みぎいろ!

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救世主ジェイボスロイドと過ごした最高の2年間を振り返る

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2014年の終わり、ジュビロ磐田は絶望的な空気に包まれていました。

 

J1昇格プレーオフで山岸のヘディングを叩き込まれて敗退すると、チームの柱だった前田、山崎らが続々と退団。

 

これからジュビロはどうなってしまうんだろう? 

誰もが大きな不安を抱えていました。

 

そんなジュビロの救世主となったのがジェイです。

 

もちろんジュビロの復権に貢献したのはジェイだけではありません。それでもジェイは結果だけでなく、魅力的なキャラクターでジュビロサポーターの希望となりました。

 

2015年20ゴール、2016年14ゴール

ジェイが磐田で残した衝撃の2年間を振り返ります。

 

ジェイボスロイドの2015年

 

元イングランド代表FWの加入

 

 前田、山崎、金園、阿部。なんとFWが全員退団したジュビロ。獲得したFWは実績に乏しい森島と中村のみ。

 

カミンスキーやアダイウトンの実力が未知数だったこともあり、ジュビロは「Jリーグで最も補強に失敗したクラブ」とも言われていました。

 

ジェイの獲得を強く推薦したのは名波。加藤GMや服部強化部長は反対したものの、「俺を信じてくれ」と獲得に踏み切りました。

 

1998年-2007年 アーセナル (プレミアリーグ)
2000年-2003年 コヴェントリー シティ (プレミアリーグ)
2003年-2005年 ペルージャ (セリエA)
-2005年 ブラクバーン ローバーズ (プレミアリーグ)
2005年-2006年 チャールトン アスレティック (プレミアリーグ)
2006年-2008年 ウルバーハンプトン ワンダラーズ (チャンピオンシップ)
-2008年 ストークシティ (チャンピオンシップ)
2008年-2011年 カーディフ シティ (チャンピオンシップ)
2011年-2013年 クィーンズ パーク レンジャーズ (プレミアリーグ)
-2012年 シェフィルド ウェンズディ (チャンピオンシップ)
2014年 ムアントン ユナイテッド (タイプレミアリーグ)

 

渡り鳥のように移籍を繰り返してきたジェイ。 

2014年に所属したタイのムアントンユナイテッドでは16試合で6ゴールに終わっています。高年俸ということもあり、獲得をためらうのは当然な判断です。

 

監督・名波のターニングポイントとなった英断ともいえるでしょう。

 

なお、加入の経緯はジェイが自身のアメブロで語っています。

ameblo.jp

 

規格外の男

 

チームに合流してからのジェイは早速"ちがい"を見せつけます。公開練習が原則の名波監督ですが、開幕戦直前のテストマッチを非公開に。

 

秘密兵器として開幕戦のピッチに立つといきなり2ゴール。

 

チームメイトからの信頼を勝ち取っただけでなく、2014年に一度もできなかった逆転勝利を開幕戦で達成したという点でもチームに大きな自信をもたらしました。

 

2節では早くもチャントが誕生します。そのノリの良いリズムから一気にサポーターから愛される存在となります。ジェイのチャントを歌いたくてスタジアムに通ったサポーターも大勢いました。

 


160306_浦和×磐田〜ジェイ チャント〜

 

ジェイが頼りになるのはその勝負強さ。

いわゆる大一番という試合で必ず結果を残します。

 

上位対決となった千葉戦、連敗で迎えたC大阪戦、昇格のライバルとなる大宮戦、13戦不敗の金沢戦

 

例を挙げるとキリがありません。大一番と呼ばれた試合で必ずゴールを決めてきました。

 

初めて目にした"高さの暴力"

 

ジェイがジュビロサポーターを魅了した理由の一つが、190cmの長身を活かしたプレースタイルです。

 

中山雅史、高原直泰、前田遼一。優秀な日本人FWを輩出してきたジュビロは外国人FWの補強を滅多にしません。

 

特に「大型FW」は初めてです。前田遼一も空中戦に強いとはいえ、動き出しで勝負するタイプ。

 

190cmと圧倒的な長身から軽々とゴールを決めるジェイ。とんでもないハイクロスに触れるたびに会場が沸きます。

 

サッカーというスポーツにおいて、身長が高いことがこんなにも有利だとは。ジュビロサポーターはジェイの力強さの虜となりました。

 

とりわけ、GKの上から叩き込んだホーム千葉戦のヘディングは圧巻でした。

 

 

SNSの使い手ジェイ・ボスロイド

 

もちろんジェイが愛されたのはそのプレーだけではありません。SNSを上手に活用してサポーターとの距離を一気に縮めてくれました。

 

東日本大震災の復興のために

 

マンオブザマッチの賞金は東日本大震災の復興のために必ず寄付していました。日本人でもそんなことができる選手は見たことがありません。

 

寄付するだけでなく、何度も被災地を訪問しています。

 

 

ファンとの質問コーナー 

 

 突然ツイッターでファンの質問に直接答えます。

 

この他、元ジュビロでカールスルーエに所属していた山田大記に「いつジュビロに戻るんだい?」とTwitterで質問したり、カズや清原との写真をUPするなど、賑やかな話題を提供してくれました。

 

ファンがUPした画像や動画にすぐに反応してくれるのも嬉しいポイント。

 

とにかくSNSが大好きなジェイ。怪我で欠場した終盤戦。ベンチ横でスマホを手にするジェイの姿が何度も目撃されています(笑)

 

ジェイの日とハットトリック

 

 8月8日に行われた京都戦は「ジェイの日」として、来場者にジェイのお面が配られました。

 

ジェイ自身もこの試合で来日後初のハットトリックを決めます。先制点直後にはサポーターから奪ったお面を被るパフォーマンスを披露

 

「ジェイが被っても意味ないでしょ!」と全サポーターがツッコミました。

 

怪我と強行出場

 

J1昇格がかかった大事な終盤戦。ジュビロは大宮、福岡と熾烈なJ1昇格争いを続けていました。

 

ジュビロは30節の徳島戦から13戦不敗、福岡も8連勝フィニッシュと史上稀にみるデッドヒート。

 

そんな大事な終盤戦で、ジェイは負傷してしまいます。エース不在のジュビロは41節の横浜FC戦で勝点を落とし、ついに3位福岡と勝点で並ばれます。

 

最終節の大分戦は勝てば昇格、引き分け以下ならプレーオフという運命の一戦となりましたが、ジェイの出場は微妙な状況。

 

昇格プレーオフを見据えて休ませるのか、大分戦に全てを賭けるのかが注目されていましが、ジェイと名波が下した決断は強行出場。

 

スタメン入りにサポーターは沸きましたが、ジェイは試合前のアップから別メニュー。明らかに本調子ではありません。悲願のJ1昇格に向けて、まさに身を削って闘ってくれました。

 

ジェイはハーフタイムに無念の途中交代となりましたが、その姿勢にチームが奮起。小林祐希の劇的弾もあり、見事J1昇格を果たした。

 

ジェイの怪我はこの一戦でさらに悪化。試合に出場できるような状態ではないものの、名波に頼み込んで出場してくれたジェイ。

 

その勇姿をサポーターが忘れることはありません。

 

 

ジェイボスロイドの2016年

 

ジェイボスロイドJ1へ

 

2016年、ついにジェイがJ1のピッチに立ちます。

 

名波に言わせれば、シーズン直前の加入となったジェイの2015年のパフォーマンスは8割。

 

キャンプからじっくりコンディションを整えれば最高のジェイが見れると期待していましたが、なんとキャンプ中に負傷。開幕戦は欠場し、J1デビューは2節の浦和戦となりました。

 

開幕戦、名古屋相手に完敗したジュビロ。優勝候補・浦和との一戦は苦戦が予想されていましたが、ジェイは衝撃のJ1デビューを果たします。

 

後半途中からピッチに入りと驚異的なキープ力を披露すると、後半37分には決勝ゴールをマーク。日本代表DF槙野をものともしない強靭なフィジカルを見せつけました。

 

これで波に乗ったジェイは次々にゴールを重ねます。

 

3節柏レイソル、4節アビスパ福岡戦、6節アルビレックス新潟戦で立て続けにゴールを決め、J1デビューから5試合でなんと7ゴール!

 

J1でも別格のFWであることを証明します。

 

負傷離脱と規律違反

 

 絶好調のジェイでしたがまたも負傷、7~13節まで離脱します。

 

復帰してからもなかなかゴールを決められません。さらに、17節仙台戦の前には練習態度の悪さに名波監督が激怒し、まさかのベンチ外に。

 

 

名波監督にとってもターニングポイントとなった一戦は3-0で快勝。ここからジェイとジュビロの歯車が少しづつ狂い始めます。

 

仙台戦後は意欲的に練習に取り組み、復調してきたジェイ。6節柏戦でも先制点を決めます。

 

しかし、この後チームが逆転され、途中交代を命じられるとペットボトルを叩きつけて警告を受けます。規律違反で当然翌節はベンチ外。

 

これが「ジェイ・ボスロイド ペットボトル事件」

 


名波浩が明かす 「ジェイ・ボスロイド ペットボトル事件」

 

ジェイも反省していますが、チームが苦しい時期にエースが和を乱したのは事実。名波もこの一件以降「ジェイを代えづらくなった」と語っており、残り試合はほぼフル出場。

 

スタミナがないジェイをピッチに残し続けたことで、ジュビロにマイナスの影響があったのは間違いありません。

 

エースストライカーの退団 

 

ジュビロは2ndステージ17試合でわずか2勝。2ndステージ開幕戦からの9試合勝ちなしはクラブワースト記録でした。

 

チームの不調とあいまって、ジェイへの批判的な声が強くなります。ラスト8試合で5得点を挙げた通り、ジェイは高確率でゴールを決めてくれますが、ほとんど守備をしません。

 

失点が増えることはもちろん、ジェイのエリアをカバーする他の選手の負担も大きくなります。J2時代「ジェイが先発した試合よりも森島が先発した試合の方が勝率が高い」ことはジュビロサポーターには有名な話でした。

 

 

ジェイ起用の弊害として「ジェイに頼りすぎてしまう」という点があります。

 

空中戦無敵のジェイの存在により、ジュビロはJ2時代からサイド攻撃が得点源でした。このせいか、ジュビロは単調なクロスからの攻めが目立つようになります。

  

2016年、スルーパスからの得点が1点もなかったのは偶然ではありません。

 

ジェイが14ゴールを挙げた一方で、2016年にジュビロが奪った得点はわずか37点。これは降格した2013シーズンより悪いクラブワースト記録でした。

 

ジュビロの攻撃が噛み合っていなかったのは明らかです。

 

 

34歳という年齢、繰り返される規律違反、高年棒、怪我の多さ、守備をしないこと。

 

14得点だけみれば立派な数字ですが、このような背景からジェイ退団に驚くサポーターはあまりいませんでした。

 

 

ジェイが磐田に残したもの

 

終盤の印象こそよくなかったものの、ジェイがクラブに残した功績ははかり知れません。

 

14得点のジェイなくしてジュビロのJ1残留は考えられず、2015年のJ1昇格もあり得なかったでしょう。

 

J2降格、昇格プレーオフ敗退、主力の大量流出。そんなクラブの危機を救ってくれたジェイ。

 

在籍したのはわずか2年でしたが、ジュビロにとって、ジュビロサポーターにとって大切な大切な選手のひとりです。

 

ジュビロサポーターはみんなジェイのことが大好きなんです。そして、ジェイの心にもジュビロ磐田で過ごした思い出は強く刻まれているはずです。

 

 

 

ジェイがジュビロを退団してからも、ジェイのTwitterのヘッダーはジュビロサポーターのまま。退団から8ヶ月経った今でもヘッダーを変えないでいてくれます。

  

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私はジェイが大好きです。

私だけでなく、ジュビロサポーターはみんなジェイが大好きです。

 

札幌でもたくさんのゴールを決めて欲しいです。たくさんのサポーターに愛されて欲しいです。

 

またジェイがJ1のピッチで暴れる日を楽しみにしています。

 

 

そういえば、退団セレモニーもなかったので感謝を伝えられていませんでした。

 

ありったけの想いを込めて。

Thank you JAY.

 

そしておかえり、ジェイ。

 

 

 

最後にジェイのツイート集を少しだけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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