Dr.スランプ アラレちゃん』のアラレ役)を起用。
普段の明るい役柄とは異なるシリアスな演技が話題となりました。
さらに、白鳥警部が劇場版で初登場したのも本作であり、以降シリーズに欠かせない存在となった点もファンにとって重要なポイントです。
ポスター・パンフレット・宣伝の工夫
本作のポスターは、タイトルロゴとトランプモチーフを中心にデザインされ、謎解き要素を強調したものになっています。
公開当時のパンフレットには、トランプの数字と標的となるキャラクターの関係図が掲載され、観客が映画を観る前から推理を楽しめる仕掛けがありました。
また、金曜ロードショーで再放送された際には「小五郎が蘭を撃つ!」というショッキングな宣伝コピーが使われ、視聴者の注目を集めました。
宣伝段階から「衝撃の展開」を前面に押し出していたことが、観客動員数を増やす要因のひとつだったと言えるでしょう。
海ほたるやロケ地のモデル考察
クライマックスの舞台となる海上レストラン「アクアクリスタル」は、実在する東京湾の人工島「海ほたるパーキングエリア」がモデルとされています。
映画公開当時、海ほたるは開業から間もない話題の施設であり、現実の観光スポットと作品を結びつけることで注目を集めました。
また、ヘリコプター墜落シーンで描かれる湾岸エリアや、高層ビル群などは横浜・東京の実在風景を基にしており、都市型サスペンス映画としてのリアリティを強めています。
ファンの間では「聖地巡礼スポット」として今も語り継がれています。
14番目の標的と後の映画へのオマージュ
『14番目の標的』には、後のコナン映画に影響を与える要素が数多く見られます。
例えば、水中での人工呼吸シーンは『水平線上の陰謀』や『紺青の拳』など、後の作品に引き継がれる「コナン×蘭の救出劇」の原点とも言われます。
また、小五郎が蘭を守るために撃つという衝撃の展開は、『純黒の悪夢』や『黒鉄の魚影』での親子や仲間を守る描写の布石となりました。
さらに、タイトルに“数字”を取り入れる試みは後の『11人目のストライカー』にも通じており、シリーズ全体に影響を与えた重要作といえるでしょう。
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