芥川賞・直木賞とは?ちがいや選考方法、オススメ作品を解説

作家にとって最高の栄誉である「芥川賞と直木賞」

芥川賞と直木賞の名前を聞いたことはあっても、その2つがどのように違うか、正確に把握している人は少ないのではないでしょうか。

ここでは2つの賞のちがいや選考方法について解説します。

関連記事:雑誌読み放題サービスを徹底比較!おすすめランキングを紹介

芥川賞と直木賞の違い

芥川賞と直木賞と主催する日本文学振興会による解説がこちらです。

芥川賞は、雑誌(同人雑誌を含む)に発表された、新進作家による純文学の中・短編作品のなかから選ばれます。

直木賞は、新進・中堅作家によるエンターテインメント作品の単行本(長編小説もしくは短編集)が対象です。

ちょっとわかりにくいですよね。

ひとことでいうと「芥川賞は純文学」、「直木賞は大衆娯楽」です。

純文学はより美しい文章を書くという目的のもので、大衆文学はより面白い文章を書くという目的のものです。

ジャンルが異なる賞のため「どちらかの格が高い」ということはありません。

純文学には難しい表現が多いこともあり、本をあまり読まない方は、まずは「直木賞の作品」を読んでみてはいかがでしょうか。

芥川賞・直木賞はどのように選ばれる?

芥川賞と直木賞の選考会は年2回。

上半期は7月、下半期は翌年1月に行われます。

上半期は前年12月から5月まで、下半期は6月から11月までに刊行された書籍が対象です。

候補作は選考会の1ヶ月前に発表。日本文学振興会から委託される形で、文藝春秋社員20名で構成される選考スタッフによって行なわれます。

どのような理由で選考されたのかは全て公開されています。

こちらのサイトを見ると、全ての候補作の選考理由・落選理由がわかり面白いですよ。

2回受賞することはあるの?

芥川賞と直木賞は新進・中堅作家を対象としているため、一度でもどちらかの賞を受賞すると、その後候補に選ばれることはありません。

同じ作品が両賞にノミネートされることはありますが、芥川賞と直木賞をダブル受賞することはないようになっています。

ちなみに、芥川賞と直木賞の受賞作は1作品に限定しておらず、2018年の芥川賞は「百年泥」と「おらおらでひとりいぐも」が選出されました。

芥川賞と直木賞の賞品は?

両賞の商品は「100万円と懐中時計」です。

思ったより少ない印象ですが、芥川賞作家、直木賞作家となれば爆発的に本が売れるので、賞金の少なさを嘆く作家さんはいないでしょうね。

ちなみに受賞者が複数の場合に賞金が減額されることはありません。

芥川賞の受賞作は、「文藝春秋」に全文が、直木賞の受賞作は「オール読物」に一部が掲載されます(いずれも上半期は9月号、下半期は3月号)。

受賞発表号には選考委員による選評も掲載されます。

有名な芥川賞作品

最後に、過去の芥川賞・直木賞受賞作の中から、特に有名な作品を紹介します。

コンビニ人間 (村田 沙耶香)

火花 (又吉 直樹)

スクラップ・アンド・ビルド (羽田 圭介)

限りなく透明に近いブルー (村上 龍)

苦役列車 (西村 賢太)

有名な直木賞作品

サラバ! (西 加奈子)

下町ロケット (池井戸 潤)

容疑者Xの献身 (東野 圭吾)

何者 (朝井 リョウ)

蜜蜂と遠雷 (恩田 陸)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

pocket line hatebu image gallery audio video category tag chat quote googleplus facebook instagram twitter rss search envelope heart star user close search-plus home clock update edit share-square chevron-left chevron-right leaf exclamation-triangle calendar comment thumb-tack link navicon aside angle-double-up angle-double-down angle-up angle-down star-half status