みぎいろ!

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高校野球×金!?三田紀房が描く野球漫画「砂の栄冠」が面白い!

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1000万円で甲子園に連れて行ってくれ

 

『砂の栄冠』というマンガをご存知でしょうか?

『ドラゴン桜』『インベスターZ』などで有名な三田紀房さんが描いた長編野球漫画です。

 

三田さんといえば「教育・お金・仕事」のイメージが強かったのでスポーツマンガを描いていたのは意外でした。

 

砂の栄冠は全25巻。立派な大人気マンガですね。

私はマンガ喫茶で2日間かけて一気に読破しました!

 

『砂の栄冠』が面白い理由はいくつかあるのですが1番はその設定。

「1000万円を使って甲子園に行く」というちょっとブラックな設定がめちゃくちゃ面白いです。

 

 

アナタなら1000万円をどう使いますか?

私は「優秀な指導者を連れてくる」くらいの発想しかできませんでしたが、やっぱり三田さんは一味違います。

 

 

高校野球×金

三田紀房が描く異色の野球漫画、砂の栄冠を紹介します!

 

※ここから先はネタバレ含みますのでご注意ください。

 

 

 

砂の栄冠のあらすじ 

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主人公・七嶋が通うのは甲子園出場経験がない埼玉県の公立・樫野高校。

 

学校創立100周年に特別支援を受けて決勝まで勝ち進みますが、あと一歩のところで敗れます。

 

結局僕は口先だけでみんなに頑張れと言ってただけなんだよ。なにか手助けができたのに。何もしなかった自分が情けなくてくやしい」

 

野球部の熱心なファンである老人・トクさんは七嶋に1000万円を託します。

 

七嶋は最初お金を使わないと強く誓いますが、徐々に甲子園への気持ちが強くなっていき…!?

 

 

砂の栄冠で1000万円はどう使われたのか?

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『砂の栄冠』で1番気になるのは1000万円の使い道

 三田さんの答えはコチラです。

 

甲子園視察の旅費 ¥20,000
整体 ¥100,000
伝説のノックマン ¥3,000,000
グローブ代 ¥532,000
米と栄養補助食品代 ¥1,000,000
トランペット代 ¥300,000
宝塚鑑賞チケット代 ¥77,500
整体や入院の世話 ¥622,500
マーチングスネアドラム ¥349,200
キャリングホルダー ¥205,800
佐藤さん甲子園費用 ¥630,000
テーピングの魔術師 ¥150,000
サッカーボール ???
元Jリーガ ¥1,000,000
葬式代 ???

 

うーん、意味わかりませんね

自分で何書いてるのかよくわかりませんもん笑

 

三田さんらしいお金の使い方もあれば、わりと普通の使い方もあります。

 

元Jリーガーの"マット"には爆笑でした。

 

なお、15巻くらいに内訳出ていたので「テーピングの魔術師」までは正確な金額ですが、以降で細かい金額は明らかにされていません。

 

ただ、1000万円使い切ったことだけは間違いありません。

 

 

「うーん、こんなんで甲子園行けるの?」と感想が正直ではないでしょうか。

 

そう、樫野高校が甲子園に行けたのはスーパースター・七嶋の存在が大きいです。

  

砂の栄冠を盛り上げる無能監督・ガーソ

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さて、砂の栄冠の設定を知った時は1000万円の使い方ばかり気にしていましたが、野球漫画としても面白いんです。

 

主人公の七嶋は超スーパースター。

投げてはダルビッシュ、打っては松井秀喜レベルの実力者です。チートです。

 

砂の栄冠を最後まで読んでも、七嶋の実力を超える選手は1人しかいません。チームメイトにもキャラが立っている選手はほとんどいません。

 

「ワンマン野球かよ」と不快に感じる人も多いと思います。

 

それでも『砂の栄冠』が面白いのは無能監督・ガーソの存在

 

 

ガーソこと曽我部監督は2度の甲子園出場経験がありますが、その手腕は極めて凡庸

 

ランナーが出たら絶対送りバント、

先発エースに完投と状況に応じた采配ができません。

 

自分が目立つことが大好き。

困難な状況になると思考停止。

選手にかける言葉も淡白。敗戦濃厚になるとすぐに諦める。

 

甲子園に出場経験があるのも選手に恵まれていただけ。砂の栄冠では主人公七嶋だけでなくほとんどのチームメイトから無能呼ばわりされます。

 

監督に「死ね」「無能が」「あいつは使えない」を連呼する野球マンガは砂の栄冠くらいでしょう笑

 

お調子者のガーソがチームの足を引っ張る様が面白いんです

 

 

そういう監督実際にいません?

私の友達の野球部員も監督のこと嫌ってました。

 

「清らかさ」がウリの高校野球で監督批判は絶対NG

こんなマンガ今までなかったので、スッキリした元野球部員も多いはずです!

 

砂の栄冠は青春野球マンガだった!

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樫野高校は春夏連続で甲子園出場。

春は選抜ベスト4、夏は準優勝という輝かしい成績を残します。

 

「甲子園のお客さんを味方につけろ」

「先行を取れ」

「利き腕ではない腕を利き腕化」

「応援勝ち、応援負け」

 

野球マンガであまり目にしない手法で勝ち上がった砂の栄冠。春のセンバツ準決勝まではめっちゃ面白かった。

 

そこからはなぜか普通の野球漫画に戻ります。

 

あれあれ?

いや、面白いけどそれでいいの?という印象

あなた三田紀房ですよねって

 

 

正直、読者としても展開に飽きたと思います。

そもそもこの漫画のゴールは「甲子園に行くこと」

 

砂の栄冠は全25巻ですが、8巻くらいで甲子園に辿り着いちゃってるんですよ。そりゃ目標見失いますって。

 

だから、後半の10巻くらいは普通に青春野球漫画してるから、あまり面白くなくって。

 

ライバル投手とか、

仲間の一致団結とか、

昔指導してくれた恩師の登場とか、

 

なんだよ、普通じゃん

 

俺が見たかったのはコレなのか??

三田紀房が描きたかったのはコレなのか??

 

 

…なのになぜこんないい顔してやがんだよ!!!!!!

 

いやー、最終巻。準決勝に勝った時の七嶋くんの笑顔が素敵すぎて、

 

これが青春、これが高校野球、、これが甲子園なんだなって、、、

 

 

なんだよ、、砂の栄冠おもしれーじゃん

 

「砂の栄冠は金に汚いからキラい」と批判している人は間違いなく読んでいませんね。

 

 

結論

 

面白いからいますぐ読め!

 

 

 

 ▼コチラも三田紀房の野球マンガ

 

 ▼三田紀房のマンガ論が詰まっています。