Prime Student 更新・延長ガイド|卒業後も使える?在学中の継続条件を徹底解説

学生向けに特別価格で提供されている「Prime Student」ですが、利用できるのは在学中のみ。

「いつまで使えるの?」「卒業したらどうなるの?」「延長や更新はできるの?」といった疑問を持つ学生は多いはずです。

本記事では、Prime Studentの更新・延長に関するルールと注意点をわかりやすく解説します。

在学証明の再提出が必要なタイミングや、卒業後の自動移行、再登録できる条件などを具体的に紹介。

「更新を忘れて特典が消えた」「卒業後に自動で課金された」といったトラブルを防ぐためにも、この記事を読めば、Prime Studentを卒業まで無駄なく使い続けるためのポイントがすべてわかります。

関連記事:Prime Studentの登録から卒業後の切り替え・解約方法まで完全ガイド【料金・特典・注意点】

Prime Studentの有効期間と更新サイクル

Prime Studentは、学生期間中ずっと使い続けられるサービスですが、利用できるのは最大4年間までという上限があります。

登録から卒業までの間、無料体験→有料会員→更新のサイクルで自動的に継続される仕組みになっており、定期的な在学確認が行われます。

ここでは、その流れを詳しく見ていきましょう。

最長4年間まで利用可能

Prime Studentの有効期間は、登録日から最長4年間です。

在学中であっても、この4年を超えると自動的に会員資格が終了する仕組みになっています。

ただし、大学院進学や専門学校への再入学などで引き続き学生であることを証明できれば、新たに再登録して延長利用することも可能です。

一方で、卒業や退学により学生資格がなくなった場合は、次回の更新時に自動的に通常のAmazonプライム(一般会員)へ移行します。

学割特典や書籍ポイント還元などはこの時点で終了します。

6か月の無料体験→有料期間→自動更新の流れ

Prime Studentの登録後は、まず6か月間の無料体験が始まります。

この間は月額費用が発生せず、すべてのPrime特典(お急ぎ便・Prime Video・Prime Readingなど)を利用できます。

無料期間が終了すると、自動的に有料プラン(月額300円または年額2,950円)へ切り替わります。

その後は登録時に設定した支払い方法に基づき、自動更新が継続される仕組みです。

更新日は「登録日を基準とした1か月(または1年)ごと」で、変更することはできません。

もし途中で解約した場合でも、支払済み期間の終了までは特典を引き続き利用可能です。

更新時の通知タイミングと確認方法

Prime Studentでは、更新日前にAmazonから通知が届くケースもありますが、必ずしも全員にメール通知が届くわけではありません

そのため、自分で定期的に更新日を確認しておくことが重要です。

確認方法は以下の通りです:

  1. Amazonにログイン
  2. 「アカウントサービス」→「プライム会員情報」を開く
  3. 「次回の更新日」と「会員種別(Prime Studentまたは通常プライム)」を確認

また、「会員資格を終了する」ボタンの横にある「更新日」も要チェックです。

もし更新を停止したい場合は、更新日前に「自動更新しない」設定をしておくことで、課金を防止できます。


💡 ポイントまとめ

  • Prime Studentは最長4年間利用可能
  • 無料体験→有料プラン→自動更新のサイクルで継続
  • 更新日は「プライム会員情報」ページで確認しよう

Prime Student 在学中の延長・更新条件

Prime Studentは「在学中のみ」利用できる学割サービスのため、長期間利用するには**定期的な在学確認(更新認証)**が求められます。

この更新を怠ると自動的に通常プライムに切り替わる場合があるため、在学中でも注意が必要です。

以下では、延長・更新に関する3つの主要ポイントを解説します。

在学証明の再提出が必要なケース

Prime Studentを継続利用していると、一定期間ごと(通常1~2年ごと)にAmazonから在学証明の再提出依頼が届く場合があります。

これは、在籍状況を確認するための定期審査で、以下のようなケースで発生します。

  • 登録から1年以上経過した
  • 学籍メール(@ac.jp)の有効期限が切れた
  • 学校名の変更や転校を行った
  • Amazonが在学状況を再確認するタイミングになった

再提出時は、登録時と同様に学生証や在学証明書をアップロードすればOK。審査は数時間~1日で完了し、継続利用が承認されます。

この再認証を怠ると、Prime Studentが通常プライムに自動移行してしまうため、メール通知を見逃さないようにしましょう。

学籍メールが使えなくなった場合の対処法

卒業前や在学中に、学校から付与された「@ac.jp」メールアドレスが使えなくなるケースもあります。

その場合でも、Prime Studentを継続することは可能です。

手順は次の通りです:

  1. Amazonアカウントにログイン
  2. 「プライム会員情報」ページで「在学証明書を再提出」リンクを選択
  3. 学生証または在学証明書をアップロード
  4. 審査結果のメールを待つ

この手順を行えば、メールアドレスが無効でも書類ベースで学生認証を更新できます。

通信トラブルで確認メールが届かない場合も、この方法で対応可能です。

通信制・休学中でも延長できる?

通信制大学や専門学校の学生も、在学証明があれば延長・更新可能です。

Prime Studentは「通学の有無」ではなく「学生であること」が条件のため、通信制・オンライン大学も対象となります。

また、休学中の場合でも、学校から「在籍中」と認められている限りは利用継続が可能です。

ただし、休学期間が長期に及び、在籍証明書の発行が受けられない場合は、更新が拒否されるケースもあります。

このような場合は、事前に学校事務局で発行可否を確認し、在学証明書を最新版に差し替えて提出するとスムーズです。


💡 ポイントまとめ

  • Prime Studentの延長には定期的な在学確認が必要
  • 学籍メールが使えなくても、学生証提出で継続可能
  • 通信制や休学中でも「在籍証明」があれば延長できる

Prime Student 卒業・退学後の扱い

Prime Studentは在学中限定のプランのため、卒業・退学後は自動的に会員資格が切り替わる仕組みになっています。

とはいえ、急に特典が消えたり課金されたりするわけではなく、一定の猶予期間が設けられています。

ここでは、卒業後の自動移行や解約方法、延長が認められなかった場合の対応を詳しく解説します。

自動的に通常プライム会員へ移行

卒業や退学により学生資格がなくなった場合、次回更新時に自動的に通常のAmazonプライム会員(月額600円/年額5,900円)へ移行します。

この切り替えはAmazon側で自動処理されるため、手動で設定を変更する必要はありません。

ただし、移行時にメールで通知が届かないこともあるため、知らないうちに通常プランへ課金されるケースがあります。

卒業が近い学生は、次の手順で必ず更新日を確認しておきましょう。

  1. Amazonにログイン
  2. 「アカウントサービス」→「プライム会員情報」ページを開く
  3. 「次回更新日」および「会員種別(Prime Student/通常プライム)」を確認

学割特典(書籍10%ポイント還元・学生限定クーポンなど)は、この切り替えと同時に失効します。

卒業直後に解約したいときの手順

卒業してすぐにPrime Studentを終了したい場合は、手動で解約手続きを行うのが確実です。

スマホ・PCどちらからでも簡単に行えます。

【解約手順】

  1. Amazonにログイン
  2. 「アカウントサービス」→「プライム会員情報」を開く
  3. 「会員情報を管理」→「プライム会員資格を終了する」をクリック
  4. 「特典と会員資格を終了」を選択し、確認画面で「終了する」を押す

これで次回の更新時に自動的に解約され、以降の課金が発生しなくなります。

支払い済み期間が残っている場合は、その期間中は引き続き特典を利用できます。

延長申請が通らない場合のチェックポイント

在学中にもかかわらず「延長申請が通らなかった」「Prime Studentが通常プライムに戻ってしまった」という場合、以下の点を確認してみましょう。

チェック項目内容
提出書類の有効期限切れ学生証や在学証明書が前年発行など、古い場合は無効扱い
画像の不鮮明・不備学校名や氏名、有効期限が見えない写真は審査対象外
学籍メールの期限切れ「@ac.jp」アドレスが卒業で無効になっている
審査メールを見逃しているAmazonからの再提出依頼を確認(迷惑メールフォルダも要チェック)

これらを修正し、最新の証明書をアップロードすれば、ほとんどのケースで再審査を通過します。

それでも延長ができない場合は、Amazonカスタマーサービスに問い合わせて、個別確認を依頼するのが最も確実です。


💡 ポイントまとめ

  • 卒業・退学後は自動的に通常プライムへ移行
  • 卒業直後に解約したい場合は「プライム会員情報」から手動で手続き
  • 延長不可のときは、証明書の有効期限やメール不備をまずチェック

Prime Student 更新・延長に関するよくある質問(FAQ)

4年を超えても使い続ける裏ワザはある?

Prime Studentの利用期間は最長4年間と公式に定められています。

そのため、同じアカウントで5年目以降も利用を続けることは原則できません。

ただし、大学院進学・専門学校への再入学などで新しい学生証明が発行された場合は、再度Prime Studentに登録し直すことが可能です。

つまり「同じ学籍では4年間まで」ですが、「新しい学籍(別の学校)」であれば延長という形で再加入できます。

一部では「新規アカウントを作れば継続できる」といった非公式な方法が紹介されていますが、Amazonの利用規約では不正な複数アカウント登録は禁止されています。

そのため、正規の手順で再登録するのが安全です。

再入学した場合は再登録できる?

はい、再入学・進学した場合はPrime Studentを再登録可能です。

たとえば大学卒業後に大学院に進学した場合、新しい在学証明書または学籍メールを提出すれば、再びPrime Student会員として登録できます。

このときの手順は初回登録と同じで、

  1. Prime Student登録ページにアクセス
  2. 学籍メール(@ac.jp)または学生証を提出
  3. 審査完了後に6か月の無料体験が再度スタート

再入学後は「別の学籍」として扱われるため、再び無料体験の対象になるケースもあります(ただしAmazon側の判断によります)。

進学予定がある場合は、退会せずに卒業→再入学後に新しい学生証明で再登録するのがおすすめです。

支払い方法を変えると継続できないことがある?

Prime Studentの更新は自動課金によって行われますが、支払い方法に不備があると更新が停止されることがあります。

特に以下のようなケースでは要注意です。

状況対応方法
登録中のクレジットカードの有効期限が切れた新しいカード情報を登録
デビットカードの残高不足残高を補充または別の支払い方法を設定
携帯決済の契約変更(キャリア移行)再度支払い方法を設定し直す
Amazonギフト残高を使い切った新たに残高をチャージ

支払いに失敗した場合、Amazonから「お支払い方法を更新してください」というメールが届きます。

この時点で対応すれば会員資格は維持されますが、放置するとPrime Studentが自動的に終了または通常プライムへ移行します。


💡 まとめポイント

  • 4年以上の利用は不可だが、進学・再入学で再登録は可能
  • 支払い情報の不備は自動更新停止の原因になる
  • 再入学後の再登録時は、再び6か月の無料体験が適用される可能性あり

【まとめ】在学証明を忘れずに|更新すれば卒業までずっと学割価格

Prime Studentは、在学中であれば最長4年間、通常の半額でプライム特典を利用できる非常にお得なサービスです。

お急ぎ便・Prime Video・Prime Readingといった特典はそのまま、さらに学生限定の書籍ポイント還元なども受けられるため、大学生活をより便利で充実したものにしてくれます。

ただし、利用を継続するためには定期的な在学証明の更新が必須です。

学籍メール(@ac.jp)が使えなくなっても、学生証や在学証明書のアップロードで継続可能。

更新を怠ると自動的に通常プライムへ切り替わるため、Amazonからの「在学確認メール」や「更新案内」は必ずチェックしましょう。

卒業・進学・再入学といったライフステージの変化にも対応できるのがPrime Studentの強みです。

少しの手間で学割価格を維持できるので、在学期間中は更新を忘れず、最後の1日までお得に活用するのがおすすめです。