Amazonの学割プラン「Prime Student」は、月額300円で通常のプライム会員とほぼ同等の特典を利用できるお得なサービスです。
特に6か月間の無料体験は魅力的ですが、「とりあえず試してみたけど続けるか迷っている」「無料期間中に解約したい」という学生も少なくありません。
本記事では、Prime Studentを解約・退会する具体的な手順を、スマホ・PCそれぞれの操作画面に沿ってわかりやすく解説します。
さらに、無料体験中に解約しても料金が発生しないタイミングや、自動更新を防ぐ設定方法・再登録の可否など、よくある疑問にも丁寧に回答。
これを読めば、Prime Studentを安全かつスムーズに解約できるだけでなく、必要なときに再登録する方法も理解できるようになります。
関連記事:Prime Studentの登録から卒業後の切り替え・解約方法まで完全ガイド【料金・特典・注意点】
目次
Prime Studentを解約する前に確認すべきこと

Prime Studentを解約する前に、まずは料金発生のタイミングや自動更新の仕組みをしっかり理解しておきましょう。
無料体験中に解約する場合や、更新日直前の手続きなどはタイミングによって扱いが変わるため、以下の3つのポイントを押さえておくことが大切です。
無料体験中に解約しても料金は発生しない
Prime Studentの無料体験(6か月間)は、期間中に解約しても一切料金は発生しません。
Amazonのシステム上、解約ボタンを押した時点で自動課金が停止され、無料体験中であっても残りの期間は引き続き特典を利用できます。
ただし、無料体験終了日を過ぎると自動的に有料会員(月額300円または年額2,950円)へ移行します。
そのため、「課金前に解約したい」場合は、終了日をカレンダーやスマホのリマインダーに登録しておくのが安心です。
解約後も使える期間(残り期間の扱い)
Prime Studentは、解約手続きをしても即時に特典が使えなくなるわけではありません。
有料会員の場合は、支払い済みの期間が満了するまでは配送特典やPrime Videoなどをそのまま利用できます。
たとえば「4月10日に年額プランで加入→8月1日に解約手続き」した場合、次回更新日(翌年4月9日)までは会員特典を継続利用可能。残り期間を使い切ってから自動的に終了します。
なお、残り期間分の日割り返金は原則ありません(ただし、未利用期間が長く残っている場合、サポート対応で返金されるケースもあります)。
通常プライムへの自動移行に注意
最も注意すべきなのが、Prime Studentから通常プライムへの自動移行です。
卒業や在学証明の期限切れを迎えると、Amazon側で学生認証が外れ、次回更新時に自動的に通常プライム(600円/月または5,900円/年)へ切り替わります。
この切り替えは通知なしで行われることもあるため、卒業・退学が近い場合は事前に「会員情報の管理」ページから更新日と会員種別を確認しておきましょう。
必要であれば、自動更新を停止し、卒業後は自分の生活スタイルに合わせて通常プライムへ再登録するのがおすすめです。
💡 まとめポイント
- 無料体験中の解約は「課金なし・期間内利用OK」
- 有料期間中の解約は「次回更新日まで特典継続」
- 卒業後は自動で通常プライムに切り替わるため要確認
Prime Studentの解約・退会手順【スマホ/PC別】

Prime Studentの解約は、スマホ・PCどちらからでも簡単に行えます。
ただし、アプリとブラウザでは手順や表示が少し異なるため、それぞれの操作方法を順に解説します。
手順を間違えなければ、数分で解約完了し、自動更新も確実に停止できます。
スマホでの解約手順(アプリ・ブラウザ別)
<Amazonアプリの場合>
- Amazonアプリを開き、右下の「≡(メニュー)」をタップ。
- 「アカウントサービス」→「プライム会員情報の設定」を選択。
- 「会員情報を管理」→「プライム会員資格を終了する」をタップ。
- 「特典と会員資格を終了」を進めると、確認画面が表示。
- 「会員資格を終了する」を選択して完了。
<スマホブラウザの場合>
- Amazon公式サイトにログイン。
- メニューから「アカウントサービス」→「プライム会員情報」を開く。
- 「会員情報を管理」→「会員資格を終了する」を選択。
- 画面の案内に従い、「今すぐ解約」または「自動更新しない」を選択。
- スマホの場合でも、無料体験中であれば即時課金は発生せず、残り期間はそのまま利用できます。
PCでの解約手順(Amazon公式サイト)
PCブラウザでの操作手順
- Amazon公式サイト右上の「アカウント&リスト」をクリック。
- 「プライム会員情報」を開く。
- 「会員情報を管理」→「プライム会員資格を終了する」をクリック。
- 「特典と会員資格を終了」→「会員資格を終了する」を選択。
- 確認画面で「終了日」をチェックし、「今すぐ終了」または「次回更新日で終了」を選ぶ。
ブラウザ上での操作はやや画面遷移が多いですが、Amazonのガイドに沿って進めば迷うことはありません。
また、更新日前であれば自動的に次回の課金は停止されます。
キャンセルが反映されないときの確認方法
解約したのに「継続中」と表示される場合、以下を確認してください。
原因 | 対処法 |
---|---|
解約ボタンを最後まで押していない | 「会員資格を終了する」ボタンを最後までクリックしたか再確認 |
更新日直前の手続き | システム反映に数時間かかる場合あり(24時間後に再確認) |
アプリで解約→ブラウザに未反映 | ブラウザ版の「プライム会員情報」ページを再読み込み |
通常プライムに移行済み | Prime Studentから切り替わっている可能性。会員種別を確認。 |
解約が正しく反映されていれば、会員ページに「Prime Studentの終了日」が表示されます。
それでも継続表示が残る場合は、Amazonカスタマーサービス(チャット・電話)で確認すれば確実です。
💡 ポイント:
スマホでもPCでも、手順はほぼ同じ。重要なのは「会員資格を終了する」を選んで最終確認を完了させること。
途中で画面を閉じると解約が確定しないため、最後の確認ボタンまで必ず進みましょう。
Prime Studentを無料体験だけ使いたい人のポイント

「まずは6か月だけ試してみたい」「課金される前に確実にやめたい」という人のために、無料体験を上手に利用するコツを紹介します。
Prime Studentは無料期間が長いため、うっかり更新日を過ぎて課金されるケースも多いですが、少しの工夫で自動更新を確実に防止できます。
リマインダー設定で自動更新を防ぐ方法
無料体験終了後は、自動的に有料会員(月額300円または年額2,950円)に切り替わる仕組みです。
更新日前に通知が来ない場合もあるため、自分でリマインダーを設定するのが最も確実です。
おすすめの方法は次の通りです:
- 登録完了メールに記載されている「無料体験終了日」を確認。
- スマホのカレンダーアプリに「Prime Student解約リマインダー」を登録。
- 終了日の3〜5日前に通知が来るよう設定。
また、Amazonの「会員情報の管理」画面から「自動更新しない」を選択しておけば、無料期間終了後に自動的に解約されます。
この設定をしておいても、無料期間中は引き続き特典を利用できるため安心です。
再登録はできる?再び無料体験を使う条件
基本的に、無料体験を利用できるのは1人1回限りです。
以前にPrime Studentの無料期間を利用した場合、再登録しても自動的に「有料プラン」からのスタートになります。
ただし、以下のような例外ケースでは再度無料体験が適用されることもあります:
- 以前のアカウントを削除し、新しい学生証明で登録した場合
- 以前の登録から数年以上経過し、Amazon側でキャンペーン対象に再設定された場合
このような例外は不定期のため、再登録時には「無料体験を開始」というボタンが表示されているかを必ず確認してください。
表示がなければ、有料プランとして扱われます。
返金対応の可否と注意事項
有料期間に切り替わってしまった後でも、一定の条件を満たせば返金を受けられるケースがあります。
- 課金後すぐに解約した(サービスを一度も利用していない)
- Amazonサポートに連絡し、返金を依頼した
この場合、未使用期間分を日割りで返金してもらえることがあります。
ただし、Prime Videoやお急ぎ便などを一度でも利用した場合は返金不可となるため注意が必要です。
返金を希望する場合は、以下の手順で問い合わせるとスムーズです:
- 「Amazonヘルプ」ページを開く
- 「Prime Student」→「会員登録・退会・返金」カテゴリを選択
- チャットまたは電話でオペレーターに状況を説明
💡 まとめポイント
- 無料体験終了日は必ずリマインダー設定
- 無料体験は原則1回限り、再登録時は「無料体験開始」表示を要確認
- 課金後すぐなら返金対応の可能性あり(未利用時に限る)
Prime Student 解約後にできること・できなくなること

Prime Studentを解約しても、すぐにすべての特典が使えなくなるわけではありません。
解約後も有効期間内であれば一部のサービスを引き続き利用可能ですが、更新日を過ぎると自動的にアクセス権が消失します。
ここでは、解約後に「できること」と「できなくなること」を整理しておきましょう。
Prime Videoや配送特典はいつまで使える?
Prime Studentを解約しても、有効期限まではPrime特典を利用可能です。
たとえば月額プランで10月15日に支払いを行い、10月20日に解約しても、次回更新日(11月14日)まではお急ぎ便やPrime Videoを引き続き利用できます。
サービス | 解約後の利用可否 | 備考 |
---|---|---|
お急ぎ便・日時指定便 | 有効期間内は利用可 | 更新日を過ぎると自動停止 |
Prime Video | 有効期間内は視聴可 | 更新後にアクセス不可 |
Prime Music/Reading | 有効期間内は利用可 | 再ログインで継続視聴可能 |
Prime限定セール | 更新日前まで有効 | 解約後の再登録で再参加可 |
ただし、無料体験中に解約した場合も残り期間は同様に利用できます。無料期間終了後は自動的に会員資格が終了します。
ポイント・購入履歴・学割の扱い
Prime Studentを解約しても、Amazonアカウント自体が削除されるわけではないため、購入履歴やポイント情報はそのまま保持されます。
ただし、学割特典やポイント還元の対象は、会員資格が有効な期間内に行った購入分のみが対象です。
項目 | 解約後の扱い |
---|---|
Amazonポイント | 有効期限内なら引き続き使用可能 |
書籍10%ポイント還元 | 解約前に購入した分のみ対象。解約後の購入は通常還元率(1%程度) |
学割セール・クーポン | 解約と同時に対象外になる |
購入履歴・注文履歴 | 通常通りマイページから閲覧可能 |
また、卒業などでPrime Studentの対象外になった場合は、自動的に通常プライム(一般会員)へ切り替わることがあります。
その場合、学割特典は失効しますが、Prime特典(配送・映像・音楽など)は引き続き利用できます。
💡 まとめポイント
- 解約後も「次回更新日までは特典利用可」
- ポイントや購入履歴はそのまま保持される
- 学割特典(10%ポイント還元・学生限定セール)は即終了
- 卒業後は自動的に通常プライムへ移行する可能性あり
【まとめ】無料体験だけでもOK|更新前に確実に解約しておこう

Prime Studentは、6か月間の無料体験だけでも十分に価値のあるサービスです。
お急ぎ便やPrime Video、Prime Readingなど、通常プライム会員と同等の特典を無料で試せるだけでなく、学生限定の書籍ポイント還元なども体験できます。
学生生活の「買う・観る・読む」を一気に快適にするツールとして、最初の半年間を有効に活用しましょう。
ただし、無料体験期間を過ぎると自動的に有料会員(月額300円/年額2,950円)へ移行します。
課金を避けたい場合は、更新日を事前にチェックし、解約手続きを忘れないことが重要です。
リマインダー登録や「自動更新しない」設定を行っておけば、トラブルなく無料期間を満喫できます。
もし有料期間に移行しても、解約後は次回更新日まで特典を利用できるため慌てる必要はありません。
安心して試し、必要に応じて続ける──Prime Studentは、学生にとって最も手軽に始められるAmazonの優待サービスです。